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未来は笑顔で言うのだけど、こう司の方は怒っていいものなのか恥ずかしいという気持ちも混ざりどうしていいか分からないでいるようだ。
「……で、デートの日は決まったの? 速水先生のことだから早いんじゃないの?」
「明日や明日なんだけどな」
もうここまで来たら別に未来になら話してもいいだろうと思ったのか、司はベッドの上にきちんと座ると腕を組みながら話始める。
「明日の九時に速水先生が校門の前で待ってるって、一方的に言っていたんだけどなぁ。 ってかさぁ、俺、まだ完全には速水先生に返事してないんだぞ。 それで、デートって……そこん所、よく分からないんだけどなぁ」
司は悩んでるのか頭を俯かせるのだ。
「でも、司君はニュアンス的に、速水先生のこと好きだって伝えたんでしょ?」
本当に今日の未来は痛いとこを突いて来るというのか、まるで、その場にいたかのような質問をしてくるのだ。
「ま、まぁ、そりゃ、言ってたかもしれないんだけどさぁ」
「だからじゃないの? 速水先生が司君をデートに誘ったのはさ」
「まぁ、確かにそうだとは思うんだけどさー、いやぁ、こんなに早くしなくてもいいんじゃないかな? って思ってるんだけどさ」
「僕はいいと思うけどなぁ、僕なんかはその日のうちにホテル行っちゃったもーんねぇ」
そう笑顔で言う未来に対し、司はこけそうになる。
「……って、おい……それは流石に早すぎだろ」
と突っ込むのだ。
「だって、僕が我慢出来なかったんだもん」
そこでまた司は疑問に思い頭を傾げる司。
「……で、デートの日は決まったの? 速水先生のことだから早いんじゃないの?」
「明日や明日なんだけどな」
もうここまで来たら別に未来になら話してもいいだろうと思ったのか、司はベッドの上にきちんと座ると腕を組みながら話始める。
「明日の九時に速水先生が校門の前で待ってるって、一方的に言っていたんだけどなぁ。 ってかさぁ、俺、まだ完全には速水先生に返事してないんだぞ。 それで、デートって……そこん所、よく分からないんだけどなぁ」
司は悩んでるのか頭を俯かせるのだ。
「でも、司君はニュアンス的に、速水先生のこと好きだって伝えたんでしょ?」
本当に今日の未来は痛いとこを突いて来るというのか、まるで、その場にいたかのような質問をしてくるのだ。
「ま、まぁ、そりゃ、言ってたかもしれないんだけどさぁ」
「だからじゃないの? 速水先生が司君をデートに誘ったのはさ」
「まぁ、確かにそうだとは思うんだけどさー、いやぁ、こんなに早くしなくてもいいんじゃないかな? って思ってるんだけどさ」
「僕はいいと思うけどなぁ、僕なんかはその日のうちにホテル行っちゃったもーんねぇ」
そう笑顔で言う未来に対し、司はこけそうになる。
「……って、おい……それは流石に早すぎだろ」
と突っ込むのだ。
「だって、僕が我慢出来なかったんだもん」
そこでまた司は疑問に思い頭を傾げる司。
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