ただ守りたい…〜大事な人を守るには、金と権力と腕っ節…あと諦めない心が必要です〜

ドラると

文字の大きさ
200 / 340
第6章 修学旅行編

第200話「見つかった5班」

しおりを挟む
清水五条駅付近に来た守里達が、昼食のために、お店に入ろうとしていた頃、昨日、守里によって倒されたアンチの構成員達は…



中位A: チッ…人多いな。


下位a: 昨日の場所とは正反対ッスね。


下位c: やっぱ、この辺はそうなりますよ。


中位A: さっさと祇園に行くぞ。


下位b: いや、祇園もここと大して変わらないと思いますけど。


中位A: あ?


下位b: 今いっても観光客ばっかりでしょうから。


中位A: クッソ…


下位a: 何気に、昨日行った嵯峨みたいなとこの方が、人いなくて楽だったんスカね。


中位A: …


下位c: おい!


下位a: あっ、す、すいません。


中位A: …あのクソガキ…


下位b: いつまでも気にしてたって、どうしようもないでしょう。切り替えましょ。


中位A: 気にせずにいられるか!あんなガキにやられたってのに……ふざけんな…


下位c: しょうがないですよ。アイツらガキとは思えないほど、強かったですし。


下位a: そうッスよ!


中位A: …


下位b: アイツら、東京からの修学旅行生みたいでしたから、もう会うこともないですよ。


下位c: でも、まだ修学旅行中なら…


下位b: いやさすがに…



と、下位構成員達が、もう忘れるべきだと、中位構成員を説得する流れになったところで…



下位a: …ん?あれって……はっ!やっぱり昨日のガキ共ッス!!



不運にも、守里達は見つかってしまった。



下位b: は?


下位c: マジか…


下位a: あんな可愛い女の子達を見間違う訳ないッスよ!ほら、見てください!


中位A: …


下位c: こんな偶然が…


下位b: これぞ、フラグってヤツなのか…


下位a: で、どうするんスか?


下位b: どうするも何も、もう関わることないですよ。また昨日みたいに…


中位A: やり返す。


下位a: wそうッスよね!!今度こそあのガキ2人を倒して、可愛い女の子4人と遊びましょ!


中位A: いや、女の方はどうでもいい。あの男共…特に、アイツをボコボコにしてやんないと、気が済まねぇ。


下位c: それは分かりますけど、実際どうするんですか?あの2人には、俺らが束になっても勝てそうには…


中位A: ちと癪だが……確か、今日はこの辺にアイツらがいるだろ。


下位a: 誰ですか?


下位b: …仲間を増やすわけですね。


中位A: あぁ。アイツらは俺が直で行かないと動かねぇだろうから、行ってくる。その間、お前らであのガキ共を追っとけ。


下位a: 了解ッス!


下位c: あの人達が、協力してくれますかね?


中位A: それこそ、あの女共をだしに使えば良いだろ。ってことで、ちゃんとやれよ。


下位c: はい。


下位b: …分かりました。(あの2人のグループが加われば…いや、それでも……クソ、考えててもしょうがない、今は…)



こうして下位構成員の3人は、気づかれないようにしながら、守里達の後を追った。


◇◇◇


清水寺


清水寺にやって来た守里達は、仁王門から入り、三重塔や経堂を見つつ、本堂へ。

そして、阿弥陀堂、奥の院を通って、音羽の瀧の前に来た。



祐希: うわっ、小さい滝だ!


美月: あの三本の滝って、それぞれに意味があったよね?


川嶋: うん。右から延命長寿、恋愛成就、学業成就で…ほら、あの人がやってるように、柄杓で1杯だけ霊水を掬って飲むと、願いが叶うらしい。


祐希: じゃあ、3本とも全部飲めば良いじゃん!


陽芽叶: それはダメだよ笑


祐希: なんで?


川嶋: 仏様に欲張りって思われて、願いが叶わなくなるんだって。


祐希: え~


守里: ってことで、同じ霊水を何杯も飲むのもダメ。


春時: なるほどな。


祐希: う~ん、じゃあ、どれを飲むのか決めねば…


守里: 何言ってるの、祐希はもう決まってるじゃん。


祐希: え?


