1週間で300回イく彼女と旅のしおり

優麗

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九州6泊7日編

旅行2日目 朝から食べ放題ですね!

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 みーこが予約するホテルには『ツインタイプ』であることの他にもう1つ特徴がある。それが『朝食付き』であることだ。
 しかもその殆どがバイキングなのである。

 僕も彼女も朝からご飯が食べられるぐらいには規則正しく健康的な生活習慣をしているので、朝食がホテルの料金内で利用できるならお得であるし、それが決まったコース料理ではなく好きに食べられるバイキングであれば尚更だ。
 勿論その分ホテル代も割高になってはいるのだけれど、ホテルで食べればチェックアウトの時間ギリギリまでホテルでのんびりしていられるのだから、朝食はホテルで取るに限る。

 タイトルから『今回も性行為のお話かな?』と思ったら大間違いである。あくまでこの小説のメインは旅行なのだ。


 また、これは今回宿泊のホテルに限った話では無いのだけれど、ホテルの朝食(バイキング)にはある程度傾向が見受けられる。
 それと言うのが『手が込んでいる料理と言うよりは煮る・焼く・茹でるだけで作れる料理が多い』こと、それに『作り置きが可能な料理』であることだ。

 このように書いてしまうとまるでそれが悪い事のように感じてしまうかもしれないけれど、そもそもホテルとは宿泊施設なのだから余程料理に力を入れている旅館でも無ければ『そういうものなんだろうな』と受け入れた方がいい。
 晩御飯として『高いお金を払ってまで食べたいか』と言われれば『食べたくない』が、軽めの朝食としてホテル代内で食べられるなら何も文句は無い。
 質より量で作られているとしても決して不味いわけではないし、朝からガッツリ食べる人は稀だろうからね。

 ただ、注意点が1つ。
 朝食を提供している時間帯はホテルごとに決まっているのだけれど、バイキングの場合にはなるべく早くから食べに行く事をオススメしたい。
 時間内だろうと遅い時間から食べに行くといくつかのメニューは食べ尽くされており、それ以降補充されない事もあるのだ。

◇◇◇

【ホテル・トリフィート博多祇園】
 今回宿泊のホテルでは九州ならではと言うべきだろう、鳥の旨みを存分に味わえる『水炊き』を柚子胡椒・青ネギ・ポン酢など、いくつか用意された薬味の中から自分で味付けして食べる事ができる。勿論アレンジの幅は広いと言えるほど多くはないのだけれど、それでも自分が好きな薬味だけを選んで作れる水炊きは味以上に美味しさを感じられるだろう。

 また、『焼きラーメン』も九州で初めて目にした料理だ。
 博多ラーメンと同じ材料を焼きそば同様に焼いて作っているので汁は無く、それでいて焼きそばのように程良い食感を味わうと言うよりは、芯まで染み込んだ豚骨を味わう料理なのだろうか。僕は太麺と豚骨どちらも大好きなので焼きそばよりも焼きラーメンの方が好みかもしれない。

 その他にも『ハムジャガチーズカツ』は子供が好きそうな揚げ物料理で当然僕も大好きだ。胃もたれに負けることなくお代わりまでしてしまった。
『スクランブルエッグ』や『温泉たまご』もホテル朝食の定番と言っていいだろう。出来上がってから時間が経っているだろうに、最も肝心な半熟感は失われていない。ただし、どちらも料理としては薄味だったのでお醤油やケチャップの使用を前提としているようだ。

 そして朝食と言うだけあってサラダはドレッシングだけで5種類も用意されていた。僕は野菜全般も嫌いなわけではないのだけれど、バイキングとなるとついつい肉や揚げ物ばかりを食べてしまうが、みーこは嬉しそうにサラダを食べていた。恋人と泊まるホテルには良いのかもしれない。

 最後にデザートとしてマンゴープリン、ぜんざい、フルーツカクテルがあったのだけれど、他の料理が美味し過ぎたのでこちらまで手が回らなかったのは残念である。
 ペース配分はちゃんと考えた方が良さそうだ。

◇◇◇

「いやぁ、良いホテルだねぇ。」
「ね! この時期じゃなかったらきっとこんな値段で泊まれないよ~。」

 この感想はなにも昼食が食べられなくなる程に食べた朝食だけを指しているわけではない。それ以前に、このホテルは交通アクセスも良かったのだ。

 僕と彼女は福岡空港からこのホテルに着くまでキャリーケースを転がしながらの移動だったのだけれど、10分程度の電車の乗り継ぎと5分程度の徒歩で到着したのだから福岡空港着1日目に泊まるには丁度いいホテルと言えるだろう。

 ただし、地下鉄祇園駅から最短距離でホテルに向かおうとするとエスカレーターのない階段を登らなくてはいけないので、そこは男性の腕の見せどころだ。僕でも何とかなったぐらいなので、運びきれない長さではない。
 女性だけでの旅行であれば多少遠回りしてでもまずは地上に出てからホテルに向かった方が良いだろう。


 ちなみにこちらのホテル、宿泊代は2名分・ツインルーム・朝食あり・クーポン使用で約8100円だったのだけれど、これは某感染症禍での料金なので一般的な料金とは思わないで貰いたい。と言うか、今泊まろうとするとこの1.5倍は掛かる。
 尚、朝食バイキングは宿泊していなくても1人1650円で利用できるので、近くまでお越しの方は是非堪能して頂きたい。


「今日は結構移動するんだよね?」
「そうだよっ!」
「じゃあ、早めに移動開始しないとだね。」

 遅くとも11時までにはチェックアウトしないといけないのだけれど、久々の宿泊を充足感で満たしてくれたホテルなだけにチェックアウトが近づくにつれて名残惜しさを感じてしまう。
 また泊まりたいと思えるホテルだったのだろう。

 ただ、そんな気持ちとは別に朝食から戻るとチェックアウトまでに幾らかの時間が残っていたので、昨日から+9回の81回までカウントを進めることができた。

 ここまでの話の流れが大真面目だからって猥談がないと思ったら大間違いである。この小説のメインは旅行であるが、あくまで僕の目標は性行為なのだ。
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