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5話
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「ようやく、この日が来たね。僕は待ちくたびれてしまったよ。いつ君を僕のものにできるのかと……」
とうとう、この日がやってきた。
妹とゲス王子が結婚をする日だ。
結婚をするなんていっても、そうさせる気はさらさらないのだけれど。
「はい。私もいつこの日が来るのかと待ち望んでおりましたよ」
と彼に微笑み返すロメリア。
この様子はかなり自信がある様子。
もちろん手筈は整っているし、わたしたちの勝利は目前のようです。
「そうだろ~そうだろ~! ロメリアは僕のものにずっとなりたかったんだよね。伝わっているよ」
何をバカなことを言っているのだか、こんな言葉を聞く人の気持ちを考えてほしい。
『静粛に』
会場に始まりの合図となる、声が響くと、一斉に二人の方向に皆が視線を向けた。
「これから、ダイナ・マグナム王子とリル・ロメリア様の結婚の儀をはじめます」
楽器隊がメロディーを奏で、辺りは拍手喝采で会場は華やかな雰囲気に包まれた。
この後、事件が起きるとも知らず。
とうとう、この日がやってきた。
妹とゲス王子が結婚をする日だ。
結婚をするなんていっても、そうさせる気はさらさらないのだけれど。
「はい。私もいつこの日が来るのかと待ち望んでおりましたよ」
と彼に微笑み返すロメリア。
この様子はかなり自信がある様子。
もちろん手筈は整っているし、わたしたちの勝利は目前のようです。
「そうだろ~そうだろ~! ロメリアは僕のものにずっとなりたかったんだよね。伝わっているよ」
何をバカなことを言っているのだか、こんな言葉を聞く人の気持ちを考えてほしい。
『静粛に』
会場に始まりの合図となる、声が響くと、一斉に二人の方向に皆が視線を向けた。
「これから、ダイナ・マグナム王子とリル・ロメリア様の結婚の儀をはじめます」
楽器隊がメロディーを奏で、辺りは拍手喝采で会場は華やかな雰囲気に包まれた。
この後、事件が起きるとも知らず。
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