川嶋: 学業成就でしょ。


祐希: なんでよ~祐希、れん…延命成就が良い!


春時: 笑、やらなくても、祐希は普通に長生きしそうだけどな。


守里: もしかしたら、次のテスト、めちゃくちゃ成績が上がるかもよ。


祐希: グヌヌ…


川嶋: みんな、祐希のことを褒めるだろうな~


祐希: …祐希、学業成就にする。


守里: 笑、僕も同じやつにするから、一緒にやろう。


川嶋: 私も!


春時: 俺もそれだな。


守里: 美月と陽芽叶さんは?


美月: 私ってか、私達はもちろん、ね笑


陽芽叶: もう決まってるよ。


守里: 分かった。じゃあ、並ぼうか。


祐希: よっしゃ行くぞ~


川嶋: 先に、お賽銭とお参りだからね。


祐希: 分かってるって!



そうして、6人はそれぞれの願いを胸に、守里、祐希、春時、川嶋は一番奥の学業成就の霊水を、美月と陽芽叶はもちろん、真ん中の恋愛成就の霊水を、一杯分飲んだ。



祐希: 目指せ、400位切り!


守里: 目指せ1位じゃなくて良いの?笑


祐希: だって、志帆には勝てないもん!


川嶋: 笑、分からないわよ。


春時: ま、祈願はしたんだから、後は自分が頑張るだけだな。


守里: うん。祐希、一緒に頑張るよ。


祐希: 頑張る!!


川嶋: 笑


美月: じゃあ、私も頑張らないとね。


陽芽叶: 負けないよ笑


守里: 2人は何を願ったの?後ろだったから見てなかったけど、僕達と同じやつ飲んだんだよね?


美月: うん笑、そうだよ。


陽芽叶: 笑、早速、頑張ろっかな~


美月: え?


ギュッ


守里: またなの?陽芽叶さん。今は怖いものとかなさそうだけど。


陽芽叶: 別に良いじゃん~


美月: 


春時: (いつになく積極的だ…)


川嶋: (美月が出遅れるとは…)


守里: めちゃくちゃ見られてる…


陽芽叶: 気にしない、気にしない!


美月: やられた……守里、私も!


ギュッ


守里: ちょっ、美月まで!


美月: 負けてたまるか!


陽芽叶: 笑


祐希: あ!祐希が見てない間に…祐希もやる!!


ガシッ


守里: うわっ!祐希!急に背中にしがみつくな!


祐希: 祐希も混ぜて!


美月: ほら、行こ守里。


陽芽叶: そうそう、行こう。


祐希: レッツゴー!!


守里: 動きにくいって…


川嶋: はぁ…


春時: ま、いつもの展開だな。


川嶋: 春時は慣れすぎ笑


春時: 志帆だって、修学旅行中に結構見たでしょ。この光景。


川嶋: 笑、まぁね。


春時: よし、行こう。


川嶋: うん。



その後ろでは…



下位a: クッ…羨ましい…


下位c: あの野郎、何者なんだ…


下位b: …


◇◇◇


清水寺を一通り見て回った守里達は、三年坂、二年坂、ねねの道を通り、南楼門から八坂神社に入る。



美月: 八坂神社に到着!!


春時: 今回は、祐希よりも美月の方がテンション高いな笑


守里: まぁ、美月の目的地はここだし、祐希はエネルギーが残り少ないからね。


祐希: まだ残ってるから大丈夫。


陽芽叶: 残りは?


祐希: 30パーセントぐらい。


春時: まぁ、いけるな笑


川嶋: どうする?真っ先に、美御前社に行く?


美月: もちろん!!


守里: マップで見ると、本殿の周りをぐるっと回る形で、全部回れそうだね。


祐希: 見せて~


守里: うん。


川嶋: よし、行こう。


美月: 美容水~美容水~


陽芽叶: 祐希、私も。


祐希: はーい!


