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第2章 矢作、村を出る?!
古代語の謎?!***草薙視点***
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『草薙、我慢の限界だ!!』
そう言って、先輩が収納庫から取り出したのは【石鹸】だった。
先輩、分かる。分かるよ。
この世界は本当に臭い・汚いけど
憧れていた異世界転移の現実はキツイけど…。
でも!!!
今じゃないんだよ、先輩。
だって、ココはあの【ギルド】だよ!!
そうあの【ギルド】なんだ。
もう何度だって言いたい。
異世界好きなら絶対外せない必見の場所に今、俺は居る。
それなのに。
何で中庭で洗濯なのかな。
隣には冒険者の皆さんから剥ぎ取った
ものすごーーく臭い服の山。
『草薙、大丈夫だよ。この薬草を入れれば1発で臭い消しになる。何だか分かるか?日本人なら外せないな?』
得意げな先輩から渡されたのは【い草】モドキ。そりゃすごいよ。女将もお墨付きの消臭剤だもの。
あぁ、こうなったのはあの時…。
***
【跳馬亭】から村長さん達に案内されてやってきたのは…。
異世界オタクの聖地
【ギルド】
遂にきたーーーー!!!!
だが、古めかしいその看板を見つけたのドキドキは、ほんの一瞬で終了。
入口を乱暴に開け、さっさと中へ入っていったのはギルマスさん。
名前はえーっと。
『ライさん、やっと帰ってきたんですか?いい加減、この混乱状態を何とかしてください!!』
そうだ、ライさん。
背はそれほど高くないけど、筋肉が。
正直、ヒト科じゃないよ、アレ。
でも何だか憧れの場所ギルドの雰囲気が変すぎて、じっくり噛み締められないよ。
緊張感が半端ない。
しかもここ、満員電車って聞きたくなるほどの人、人、人。
そしてその大勢の人から、何故か俺たち囲まれてるし。
そりゃ、近づいては来ないけど怖いよ。
しかも俺たちを円形に囲んでるのは、冒険者っぽい、屈強の人達だよ。
更に全員がガン見って、キツイ。
キツすぎですって。
その上、俺と先輩にだけは態度が違って
睨まれてる…いやこれは殺気かも。
そんな中、ギルド職員の人の怒声にギルマスは平然として話し出したら。
『大丈夫だよ。みな、聞け!!
ベンは、今は冒険者として来たんじゃねえ。この方の護衛として』
『ダメだ!!臭すぎるーー!!』
えぇっ。遮った?!
絶対このタイミングじゃないのに遮ったよ、先輩。
これで確実に全員を敵に回したな、絶対。
でも珍しい。先輩は本来は我慢強い。
だいたいあの青木課長の怒涛の説教も叱責もいつもは何処吹く風なのに。
まぁ、正直俺の鼻も限界だし。
【跳馬亭】だって、かなり臭かったけどここほどじゃなかった。
けど、これはスゴすぎて具合悪くなるやつだ。
『やんのか、お前喧嘩ってるのか?!』
『うるせーぞ!!俺たちにそんな口聞くとは命知らずな奴だな。』
『生意気なやつだ。』
『青白いヒョロのくせに、1つ礼儀作法を教えてやるしかないか、へへへ。』『やるしかないか。。』
周囲から飛ばされるのは、ヤジではなく、確実に仕留める前の品定めでは?!
。。。
異世界のギルドマジこぇぇ。
先に喧嘩売ったのは先輩だから、仕方ないけど怖いものは怖い。
震える身体で立ち尽くしていたら、別の不穏な空気が真横から来たよ!!
えっ?マジの殺気なの、村長?!
『やるか。』びっくりしてる暇もなく何かが村長から飛び出た。
ド、ドドド、ドドドドドドドーーー!!!
人が吹っ飛びましたけど!!
しかもそれも巻き添えの人達込みで壁まで弾き飛ばされてますけど、無事ですよね?
村長って、本当は武闘派なの?
異世界【ギルド】展開がスゴすぎて、心臓が持たねぇって、マジで。
『村長。乱暴はダメだよ。口でまずは説明さなきゃ。
初めして。先程は失礼しました。私は矢作と申します。
ここにある【石鹸】は大変優れものです。今、皆様の服を洗えばあっという間に清潔で良い匂いのする服になります。是非御協力お願いします。』
いた。別の意味で強者がいたわ、ココに。
この激おこの人達の服を剥ぐつもり??
