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49話 ※本番

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「え? あ、ぅうん!」

 玲音はちょっと大袈裟に声が上がったようにも思えたのだが、諒馬場合には声が控えめだ。

「諒ちゃんだって、負けてないよー。 玲音ちゃんのようにココをヒクヒクさせてるしねぇ。 ここで魚が呼吸をしてるみたいにパクパクだかヒクヒクだかになってるんだけどー。 しかし、この眺め最高だよねぇ。 だって、人生の中で一人で二人を責める事って滅多な事じゃ出来ないもんだからね。 だから、今回二人が私の所に来てくれて嬉しかったよ」

 と言った途端、京平は腰に力を入れたのか、一気に先端部分を諒馬の中へと挿れるのだ。

「いやぁん!」

 それと同時に背中を反らせる諒馬。

「まだ、先端部分しか君の中に挿れてないんだけどな。 今からそんな反応しちゃって大丈夫なのかな? って思っちゃうんだけど……」

 そう言うと京平は、再び腰に力を入れて、どんどんと奥の方へと進ませて行くのだ。

「ん……痛っ!」
「そこはしょうがない所だと思うよー。 だって、諒ちゃんはこういう事、初めてなんでしょう? 挿れる時っていうのは、痛いもんだからねぇ。 しかも、玲音ちゃんの場合には、いつも自分でしてたから大丈夫だったけど、諒ちゃんの場合には自分でヤってなかったんだろうし……。 大丈夫、死にやしないから、ただ痛いだけだからねぇ。 それに、この行為っていうのは痛いだけじゃなく、そのうち気持ち良くなってくるから大丈夫だよー。 それに、こういう行為をして快感を得る事が出来るのは人間だけなんだからね」

 そう話をしているうちに京平の方は、諒馬の中にあるプニプニとした部分を見つけたようで、

「諒ちゃんの気持ちいいポイントっていうのは、ココかな?」

 京平は気持ち的に腰に力を入れると、さっきも説明していたプニプニとした部分を突くのだ。

「ぁあああん! ソコッ! やばいぃいいからぁあ!」

 諒馬はシーツを握り気持ち的に背中を反らせるような形になる。 そんな形になるもんだからなのか、諒馬の上にいる玲音がにモノが付きそうな位になっていた。

「ちょ、え? 諒ちゃんの? うふ……私、今の時間ちょっと時間があるから、諒ちゃんとキスしてもいいかな? ただし、唇は京平さんのものだから、無しだけどね」
「ならさ、玲音ちゃんは、諒ちゃんの胸ら辺を舐めてみるっていうのはどう?」
「え? 胸?」

 その京平の提案に、京平の方へと視線を向ける玲音。

「そうだよ……胸! 流石に玲音ちゃんはそういう事、やった事ないよね? でも、胸も気持ちいい所なんだよ。 だから、諒ちゃんの胸やってみてはどうかな?」
「胸かぁ……」

 玲音の方はその京平の言葉に戸惑いながらも、

「んじゃあ、やってみようかな?」
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