陽芽叶: …私は、大国主社だね。行くなら。


春時: 大国主社……縁結びか笑


陽芽叶: もちろん、美容水もつけるけどね笑


川嶋: そういえば、目の前に見えてる舞殿は、結婚式場にもよく使われるらしいよ。本殿に棲む青龍にお祝いされるんだって。


守里: へぇ~


美月: ……守里はこういうところで、結婚式したいの?


春時: (おぉ、攻めたな笑)


守里: まぁ、こういうところでできたら良いなっては思うよ。


美月: そっか~


陽芽叶: ふ~ん…



2人は同時に、未来を妄想し始める。


そして…



美月 陽芽叶: ニヤニヤ


守里: え、なんでニヤニヤし始めたの?僕、変なこと言った?


春時: 気にすんなって、行こうぜ。


守里: う、うん。


祐希: 笑


川嶋: ほら、2人とも行くよ。


美月: はっ!


陽芽叶: 良い未来だった…


川嶋: そうですか笑。早く美御前社に行くんでしょ?


美月: 美容水!


陽芽叶: うん。



その後、守里達は本殿を見て、美御前社へと向かい、その道中にあった大神宮社の御神水を手につけつつ、目的の場所に到着する。


そこでは、女子達が顔や手に美容水をつけている中、頭から美容水を被ろうとした美月に、陽芽叶が気づき、全員で必死に止めるというひと騒動があったものの、無事、お祈りを終え、守里達は他の社を回り始めた。




50分後、全ての社を回り終わった守里達は、八坂神社を出て、祇園商店街へと向かう。



川嶋: 自由行動も、もう最後だから、ここでお土産をたくさん買おう。


守里: そうだね。


春時: 商店街ってだけあって、色々あるな~


川嶋: どうする?分かれて各々で見て回る?


守里: う~ん、それが良いかもね。


美月: じゃあ、私、守里と!


守里: まぁ、買っていく相手がほぼ一緒だから笑


陽芽叶: 私も一緒が良い。


川嶋: はいはい笑。じゃあ3人ずつで分かれよっか。祐希、こっちおいで。


祐希: は~い。


春時: 祐希、まだ歩けるか?


祐希: 大丈夫。お姉ちゃんにも、お土産を約束させられてるし。


春時: 笑、そうか。


守里: なら、祇園バス停で待ち合わせにしよう。


川嶋: 分かった。時間は?


守里: どうする?


美月: 30分あれば良いんじゃない?


陽芽叶: え、もうちょっと欲しくない?


春時: だな。色々あって迷いそうだし。


川嶋: 分かった。じゃあ、1時間後にしよう。


守里: OK。1時間後に祇園バス停の…A乗り場だね。そこに集合ってことで。


川嶋: うん。また後で。


祐希: バイバイ!!


春時: 頑張れ、守里!


守里: え?


美月: まぁまぁ良いから、行こ!


陽芽叶: そうだよ!守里!


守里: う、うん…



2人に引っ張られ、守里は春時達と分かれて、お土産を探し始めるのであった。


その一方で…



下位a: ど、どうする?二手に分かれるか?


下位c: いや、あの兄貴がボコしたがってる奴の方について行こう。


下位a: でも、それだと…



プルルルル



下位a: あ、兄貴から電話だ。



ピ



下位a T: どうしましたか?兄貴。


中位A T: 準備完了だ。ガキ共は今どこにいる?


下位a T: 今は、祇園商店街にいるッス。


中位A T: ほうw…もはやこうなる運命だったんだな。すぐに合流する。


下位a T: りょ、了解ッス。それで…


中位A T: ん?どうした?


下位a T: ガキ共が二手に分かれたんスけど、兄貴がボコしたい方だけ、マークしとけば良いッスか?


中位A T: 女は近くにいるんだろ?