先輩、怖ぇぇよ。
やるときゃやる。が、先輩のモットーだけど今は是が非でも止めたい。
更に膨れ上がった周囲の殺気を沈めたのは、村長じゃない。
まさかの【女将】さんだった。
『この方が、あの神業の洗濯士 矢作様よ。
あんたらも知ってるでしょ。
ウチに来てる冒険者が、どれほど命拾いしたかを。』
そうなのだ。
先輩は、あの【跳馬亭】で既に
清潔🟰健康だと証明済。
ついたあだ名が【神業の洗濯士】
異世界に来て、何やってるですか。
異世界オタクなら、絶対ツッコミ入れる場所でしょ、コレ。
でも、先輩は真剣なのだ。
石鹸と殺菌効果のある薬草で、彼らの服だけじゃなくて宿屋本体も掃除しまくったんだよ(もちろん、俺も手伝った。まあ、強制的にだけど。。)
基本的に傷だらけの冒険者。
清潔で守れるものは大きかったんだ。
更には包帯・消毒・栄養も提供済。
先輩は収納庫の中身の減り方なんて全く気にせずバンバン出した。
薬草から作った貴重な消毒薬も傷薬も。
旅の途中でジルさん達が狩った野獣の干し肉も。
その結果…全員が完全な健康体になった。
痛みのない日はない冒険者が健康体になる。それはこの世界では奇跡なのだと、女将は言った。
使い捨ての冒険者。
そう言われているのに、何故そんなに惜しみなく振る舞うのかと聞いた女将に先輩があっさりと回答したのがコレ。
『命より大切な備蓄品なんて無い。』
変わらないな。
どんなに異世界で不安な事だらけでも、先行きが不透明過ぎても。
先輩は先輩だ。
戸惑う冒険者達にトドメを刺したのは、やっぱり村長とギルマス。
『東の辺境の村の救い主がこちらの方、矢作さんだ。
私がギルドを訪ねたのは、矢作さんの護衛のため。今回騒がしもしたが、もし、、、
この方に無礼な振る舞いをした者は我が村を敵に回したと思え。』
凄む村長に、夜叉になった女将。更にはライさんの一言で決まった。
『これからもここで冒険者したければ、服を脱げ!!』
そして始まった丸裸の会。
冒険者から剥ぎ取った服の洗濯は、俺とギルマス。
ギルド内の掃除は、村長と女将。
そして先輩は、手当と栄養補給係。
更にはギルド職員と【跳馬亭】の助っ人も含めて頑張った結果、夜ご飯までには何とか終了した。
奇跡だ、あの量が終わるなんて。
鼻がバカになった俺は、今先輩からご褒美のコロッケを貰ったところだ。
「お前それは、日本から持ってきた貴重品なんだぞ。次はないから大事に食べろよ。」
珍しい先輩からの【飴】
ムチは多いのに、飴は少ないのが先輩だ。
サクサクの衣は揚げたてのまま。
身体の中からエネルギーが溢れる気がして、嬉しくなる。
凄く遅い夕食のメンバーは先輩と村長、ギルマスと女将。そしてさっき、ギルマスに怒鳴った副ギルマスのレンさん、俺。
何でも先輩から話があるので、なるべく秘密にできる人で話したいと言い出したからだ。
疲労感満載の夕食の中、先輩は気まずそうに話し出した。
『まずは今日はありがとうございました。おかげですっかり綺麗になりました。』
頭を下げる先輩に副ギルマスが慌てた。
『お礼を言うのはコチラです。前からギルマスには何度も進言していた事でした。
衛生面は命に関わると。しかし』『そこまで!!とりあえず今は矢作さんの話を聞こう。』
うっかり飛び火しそうになったギルマスの咄嗟の判断で渋々副ギルマスは引き下がった。普段、恐らく面倒事全て副ギルマスに押し付けてたんだと、俺でも分かる。
でも、先輩はそんなふたりの様子に全く気づいていない様子だ。
そんなに深刻な内容なのか?
