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5章
53話「不吉な前兆と揺れる心」
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春祭りの余韻は、翌朝の砦にも色濃く残っていた。
広場の片隅には、まだ花輪やリボンがあちこちに転がり、子どもたちの歓声も、どこか浮き立った調子を残している。
だが、夜明けとともにノクティアの胸に芽生えたのは、説明しがたい小さな不安だった。
目覚めてすぐ、窓の外を見下ろす。
遠くの森の上には、まだ朝靄が漂い、昨夜の月の残光が消え残っている。
ノクティアは、静かな胸の痛みに手を当ててから、そっと立ち上がった。
* * *
食堂では、エイミーが慌ただしく朝食を配っていた。
祭りの名残でテーブルには菓子パンや果物が並び、子どもたちが早起きしておかわりをせがんでいる。
「ノクティアさんもどうぞ! 今日は残り物祭りですよ」
エイミーが笑顔でパンを差し出す。
ノクティアも受け取って小さく微笑むが、心のどこかが落ち着かない。
「あの……昨日は楽しかったですね」
「ええ、本当に。みんながあんなに笑顔なの、久しぶりだった」
だが、ふいに子どもたちの輪の外でささやき声が聞こえた。
「アリシアさん、剣の稽古見せてくれるんだって!」
「カイラス様とアリシア様が戦ったら、どっちが強いんだろう」
ノクティアはパンを噛みながら、その声に耳を傾けていた。
* * *
広場ではすでに、カイラスとアリシアが剣の稽古を始めていた。
朝露の光る石畳の上、二人の動きは息もつかせぬ真剣勝負――
時折響く金属音や、二人の笑い声が、砦の朝に新しい風を運ぶ。
「見事だ、さすがだな、アリシア!」
「あなたも腕が鈍っていないようね、カイラス!」
周囲には兵士や子どもたち、エイミーやレオナートまでが見物に集まる。
ノクティアはその輪の後ろからそっと見つめていた。
(カイラスがこんなふうに楽しそうに剣を振るうのは久しぶり……)
ふたりの絆は揺るぎないもののようで、ノクティアの胸にまたしても小さな寂しさがこみ上げる。
* * *
稽古が終わると、アリシアはカイラスと連れ立って朝食の席へ向かった。
途中でノクティアに気づき、にこやかに声をかける。
「あなたがノクティアね。昨夜、皆からいろいろ聞いたわ。カイラスの大切な人だって」
「あ……はい、ようこそ砦へ」
アリシアは屈託なく微笑み、ノクティアの肩に手を置く。
「いい所ね。皆があなたのことを本当に慕ってる。ちょっと羨ましいくらい」
「そんなこと、ありません。私はただ、ここで皆と暮らしているだけです」
アリシアは柔らかく微笑み、ノクティアの横に腰を下ろした。
カイラスはその様子を穏やかな顔で見つめている。
「カイラスが昔から一緒だった仲間と、こうして出会えるのは嬉しいですね」
「そう言ってもらえると、私も嬉しい」
しばらく三人で雑談が続くが、ノクティアの胸の中のもやは晴れなかった。
* * *
昼過ぎ、レオナートが焦った顔で砦の塔から戻ってきた。
「団長、ノクティアさん。村から急報です。森の入口で、獣の唸り声がしたと……」
「森の入口?」カイラスは剣を取り、すぐに駆けだす構えを見せる。
「私も行きます」ノクティアはすぐに後を追う。
アリシアも「一緒に」と剣を持ち、三人で砦の門を出た。
森の入口は、春の緑に包まれて静かだったが、確かに何かが踏み荒らした痕が残っていた。
村の青年が怯えた顔で説明する。
「黒い影が、森の奥に……魔物かもしれません」
カイラスは森の奥を鋭く見つめた。
「この辺りで魔物が動くのは異例だ……春祭りの後で人心が緩んでいる時期だ。警備を強化しよう」
ノクティアは草花を踏み荒らされた花壇の跡にしゃがみこむ。
「……あんなにきれいに咲き始めていたのに」
アリシアがそっとノクティアに寄り添う。
「心配しないで、私も剣を貸すわ。砦も村も、きっと大丈夫」
ノクティアは微笑んでみせるが、不安は消えない。
* * *
砦に戻ると、カイラスは兵士たちを集めて警備計画の見直しを始めた。
エイミーやレオナートも村との連絡、怪我人の手当てなどで走り回る。
ノクティアは春祭りの花壇の前で一人、小さな苗の根元にそっと手を当てた。
(こんな時、私に何ができるのだろう。春はもう一度訪れたのに、なぜこんなに胸が痛むの……)
祭りの余韻、アリシアの笑顔、カイラスの頼もしさ――
どれもまぶしいのに、心の隅で“別れ”の予感がじわりと広がっていく。
* * *
夕方、広場には一日の終わりを惜しむように人々が集まり始めていた。
エイミーがノクティアに寄り添い、「無理はしないでくださいね」と声をかける。
「大丈夫よ。みんながいるから」
けれど、本当はほんの少し、自分の居場所が遠くなっていくような寂しさが消せなかった。
その夜、ノクティアは窓辺に座り、森の奥に沈む月を見つめた。
(私の春は、あとどれくらい残っているのだろう)
