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50話 ※本番

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 玲音は京平にそう言われ、早速、諒馬の胸の突起へと舌を這わせるのだ。

 それさえも体をビクビクとさせる諒馬。

「ふふ……何だか、諒ちゃんが私の舌で体ビクビクさせてくれるのって嬉しいなぁ。 こう舌先を使うだけでね、諒ちゃんの体がピク、ピクっ! って反応してる……」

 玲音が諒馬の胸の突起を舐めて貰っている間に、京平は諒馬の中にあるプニプニとした所を突き始める。

「ぁうん! ぁああ! やめぇ!」

 最初は痛そうで苦しそうな声を上げていた諒馬だったのだが、胸も中も両方責められているからなのか、段々と甘い声になってきているようにも思える。 そして瞳を潤ませ、

「もう、もう……イきたい……」

 そう口にするのだった。

「え? もう、イきたの?」

 早すぎない? と言った風に言う京平。

「もう少し我慢出来ないかな? まぁ、最も、玲音ちゃんもそうだけど、モノの先端部分にはまだチューブが付いてるからイけるようにはなってないけどね。 じゃあ、次は玲音ちゃんかな? じゃないと、諒ちゃんイっちゃいそうだからさ……。 次のターンでもうイっていいからね。 だから、このチューブ抜いて上げる」

 京平はそう言うと、一旦、諒馬の中から自分のモノを抜き、手探りで二人のモノの先端部分に入っているチューブを抜くのだ。

「ひゃぁあん!」
「ぁ……」

 あまりにも一瞬だったからだったのか、諒馬に至っては小さな声しか出なかったようだ。

「これで、二人共いつでもイけるようになったんだけどね。 玲音ちゃんと諒ちゃん、どっちが先にイきたい?」
「えー! そこは私でしょう? だって、京平さんは私を先にやってくれているんだからね。 それに京平さんの事が好きなのは私なのっ!」

 そう強く言う玲音。

「まぁ、玲音がそう言うんならいいんじゃないのかしら?」

 と消極的に答えるのは諒馬だ。

 その諒馬の答え方に、玲音は諒馬の事を目を見開いて見つめるのだ。

 きっと目だけで、「どうして?」っていう感じなのであろう。

「そうなんだ……。 諒ちゃんは急にどうしちゃったのかな? もしかして、今挿れた事でこういう行為が怖くなっちゃったって事なのかな? 大丈夫……今度は痛くないようにして上げるからね」

 どうやら今ので京平は先に諒馬の中に挿れる事にしたようだ。

 それに納得のいかない玲音。

「えー! だって、私は京平さんが好きだから、もっともっと気持ち良くなりたいのにー! 何で、京平さんはあんまりこういう行為が好きじゃ無い諒ちゃんの事を選んじゃうのー!?」

 そこに京平はクスクスとしながらも、

「逆に、今のは諒ちゃんに燃えちゃったっていうのかな?」
「え?」

 その玲音の言葉に京平は、

「いつもと違う感じだったから、ちょっとねぇ、だってさ、毎回色々とパターン変わらないと視聴者に飽きられちゃうだろ?」
「あ……」

 京平は小さな声で玲音に告げると、玲音の方も変に京平の意見に納得してしまったのか、小さな声で答えるのだ。
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