『古代語を見つけたんです。』
『『『ええっ。』』』
えっ?それってそんなに問題なの?
『そこで素っ頓狂な顔をしてる草薙は知らないかも知れないが、この世界に今古代語は、ほぼ残ってない。
なのに、この辺りの場所に点々とあったんだ。
多分、誰も気づいてないけれど。』
既に蒼白な顔のギルドの2人とは別に、落ち着いた村長が『どこですか?』と聞いた。
『点々とだよ。』
点々?
『その点々としているモノのあった場所がこの辺りなのですね。だからここを動かなかったですね。』
!!!
そうか、だから先輩は洗濯おじさんになってまでここに残ったのか。
『非常に奇妙なのは、家の壁の1部だったり、道の石畳の1箇所だったり。しかも一言ならまだしも1文字の時もある。
だから、それらを全部を集めたいのです。もしかしたら手がかりがあるかもと。』
そうだった。
古代語の解析は、日本への帰還のヒントを探すためだった。ギルドに浮かれて忘れてた。。
異世界転移に浮かれているそんな俺も、日本に未練がないはずは無い。
漫画もアニメも異世界モノも俺の大切なオタク趣味はココには、ない。
危険で言葉すら通じない。
でも、1番はやっぱり家族に会いたい。
父さんや母さん、普段は口煩い姉さん達。
生意気な弟。
会えない…のは困る。
ホントに。
『草薙。ヒントかも知れないんだ。だからこそ皆さんのご協力をお願いしよう。
俺たちだけで出来ることはあまりに少ない。』
改めて2人で頭を下げた。
『『力を貸してください。お願いします。』』
『もちろん』『了解』『はい。』
『もちろんお手伝いいたしますわ。でも、ここでどうしても確かめなければいけない事がありますの。
剛腕様、私を覚えておられますか?そして2人の約束は?』
快諾にホッとする暇もなく、女将からの追求か!!
村長。どうする?!
『静かに。扉の向こうに気配があります。』
副ギルマスの声に一同に緊張が走った。
人払いをしていたはずなのに。
それに、女将の阿修羅顔になってる問題は?!
色々、異世界やっぱりこぇぇーー。
そう言って、先輩が収納庫から取り出したのは【石鹸】だった。
先輩、分かる。分かるよ。
この世界は本当に臭い・汚いけど
憧れていた異世界転移の現実はキツイけど…。
でも!!!
今じゃないんだよ、先輩。
だって、ココはあの【ギルド】だよ!!
そうあの【ギルド】なんだ。
もう何度だって言いたい。
異世界好きなら絶対外せない必見の場所に今、俺は居る。
それなのに。
何で中庭で洗濯なのかな。
隣には冒険者の皆さんから剥ぎ取った
ものすごーーく臭い服の山。
『草薙、大丈夫だよ。この薬草を入れれば1発で臭い消しになる。何だか分かるか?日本人なら外せないな?』
得意げな先輩から渡されたのは【い草】モドキ。そりゃすごいよ。女将もお墨付きの消臭剤だもの。
あぁ、こうなったのはあの時…。
***
【跳馬亭】から村長さん達に案内されてやってきたのは…。
異世界オタクの聖地
【ギルド】
遂にきたーーーー!!!!
だが、古めかしいその看板を見つけたのドキドキは、ほんの一瞬で終了。
入口を乱暴に開け、さっさと中へ入っていったのはギルマスさん。
名前はえーっと。
『ライさん、やっと帰ってきたんですか?いい加減、この混乱状態を何とかしてください!!』
そうだ、ライさん。
背はそれほど高くないけど、筋肉が。
正直、ヒト科じゃないよ、アレ。
でも何だか憧れの場所ギルドの雰囲気が変すぎて、じっくり噛み締められないよ。
緊張感が半端ない。
しかもここ、満員電車って聞きたくなるほどの人、人、人。
そしてその大勢の人から、何故か俺たち囲まれてるし。
そりゃ、近づいては来ないけど怖いよ。
しかも俺たちを円形に囲んでるのは、冒険者っぽい、屈強の人達だよ。
更に全員がガン見って、キツイ。
キツすぎですって。
その上、俺と先輩にだけは態度が違って
睨まれてる…いやこれは殺気かも。
そんな中、ギルド職員の人の怒声にギルマスは平然として話し出したら。
『大丈夫だよ。みな、聞け!!
