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第6章 精霊樹の苗木 準備編
【雇用№74】薬儒の森 中層4 猪たちと別れと旅立ち
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「さぁ、チル、ティタニアそろそろお暇(いとま)して、精霊樹を植えに行くよ。ボスさん案内お願い出来るかな」
『ぷぎゅっぷぎゅっぷぎゅ~~~~~~』
と鳴き終えた後、前足で地面を「ドンっドンっ」している。どうやら任せておけと言っているようだ。
ティタニアは、子猪の上に乗って遊んでいる。いいな~時間あったら僕もやりたかったな~~。
チルも羨ましそうな表情でその光景を眺めていた。
「さぁティタニア行くよ。きみがいないと精霊樹自体を植えられないんだから、ここにはまた帰りに寄ればいいさ。」
それを聞いたティタニアは名残おしそうに子猪を抱きしめ、ふわふわとこちらに飛んできた。
と思ったら、その子猪がついてきて、ボスに『ぷぎゅっぷぎゅっ』言っている。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
以下子猪と大猪のボスとその奥さんの会話になります。リュウ達には「ぷぎゅぷぎゅ」としか聞こえてません。ティタニアも通訳のお仕事を放棄しております。
「お父さん。僕も、僕も行くよ。もっとティタニアちゃんと一緒にいたいんだ。
間違えた。父さん。僕は群れの長の息子として、恥じないように本来僕達が守護する所に行ってみたいんだ。僕が産まれたころにはすでにこの場所に移動していた。本来僕達が守護して守ってきた場所なんでしょ。僕にもその役目を背負わせてよ。父さん」
「ダメだダメだ。あの守護地は私よりも当時何倍も強かったお祖父ちゃんが戦って負けて、逃げてきたんだからな。子供のお前がいては足でまといだ。
この私ですら、今の状態でも相手にできるかわからんのに子供のおまえを連れていけるか。」
「そうよ。ウリちゃん。あなたはまだ小さいわ。お父さん見たいに大きくなってから守護地を見に行きましょう。そのころになったら、きっと守護地は私達のもとへ返ってきてるわ。
だって、あそこにいる妖精は精霊王の御遣いであるティタニア様。そして、隣におわすお方は勇者様ですから。きっと守護地を取り戻して、この地を元の平和な森に戻してくれますわ。」
「うむ、その通りだ。子供は家で寝て大人しくしてなさい。では、私は行ってくるあとは頼んだぞ」
『ぶぎゅっ』と大猪のボスは一目をはばからず奥さんのピンクの猪にキスをする。
「あら、嫌ですわ。あなた。子供たちも人間のお客様だっていらしゃるのに。もうぅ~」
と言って、ピンク色が徐々に真っ赤に変わっていった。
いや、その姿を見ているチルが興味深々になっている。色恋は人間でなくても猪でも興味あるのかな。
「いやだ~~~、ぜ~~~ったい、僕もいく~~~~~~」
っと言って、子猪のウリがボスに助走をつけた体当たりをする。完全に惚気ていたため、不意打ちをくらったボスはヨロケテしまう。体格差が3倍以上もある相手に対して、不意打ちとはいえ、よろめかせるとは末恐ろしい子猪である。
僕なんかは、絶対あの体当たりはくらいたくないね。骨折して、動けなくなる自信がある。
いくらちょっと体力がついたって、人間の強度自体はさほど変わらないんだ。
その後は必死になって、ボスの足に噛みついている。おいおい、あんまりやり過ぎると後が大変だぞちび猪よ。
「いたたっ。やめんか。いたい。わかった。認める。認めるからやめてくれ。」
「やった~~~~。僕も一緒について行ける。ティタニアちゃん一緒にいけるよ」
「その代わりウリよ。お父さんの言うことは必ず聞くんだぞ。お父さんが逃げろと言ったら、何があっても逃げろ。たとえ、お父さんが帰らぬ猪になってもだ。」
「うん、わかったよ。お父さん。僕お父さんの言う事守るよ」
僕のお父さんは、この森で一番強いんだ。お父さんが負けることなんてあるはずないよ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「ウリ頑張ったわね。あなたの頑張りはみんなが見てたわ。大きなものにもひるまずに立ち向かえる勇気。それは勇者と一緒に行っても大丈夫なものよ。頼りにしているわ。」
「ねぇ、ティタニアちゃん。一体なにがどうなったの?みんでプギュプギュ言っているからどうなったのかさっぱりわからないよ。
なんで、子猪が大猪に体当たりの上に噛みつき攻撃まで?」
「チル、男の子にはね。なにがなんでもやらなきゃいけない時があるのよ。リュウならわかるわよね。」
「いや、わかんないから、経緯がわかんないから、同意を求められても困るよ。僕らにもわかるように説明してよ」
「もう、仕方ないわね。せっかくのいいドラマだったのに。説明しちゃうと感動が薄れるのじゃない。
子猪はウリって名前でね。その子が私達と一緒に精霊樹を植えに行きたいんだって。でお父さんとお母さんが危ないからダメって言ってたんだけどね。
あとは見ての通りよ。いちゃついている隙を狙っての後先考えない特攻をした上で、噛みつき攻撃。で、勝利を目標を達成したのよ。どう、すごいと思わない?」
「そんなドラマがあったら、ちゃんと通訳してよティタニアちゃん。私ボスがピンクにキスをしているとこしか分かんなかったんだよ。一人だけ楽しんでずるいよ。」
「ごめんね。チル。でもこういうのは眺めてみている方が楽しいものよ。それを解説しながら見てたら楽しめないじゃないの」
「いや。そういわれるとそうなんだけどさ。」
いや、二人して、まるで夜9時のドラマを見ているようなお話をしなくていいんじゃないかい?
