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ハネムーン編
7話 【R18】素直になって
しおりを挟む「ターシャ!」
これにはサイール王子も私から離れて彼女を気にかけた。
「2度も私の妻を襲おうとするとはどういう事だ」
アルバートは容赦はしないという舞踏会で見せた以上の冷徹そのものの顔をしている。
ファハドもアルバートの言う事を聞かなかったらターシャさんを手にかけるつもりだ。
「分かった。アリスは返す」
「王子!?」
サイール王子のアッサリとした言葉に驚いて声を上げたのはターシャさんだ。
サイール王子は私に悪かったなという無言だが表情でアルバートの元へ行くように促した。
「アルバート!」
彼に近寄ると抱きしめられ安堵するとターシャさんも解放された。
サイール王子とターシャさんに向かって
「私アルバートが好きなの。結婚はできません」
と告げる。
「あなたも正直になって」
ターシャさんに伝えるが彼女は俯くだけでふいっと後ろを向かれた。
私はターシャさんの片想いが晴れる事を祈った。
「アルバート・・・あの・・・降ろしてください」
船でダラスに帰る際の夕食時が海が見えるテラス席に準備されようとする最中も彼は私を膝から下ろそうとしない。
「2度も攫われたんだぞ。アリスの言葉は聞かない」
「そうですけどさすがにもうダラスに帰るのですからターシャさんもサイール王子を置いてまで私を狙いませんよ」
「まあそれもそうだが私がこうしたいんだ。ダメか?」
アルバートは子どもがねだる感じでお願いする。
(ずるいわ!でも私だって引けない)
「ファハドも見てます!」
ナディアは薬を嗅がされて倒れたのだ。
今は回復し休憩している。
ファハドはお気にせずと護衛を続けているが私は気が気じゃない。
「よろしかったら夕食はお部屋に用意しましょうか?」
「それがいい。アリス部屋に行こう」
アルバートによって抱き抱えられて部屋に戻る。
(全く!私は子どもじゃないわ!)
部屋のテーブルに綺麗にディナーが配膳され、やっとアルバートは警戒を解いて私を向かい側に座らせた。
(ファハドは部屋の前に護衛に付けているから少しは冷静になったのかしら?最初から部屋でディナーを取ればよかったんじゃ?)
と2人でやっとテーブルを囲んでるとアルバートは
「すまなかった」と頭を下げた。
「え?」
「せっかくのハネムーンがこんなかたちで終わって。
アリスは最後くらいは景色が見えるテラスで食事くらいしたかったか?」
確かに散々な目にあった旅行だった。
でもアルバートが助けてくれて彼の事を改めて好きになった旅になった。
「仕方ありません。心配をかけたんですもの。でももしよかったらまたアルバートとたくさん旅行に行きたいです」
(その為にはエレナが言っていたマナーや語学を頑張らなきゃだわ!)
アルバートは私の返事に
「ああ、すぐに2度目のハネムーンへ行こう。そうだ今度はアリスが決めてくれ」
アルバートの提案に驚く。
「私の行きたいところ・・・」
(アルバートとだったらどこでも嬉しいのだけど・・・)
「急には思いつかなくて」
「ああ、またダラスに着いてから決めよう」
「ターシャさんはサイール王子に想いを伝えられたらいいのだけど」
「アリス、アイツの名前は出すな」
「ごめんなさい。でもやっぱり彼らには幸せになって欲しくて・・・」
「お人よしにも程がある」
「う・・・はい・・・」
ごめんなさいと謝りワインを一口飲む。
グラスを置いてデザートを一口食べようとしているとアルバートはモゾッと自分の脚を私の脚に絡める。
「!・・・アルバート!」
(まだ怒ってる?それとも甘えてるのかしら?)
「!アルバート、何故靴を脱いで・・・ん♡!」
彼の足の先が何故か私の下着の中をモゾモゾ探り弱いとこに指が当たる。
「ア・・・アルバート・・・ごめんなさいぃ」
「アリスには怒ってない。ただアイツから色々されたんだ。何をされた?」
「キスをされただけです」
アルバートの脚はまだ私の下を弄ぶ。
「う・・・ん♡!」
(なんで食事中に!)
すぐ側にベッドがあるのにと思う。
ワインを飲んだからか、その後に触られたからか身体が熱い。
「アリス、酔ったのか?顔が赤いぞ♡」
アルバートはいつものイジワルな顔で私の「入り口近く」をなぞる。
「そこばかりじゃ・・・ん♡!いやあ♡」
そう伝えるとアルバートは私を抱き上げベッドに寝かせた。
「ああ・・・本当にここだけじゃアリスは足りないみたいだな♡」
今さっき脚でなぞった入り口に彼の指で開かれると
「うう・・・」
と声が出る。
入り口からどんどん愛液が出てくるのが分かって早くアルバートに入れて欲しくてたまらない。
「アリス、私の上に乗ってくれ」
アルバートに言われて横たわった彼の上に乗る。
「アルバートこの後どうすれば・・・ひっ♡」
戸惑っていると入り口に彼のモノをあてがわれ驚く。
「ん♡んあーーー♡!!」
ズプッと彼のが入ってきて下から突き上げる感覚に腰が浮く。
「アリス、外に聞こえるからキスをしよう」
そう言われて互いに口付けを繰り返す。
「ん♡ん♡」
私の腰をアルバートが両手で持ち上げ自分の腰を打ちつける。
(あ♡あ♡これ・・・ふかいぃ♡)
深く激しく突かれて自分から腰がつい浮いてしまう。
パチュン♡ パチュン♡という水音が部屋に響き自分の奥はアルバートを求めるのに必死だ。
「ア・・・ルバ・・・ト♡アルバートォ♡」
「ん、アリスの中吸い付いてきてるぞ」
「あ、言わないで・・・」
そういうと彼は私を上から降ろして仰向けにしたかと思うとヌプーッと一旦抜こうとして戸惑う。
「アルバート、離れちゃいや・・・ああ゛♡!」
言いかけた途端にパチュン♡と激しく出しては深く突かれてもう着いていけない。
「ア・・・アル・・・はげしっ・・・あう゛♡」
彼は私の言葉なんて聞かない。
激しさは増していくばかりだ。
「アリス♡アイツに・・・誰にも渡さない!」
(サイール王子の事気にしてる?)
彼の目は自分だけを見てくれと言いたげで汗をかきながらそんな目で見られて幸せだ。
「はい♡わたしは・・・んっ♡アルバートがすきっ♡」
キスを自分からして応えると彼は目を細め満足したような表情になった。
そのままパンッ♡!!と1番深くを突かれイク寸前また彼はガプッ♡と私の耳を甘噛みした。
「アア゛ー♡!?」
中ではドクドクとアルバートのモノが注がれているのを感じて私は目を閉じた。
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