ベンは、今は冒険者として来たんじゃねえ。この方の護衛として』
『ダメだ!!臭すぎるーー!!』
えぇっ。遮った?!
絶対このタイミングじゃないのに遮ったよ、先輩。
これで確実に全員を敵に回したな、絶対。
でも珍しい。先輩は本来は我慢強い。
だいたいあの青木課長の怒涛の説教も叱責もいつもは何処吹く風なのに。
まぁ、正直俺の鼻も限界だし。
【跳馬亭】だって、かなり臭かったけどここほどじゃなかった。
けど、これはスゴすぎて具合悪くなるやつだ。
『やんのか、お前喧嘩ってるのか?!』
『うるせーぞ!!俺たちにそんな口聞くとは命知らずな奴だな。』
『生意気なやつだ。』
『青白いヒョロのくせに、1つ礼儀作法を教えてやるしかないか、へへへ。』『やるしかないか。。』
周囲から飛ばされるのは、ヤジではなく、確実に仕留める前の品定めでは?!
。。。
異世界のギルドマジこぇぇ。
先に喧嘩売ったのは先輩だから、仕方ないけど怖いものは怖い。
震える身体で立ち尽くしていたら、別の不穏な空気が真横から来たよ!!
えっ?マジの殺気なの、村長?!
『やるか。』びっくりしてる暇もなく何かが村長から飛び出た。
ド、ドドド、ドドドドドドドーーー!!!
人が吹っ飛びましたけど!!
しかもそれも巻き添えの人達込みで壁まで弾き飛ばされてますけど、無事ですよね?
村長って、本当は武闘派なの?
異世界【ギルド】展開がスゴすぎて、心臓が持たねぇって、マジで。
『村長。乱暴はダメだよ。口でまずは説明さなきゃ。
初めして。先程は失礼しました。私は矢作と申します。
ここにある【石鹸】は大変優れものです。今、皆様の服を洗えばあっという間に清潔で良い匂いのする服になります。是非御協力お願いします。』
いた。別の意味で強者がいたわ、ココに。
この激おこの人達の服を剥ぐつもり??
先輩、怖ぇぇよ。
やるときゃやる。が、先輩のモットーだけど今は是が非でも止めたい。
更に膨れ上がった周囲の殺気を沈めたのは、村長じゃない。
まさかの【女将】さんだった。
『この方が、あの神業の洗濯士 矢作様よ。
あんたらも知ってるでしょ。
ウチに来てる冒険者が、どれほど命拾いしたかを。』
そうなのだ。
先輩は、あの【跳馬亭】で既に
清潔🟰健康だと証明済。
ついたあだ名が【神業の洗濯士】
異世界に来て、何やってるですか。
異世界オタクなら、絶対ツッコミ入れる場所でしょ、コレ。
でも、先輩は真剣なのだ。
石鹸と殺菌効果のある薬草で、彼らの服だけじゃなくて宿屋本体も掃除しまくったんだよ(もちろん、俺も手伝った。まあ、強制的にだけど。。)
基本的に傷だらけの冒険者。
清潔で守れるものは大きかったんだ。
更には包帯・消毒・栄養も提供済。
先輩は収納庫の中身の減り方なんて全く気にせずバンバン出した。
薬草から作った貴重な消毒薬も傷薬も。
旅の途中でジルさん達が狩った野獣の干し肉も。
その結果…全員が完全な健康体になった。
痛みのない日はない冒険者が健康体になる。それはこの世界では奇跡なのだと、女将は言った。
使い捨ての冒険者。
そう言われているのに、何故そんなに惜しみなく振る舞うのかと聞いた女将に先輩があっさりと回答したのがコレ。
『命より大切な備蓄品なんて無い。』
変わらないな。
どんなに異世界で不安な事だらけでも、先行きが不透明過ぎても。
先輩は先輩だ。
戸惑う冒険者達にトドメを刺したのは、やっぱり村長とギルマス。
『東の辺境の村の救い主がこちらの方、矢作さんだ。
私がギルドを訪ねたのは、矢作さんの護衛のため。今回騒がしもしたが、もし、、、
この方に無礼な振る舞いをした者は我が村を敵に回したと思え。』
凄む村長に、夜叉になった女将。更にはライさんの一言で決まった。
『これからもここで冒険者したければ、服を脱げ!!』
