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「は?じゃないですよ。貴方言ったでしょう?助けてくれたら何でもするって、ですので貴方を飼うことにしたんですよ」
…意味がわかんねえ。いや、確かに死に際でそんなことを言った気がするけど飼うって何?
「魔王にそんな趣味があった何て知りたくなかったわ…」
少し引いた。いや、思いっきり引いた。無表情だから本気か嘘か知らんけど嘘なら冗談のセンスが悪い。
「趣味…ですか?そうですね、ペットを飼うのですから趣味になるんでしょうね」
どうやら本気らしい。少し嬉しそうにしながら何故か頭を撫でてくる魔王。
「何のつもりだ?」
「ペットは頭を撫でると喜ぶと聞きましたよ?」
「それは犬猫だろうが!お前はペットの頭を撫でるのかよ!」
最悪だ、助かったと思ったら魔王の奴隷とか。いや、こいつは歴代の魔王と違ってバカな事はやるけど手を出さなければ襲って来る事がない穏健派。飼われるとしても人間領の奴隷よりはマシ…か?
「貴方はペットでしょう?扱いが違うんですか?」
「っ…。なるほどな、確かに違わねぇよ」
不思議な顔をするこいつを見てはっきりとわかった。こいつはそこらの犬猫と俺が同じに見えていると言うことが。
…死に際に一緒に旅でもと思ったけどこいつも歴代の魔王達と同じ残虐非道な奴だったか、もっと面白い奴だと思ったんだがな。
「…お腹でも減りましたか?」
俺が落ち込んだのを勘違いした魔王が俺を持ち上げた。
「おい…」
「どうかしましたか?」
魔王は進行方向とは逆向きで米俵を担ぐように肩に俺を担ぐとどこかに連れていった。
「ペットとして言うのは間違ってるかもしれないが、荷物を運ぶかのごとく担ぐんじゃねえ!さっきまで腹真っ二つだったんだぞ!」
「誰が処置したと思っているのですか。それと、耳元で騒がないでください。うるさい」
「なっ!?」
そこまで煩くねえ!
…意味がわかんねえ。いや、確かに死に際でそんなことを言った気がするけど飼うって何?
「魔王にそんな趣味があった何て知りたくなかったわ…」
少し引いた。いや、思いっきり引いた。無表情だから本気か嘘か知らんけど嘘なら冗談のセンスが悪い。
「趣味…ですか?そうですね、ペットを飼うのですから趣味になるんでしょうね」
どうやら本気らしい。少し嬉しそうにしながら何故か頭を撫でてくる魔王。
「何のつもりだ?」
「ペットは頭を撫でると喜ぶと聞きましたよ?」
「それは犬猫だろうが!お前はペットの頭を撫でるのかよ!」
最悪だ、助かったと思ったら魔王の奴隷とか。いや、こいつは歴代の魔王と違ってバカな事はやるけど手を出さなければ襲って来る事がない穏健派。飼われるとしても人間領の奴隷よりはマシ…か?
「貴方はペットでしょう?扱いが違うんですか?」
「っ…。なるほどな、確かに違わねぇよ」
不思議な顔をするこいつを見てはっきりとわかった。こいつはそこらの犬猫と俺が同じに見えていると言うことが。
…死に際に一緒に旅でもと思ったけどこいつも歴代の魔王達と同じ残虐非道な奴だったか、もっと面白い奴だと思ったんだがな。
「…お腹でも減りましたか?」
俺が落ち込んだのを勘違いした魔王が俺を持ち上げた。
「おい…」
「どうかしましたか?」
魔王は進行方向とは逆向きで米俵を担ぐように肩に俺を担ぐとどこかに連れていった。
「ペットとして言うのは間違ってるかもしれないが、荷物を運ぶかのごとく担ぐんじゃねえ!さっきまで腹真っ二つだったんだぞ!」
「誰が処置したと思っているのですか。それと、耳元で騒がないでください。うるさい」
「なっ!?」
そこまで煩くねえ!
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