あっ、娯楽が少ないから、よりそういうものに飢えているのか。そうだよね。テレビもないし、小説も、漫画もないからね。人恋のロマンスなんて、気になるに決まっているか。
う~~~ん、そうなると、ラブロマンスの物語を書いて、出版しても飛ぶように売れそうではあるんだが、それを書くのが僕になるのか?いや、恋愛経験ほとんどない僕が何をかけるというんだろう。愛ちゃんとの一抹の恋?そんなの僕意外が読んで楽しめるのだろうか?
大体、出版しようにも、印刷技術も、紙の問題もあるからな。やっぱりしばらくは無理だな。薬草農園をウェルザさんに任せたとはいえ、それを解決するとなると、かかりっきりでやる必要がありそうだし。僕に文豪なんてまねは出来ないよ。一介の理系の人にそれは無茶だな。
「じゃ~、ウリ君一緒に行こうか。ただし、危険な所には行っちゃだめだからね。お父さんの言う事をちゃんと聞いて、迷子にならないようにお父さんと一緒に行くんだよ。」
「ぷぎゅ~~~~~」
『は~~~~~~い』
こうして、リュウ達の冒険には、大きな猪のボスと、小さな猪のウリが加わるのであった。
いや、いつからこのお話は、動物を仲間にする桃太郎になったのだろう?
『ぷぎゅっぷぎゅっぷぎゅ~~~~~~』
と鳴き終えた後、前足で地面を「ドンっドンっ」している。どうやら任せておけと言っているようだ。
ティタニアは、子猪の上に乗って遊んでいる。いいな~時間あったら僕もやりたかったな~~。
チルも羨ましそうな表情でその光景を眺めていた。
「さぁティタニア行くよ。きみがいないと精霊樹自体を植えられないんだから、ここにはまた帰りに寄ればいいさ。」
それを聞いたティタニアは名残おしそうに子猪を抱きしめ、ふわふわとこちらに飛んできた。
と思ったら、その子猪がついてきて、ボスに『ぷぎゅっぷぎゅっ』言っている。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
以下子猪と大猪のボスとその奥さんの会話になります。リュウ達には「ぷぎゅぷぎゅ」としか聞こえてません。ティタニアも通訳のお仕事を放棄しております。
「お父さん。僕も、僕も行くよ。もっとティタニアちゃんと一緒にいたいんだ。
間違えた。父さん。僕は群れの長の息子として、恥じないように本来僕達が守護する所に行ってみたいんだ。僕が産まれたころにはすでにこの場所に移動していた。本来僕達が守護して守ってきた場所なんでしょ。僕にもその役目を背負わせてよ。父さん」
「ダメだダメだ。あの守護地は私よりも当時何倍も強かったお祖父ちゃんが戦って負けて、逃げてきたんだからな。子供のお前がいては足でまといだ。
この私ですら、今の状態でも相手にできるかわからんのに子供のおまえを連れていけるか。」
「そうよ。ウリちゃん。あなたはまだ小さいわ。お父さん見たいに大きくなってから守護地を見に行きましょう。そのころになったら、きっと守護地は私達のもとへ返ってきてるわ。
だって、あそこにいる妖精は精霊王の御遣いであるティタニア様。そして、隣におわすお方は勇者様ですから。きっと守護地を取り戻して、この地を元の平和な森に戻してくれますわ。」
「うむ、その通りだ。子供は家で寝て大人しくしてなさい。では、私は行ってくるあとは頼んだぞ」
『ぶぎゅっ』と大猪のボスは一目をはばからず奥さんのピンクの猪にキスをする。
「あら、嫌ですわ。あなた。子供たちも人間のお客様だっていらしゃるのに。もうぅ~」
と言って、ピンク色が徐々に真っ赤に変わっていった。
いや、その姿を見ているチルが興味深々になっている。色恋は人間でなくても猪でも興味あるのかな。
「いやだ~~~、ぜ~~~ったい、僕もいく~~~~~~」
っと言って、子猪のウリがボスに助走をつけた体当たりをする。完全に惚気ていたため、不意打ちをくらったボスはヨロケテしまう。体格差が3倍以上もある相手に対して、不意打ちとはいえ、よろめかせるとは末恐ろしい子猪である。