下位a T: はい、2人います。


中位A T: なら問題ねぇ。そっちだけ追ってろ。


下位a T: 分かりました。では、失礼します。



ピ



下位c: よし、アイツ追うぞ。


下位a: お、おう……それにしても、どうやってやるんだろうな。


下位c: まぁ、女がいるかどうか聞いてきたってことは、そういうことだろ。


下位a: だよな……俺らにも順番が回ってくれば良いけど…


下位c: 期待薄だろw、あの2人も来るんなら。


下位a: はぁ……俺らだけでも、もう片方を…


下位c: しゃあねぇよ。今は、命令を遂行するぞ。


下位a: 冗談だってw行こうぜ。


下位c: あぁ。ほら、お前も行くぞ。


下位b: おう…




to be continued
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』

ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。 全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。 「私と、パーティを組んでくれませんか?」 これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

職業ガチャで外れ職引いたけど、ダンジョン主に拾われて成り上がります

チャビューヘ
ファンタジー
いいね、ブックマークで応援いつもありがとうございます! ある日突然、クラス全員が異世界に召喚された。 この世界では「職業ガチャ」で与えられた職業がすべてを決める。勇者、魔法使い、騎士――次々と強職を引き当てるクラスメイトたち。だが俺、蒼井拓海が引いたのは「情報分析官」。幼馴染の白石美咲は「清掃員」。 戦闘力ゼロ。 「お前らは足手まといだ」「誰もお荷物を抱えたくない」 親友にすら見捨てられ、パーティ編成から弾かれた俺たちは、たった二人で最低難易度ダンジョンに挑むしかなかった。案の定、モンスターに追われ、逃げ惑い――挙句、偶然遭遇したクラスメイトには囮として利用された。 「感謝するぜ、囮として」 嘲笑と共に去っていく彼ら。絶望の中、俺たちは偶然ダンジョンの最深部へ転落する。 そこで出会ったのは、銀髪の美少女ダンジョン主・リリア。 「あなたたち……私のダンジョンで働かない?」 情報分析でダンジョン構造を最適化し、清掃で魔力循環を改善する。気づけば生産効率は30%向上し、俺たちは魔王軍の特別顧問にまで成り上がっていた。 かつて俺たちを見下したクラスメイトたちは、ダンジョン攻略で消耗し、苦しんでいる。 見ろ、これが「外れ職」の本当の力だ――逆転と成り上がり、そして痛快なざまぁ劇が、今始まる。

スライム退治専門のさえないおっさんの冒険

守 秀斗
ファンタジー
俺と相棒二人だけの冴えない冒険者パーティー。普段はスライム退治が専門だ。その冴えない日常を語る。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

『25歳独身、マイホームのクローゼットが異世界に繋がってた件』 ──†黒翼の夜叉†、異世界で伝説(レジェンド)になる!

風来坊
ファンタジー
25歳で夢のマイホームを手に入れた男・九条カケル。 185cmのモデル体型に彫刻のような顔立ち。街で振り返られるほどの美貌の持ち主――だがその正体は、重度のゲーム&コスプレオタク! ある日、自宅のクローゼットを開けた瞬間、突如現れた異世界へのゲートに吸い込まれてしまう。 そこで彼は、伝説の職業《深淵の支配者(アビスロード)》として召喚され、 チートスキル「†黒翼召喚†」や「アビスコード」、 さらにはなぜか「女子からの好感度+999」まで付与されて―― 「厨二病、発症したまま異世界転生とかマジで罰ゲームかよ!!」 オタク知識と美貌を武器に、異世界と現代を股にかけ、ハーレムと戦乱に巻き込まれながら、 †黒翼の夜叉†は“本物の伝説”になっていく!

まほカン

jukaito
ファンタジー
ごく普通の女子中学生だった結城かなみはある日両親から借金を押し付けられた黒服の男にさらわれてしまう。一億もの借金を返済するためにかなみが選ばされた道は、魔法少女となって会社で働いていくことだった。 今日もかなみは愛と正義と借金の天使、魔法少女カナミとなって悪の秘密結社と戦うのであった!新感覚マジカルアクションノベル! ※基本1話完結なのでアニメを見る感覚で読めると思います。

処理中です...