そして始まった丸裸の会。
冒険者から剥ぎ取った服の洗濯は、俺とギルマス。
ギルド内の掃除は、村長と女将。
そして先輩は、手当と栄養補給係。
更にはギルド職員と【跳馬亭】の助っ人も含めて頑張った結果、夜ご飯までには何とか終了した。
奇跡だ、あの量が終わるなんて。
鼻がバカになった俺は、今先輩からご褒美のコロッケを貰ったところだ。
「お前それは、日本から持ってきた貴重品なんだぞ。次はないから大事に食べろよ。」
珍しい先輩からの【飴】
ムチは多いのに、飴は少ないのが先輩だ。
サクサクの衣は揚げたてのまま。
身体の中からエネルギーが溢れる気がして、嬉しくなる。
凄く遅い夕食のメンバーは先輩と村長、ギルマスと女将。そしてさっき、ギルマスに怒鳴った副ギルマスのレンさん、俺。
何でも先輩から話があるので、なるべく秘密にできる人で話したいと言い出したからだ。
疲労感満載の夕食の中、先輩は気まずそうに話し出した。
『まずは今日はありがとうございました。おかげですっかり綺麗になりました。』
頭を下げる先輩に副ギルマスが慌てた。
『お礼を言うのはコチラです。前からギルマスには何度も進言していた事でした。
衛生面は命に関わると。しかし』『そこまで!!とりあえず今は矢作さんの話を聞こう。』
うっかり飛び火しそうになったギルマスの咄嗟の判断で渋々副ギルマスは引き下がった。普段、恐らく面倒事全て副ギルマスに押し付けてたんだと、俺でも分かる。
でも、先輩はそんなふたりの様子に全く気づいていない様子だ。
そんなに深刻な内容なのか?
『古代語を見つけたんです。』
『『『ええっ。』』』
えっ?それってそんなに問題なの?
『そこで素っ頓狂な顔をしてる草薙は知らないかも知れないが、この世界に今古代語は、ほぼ残ってない。
なのに、この辺りの場所に点々とあったんだ。
多分、誰も気づいてないけれど。』
既に蒼白な顔のギルドの2人とは別に、落ち着いた村長が『どこですか?』と聞いた。
『点々とだよ。』
点々?
『その点々としているモノのあった場所がこの辺りなのですね。だからここを動かなかったですね。』
!!!
そうか、だから先輩は洗濯おじさんになってまでここに残ったのか。
『非常に奇妙なのは、家の壁の1部だったり、道の石畳の1箇所だったり。しかも一言ならまだしも1文字の時もある。
だから、それらを全部を集めたいのです。もしかしたら手がかりがあるかもと。』
そうだった。
古代語の解析は、日本への帰還のヒントを探すためだった。ギルドに浮かれて忘れてた。。
異世界転移に浮かれているそんな俺も、日本に未練がないはずは無い。
漫画もアニメも異世界モノも俺の大切なオタク趣味はココには、ない。
危険で言葉すら通じない。
でも、1番はやっぱり家族に会いたい。
父さんや母さん、普段は口煩い姉さん達。
生意気な弟。
会えない…のは困る。
ホントに。
『草薙。ヒントかも知れないんだ。だからこそ皆さんのご協力をお願いしよう。
俺たちだけで出来ることはあまりに少ない。』
改めて2人で頭を下げた。
『『力を貸してください。お願いします。』』
『もちろん』『了解』『はい。』
『もちろんお手伝いいたしますわ。でも、ここでどうしても確かめなければいけない事がありますの。
剛腕様、私を覚えておられますか?そして2人の約束は?』
快諾にホッとする暇もなく、女将からの追求か!!
村長。どうする?!
『静かに。扉の向こうに気配があります。』
副ギルマスの声に一同に緊張が走った。
人払いをしていたはずなのに。
それに、女将の阿修羅顔になってる問題は?!
色々、異世界やっぱりこぇぇーー。
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