静かな夜風に花の香りが混じり、彼女の不安だけが深く静かに、胸に根を下ろしていった。
広場の片隅には、まだ花輪やリボンがあちこちに転がり、子どもたちの歓声も、どこか浮き立った調子を残している。
だが、夜明けとともにノクティアの胸に芽生えたのは、説明しがたい小さな不安だった。
目覚めてすぐ、窓の外を見下ろす。
遠くの森の上には、まだ朝靄が漂い、昨夜の月の残光が消え残っている。
ノクティアは、静かな胸の痛みに手を当ててから、そっと立ち上がった。
* * *
食堂では、エイミーが慌ただしく朝食を配っていた。
祭りの名残でテーブルには菓子パンや果物が並び、子どもたちが早起きしておかわりをせがんでいる。
「ノクティアさんもどうぞ! 今日は残り物祭りですよ」
エイミーが笑顔でパンを差し出す。
ノクティアも受け取って小さく微笑むが、心のどこかが落ち着かない。
「あの……昨日は楽しかったですね」
「ええ、本当に。みんながあんなに笑顔なの、久しぶりだった」
だが、ふいに子どもたちの輪の外でささやき声が聞こえた。
「アリシアさん、剣の稽古見せてくれるんだって!」
「カイラス様とアリシア様が戦ったら、どっちが強いんだろう」
ノクティアはパンを噛みながら、その声に耳を傾けていた。
* * *
広場ではすでに、カイラスとアリシアが剣の稽古を始めていた。
朝露の光る石畳の上、二人の動きは息もつかせぬ真剣勝負――
時折響く金属音や、二人の笑い声が、砦の朝に新しい風を運ぶ。
「見事だ、さすがだな、アリシア!」
「あなたも腕が鈍っていないようね、カイラス!」
周囲には兵士や子どもたち、エイミーやレオナートまでが見物に集まる。
ノクティアはその輪の後ろからそっと見つめていた。
(カイラスがこんなふうに楽しそうに剣を振るうのは久しぶり……)
ふたりの絆は揺るぎないもののようで、ノクティアの胸にまたしても小さな寂しさがこみ上げる。
* * *
稽古が終わると、アリシアはカイラスと連れ立って朝食の席へ向かった。
途中でノクティアに気づき、にこやかに声をかける。
「あなたがノクティアね。昨夜、皆からいろいろ聞いたわ。カイラスの大切な人だって」
「あ……はい、ようこそ砦へ」
アリシアは屈託なく微笑み、ノクティアの肩に手を置く。
「いい所ね。皆があなたのことを本当に慕ってる。ちょっと羨ましいくらい」
「そんなこと、ありません。私はただ、ここで皆と暮らしているだけです」
アリシアは柔らかく微笑み、ノクティアの横に腰を下ろした。
カイラスはその様子を穏やかな顔で見つめている。
「カイラスが昔から一緒だった仲間と、こうして出会えるのは嬉しいですね」
「そう言ってもらえると、私も嬉しい」
しばらく三人で雑談が続くが、ノクティアの胸の中のもやは晴れなかった。
* * *
昼過ぎ、レオナートが焦った顔で砦の塔から戻ってきた。
「団長、ノクティアさん。村から急報です。森の入口で、獣の唸り声がしたと……」
「森の入口?」カイラスは剣を取り、すぐに駆けだす構えを見せる。
「私も行きます」ノクティアはすぐに後を追う。
アリシアも「一緒に」と剣を持ち、三人で砦の門を出た。
森の入口は、春の緑に包まれて静かだったが、確かに何かが踏み荒らした痕が残っていた。
村の青年が怯えた顔で説明する。
「黒い影が、森の奥に……魔物かもしれません」
カイラスは森の奥を鋭く見つめた。
「この辺りで魔物が動くのは異例だ……春祭りの後で人心が緩んでいる時期だ。警備を強化しよう」
ノクティアは草花を踏み荒らされた花壇の跡にしゃがみこむ。
「……あんなにきれいに咲き始めていたのに」
アリシアがそっとノクティアに寄り添う。
「心配しないで、私も剣を貸すわ。砦も村も、きっと大丈夫」
ノクティアは微笑んでみせるが、不安は消えない。
* * *
砦に戻ると、カイラスは兵士たちを集めて警備計画の見直しを始めた。
エイミーやレオナートも村との連絡、怪我人の手当てなどで走り回る。
ノクティアは春祭りの花壇の前で一人、小さな苗の根元にそっと手を当てた。
(こんな時、私に何ができるのだろう。春はもう一度訪れたのに、なぜこんなに胸が痛むの……)
祭りの余韻、アリシアの笑顔、カイラスの頼もしさ――
どれもまぶしいのに、心の隅で“別れ”の予感がじわりと広がっていく。
* * *
夕方、広場には一日の終わりを惜しむように人々が集まり始めていた。
エイミーがノクティアに寄り添い、「無理はしないでくださいね」と声をかける。
「大丈夫よ。みんながいるから」
けれど、本当はほんの少し、自分の居場所が遠くなっていくような寂しさが消せなかった。
その夜、ノクティアは窓辺に座り、森の奥に沈む月を見つめた。
(私の春は、あとどれくらい残っているのだろう)
静かな夜風に花の香りが混じり、彼女の不安だけが深く静かに、胸に根を下ろしていった。
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