僕なんかは、絶対あの体当たりはくらいたくないね。骨折して、動けなくなる自信がある。
いくらちょっと体力がついたって、人間の強度自体はさほど変わらないんだ。
その後は必死になって、ボスの足に噛みついている。おいおい、あんまりやり過ぎると後が大変だぞちび猪よ。
「いたたっ。やめんか。いたい。わかった。認める。認めるからやめてくれ。」
「やった~~~~。僕も一緒について行ける。ティタニアちゃん一緒にいけるよ」
「その代わりウリよ。お父さんの言うことは必ず聞くんだぞ。お父さんが逃げろと言ったら、何があっても逃げろ。たとえ、お父さんが帰らぬ猪になってもだ。」
「うん、わかったよ。お父さん。僕お父さんの言う事守るよ」
僕のお父さんは、この森で一番強いんだ。お父さんが負けることなんてあるはずないよ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「ウリ頑張ったわね。あなたの頑張りはみんなが見てたわ。大きなものにもひるまずに立ち向かえる勇気。それは勇者と一緒に行っても大丈夫なものよ。頼りにしているわ。」
「ねぇ、ティタニアちゃん。一体なにがどうなったの?みんでプギュプギュ言っているからどうなったのかさっぱりわからないよ。
なんで、子猪が大猪に体当たりの上に噛みつき攻撃まで?」
「チル、男の子にはね。なにがなんでもやらなきゃいけない時があるのよ。リュウならわかるわよね。」
「いや、わかんないから、経緯がわかんないから、同意を求められても困るよ。僕らにもわかるように説明してよ」
「もう、仕方ないわね。せっかくのいいドラマだったのに。説明しちゃうと感動が薄れるのじゃない。
子猪はウリって名前でね。その子が私達と一緒に精霊樹を植えに行きたいんだって。でお父さんとお母さんが危ないからダメって言ってたんだけどね。
あとは見ての通りよ。いちゃついている隙を狙っての後先考えない特攻をした上で、噛みつき攻撃。で、勝利を目標を達成したのよ。どう、すごいと思わない?」
「そんなドラマがあったら、ちゃんと通訳してよティタニアちゃん。私ボスがピンクにキスをしているとこしか分かんなかったんだよ。一人だけ楽しんでずるいよ。」
「ごめんね。チル。でもこういうのは眺めてみている方が楽しいものよ。それを解説しながら見てたら楽しめないじゃないの」
「いや。そういわれるとそうなんだけどさ。」
いや、二人して、まるで夜9時のドラマを見ているようなお話をしなくていいんじゃないかい?
あっ、娯楽が少ないから、よりそういうものに飢えているのか。そうだよね。テレビもないし、小説も、漫画もないからね。人恋のロマンスなんて、気になるに決まっているか。
う~~~ん、そうなると、ラブロマンスの物語を書いて、出版しても飛ぶように売れそうではあるんだが、それを書くのが僕になるのか?いや、恋愛経験ほとんどない僕が何をかけるというんだろう。愛ちゃんとの一抹の恋?そんなの僕意外が読んで楽しめるのだろうか?
大体、出版しようにも、印刷技術も、紙の問題もあるからな。やっぱりしばらくは無理だな。薬草農園をウェルザさんに任せたとはいえ、それを解決するとなると、かかりっきりでやる必要がありそうだし。僕に文豪なんてまねは出来ないよ。一介の理系の人にそれは無茶だな。
「じゃ~、ウリ君一緒に行こうか。ただし、危険な所には行っちゃだめだからね。お父さんの言う事をちゃんと聞いて、迷子にならないようにお父さんと一緒に行くんだよ。」
「ぷぎゅ~~~~~」
『は~~~~~~い』
こうして、リュウ達の冒険には、大きな猪のボスと、小さな猪のウリが加わるのであった。
いや、いつからこのお話は、動物を仲間にする桃太郎になったのだろう?
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