181 / 316
王国の希望をのせた勇者
しおりを挟む
「異世界からの人を召喚しますか?」
大理石の大広間に奇妙なアナウンスが響く。
王はすかさず、「ハイ」と答えた。
「了解しました。」とのアナウンス。
続いて、「此れから、幾つかの選択肢がアナウンスされます。【ハイ・イイエ】で答えて下さい。
また、選択肢の中で特に強化したいと希望される時は、【カキン】と答えて下さい。
出来るだけ希望に沿った方をお送りしたいと考えております。では、始めます。」
「希望される召喚者は、男性ですか」
「ハイ」
「希望される召喚者は、20才以上ですか」
「イイエ」
「希望される召喚者は、勇者を望みますか」
「ハイ。そしてカキン」
「カキンを認識しました。カキンは金貨1枚から発生します。」
「・・・カキンとは、金貨を支払う事なのか。
宰相。いま使える予算はどの位だ。」
「王様。直ぐには、金貨で100枚を用意可能です。」
「解った。しかし、此からの流れが読めぬ。
カキンは、金貨10枚でお願いする。」
「金貨10枚を確認しました。召喚者は、C級勇者をご用意致します。よろしいでしょうか。」
「待ってくれ。10枚でC級か。お願いする、後30枚をカキンする。」
「金貨40枚を確認しました。召喚者は、A級勇者をご用意致します。よろしいでしょうか。」
「ハイ」
「勇者のスキルは、平均値5個で良いですか」
「イイエ、金貨10枚をカキンする。」
「金貨10枚を確認しました。スキルは、+2個となります。」
「う・・・む。スキル7個が多いのか少ないのか判断が付かぬ。」
「王様。スキルや能力値は、レベルアップで増える事も有ります。この位で手を打ちましょう。」
「わかった。次を頼む。」
「続きまして、スキル選択となります。【ムカキン】だと、ランダム選択となります。【金貨20枚】で、選択可能ですが、どうしますか?」
「金貨20枚を頼む。」
「金貨20枚を確認しました。スキルリスト一覧を表示します。ご希望のスキルを選択願います。なお、更に【金貨30枚】で上級スキルを1個選択可能ですが、どうしますか?」
「それは、先程の7個に+1個と考えて良いのか?」
「ハイ」
「わかった。金貨30枚を支払う」
「金貨30枚を確認しました。上級スキル一覧を表示します。ご希望のスキルを選択願います。」
「王様、金貨90枚となりました。どう致しますか。」
「宰相。金貨を用意するのだ。王国の平和を脅かす魔王軍を破る為には、優秀な勇者が必要なのだ、金に糸目を付けるな。」
「ハイ。直ぐに用意を致します。」
その後は、【魔法】【武器】【防具】【装備品】・・・【パーティーメンバー】まで、多くの選択肢があり、その度に【カキン】を繰り返す事で、多くの金貨が飛んで行った。
「ありがとうございます。これより、ご希望の勇者を召喚致します。」
勇者が召喚された。
王国の希望と多額の金額を載せて・・・。
大理石の大広間に奇妙なアナウンスが響く。
王はすかさず、「ハイ」と答えた。
「了解しました。」とのアナウンス。
続いて、「此れから、幾つかの選択肢がアナウンスされます。【ハイ・イイエ】で答えて下さい。
また、選択肢の中で特に強化したいと希望される時は、【カキン】と答えて下さい。
出来るだけ希望に沿った方をお送りしたいと考えております。では、始めます。」
「希望される召喚者は、男性ですか」
「ハイ」
「希望される召喚者は、20才以上ですか」
「イイエ」
「希望される召喚者は、勇者を望みますか」
「ハイ。そしてカキン」
「カキンを認識しました。カキンは金貨1枚から発生します。」
「・・・カキンとは、金貨を支払う事なのか。
宰相。いま使える予算はどの位だ。」
「王様。直ぐには、金貨で100枚を用意可能です。」
「解った。しかし、此からの流れが読めぬ。
カキンは、金貨10枚でお願いする。」
「金貨10枚を確認しました。召喚者は、C級勇者をご用意致します。よろしいでしょうか。」
「待ってくれ。10枚でC級か。お願いする、後30枚をカキンする。」
「金貨40枚を確認しました。召喚者は、A級勇者をご用意致します。よろしいでしょうか。」
「ハイ」
「勇者のスキルは、平均値5個で良いですか」
「イイエ、金貨10枚をカキンする。」
「金貨10枚を確認しました。スキルは、+2個となります。」
「う・・・む。スキル7個が多いのか少ないのか判断が付かぬ。」
「王様。スキルや能力値は、レベルアップで増える事も有ります。この位で手を打ちましょう。」
「わかった。次を頼む。」
「続きまして、スキル選択となります。【ムカキン】だと、ランダム選択となります。【金貨20枚】で、選択可能ですが、どうしますか?」
「金貨20枚を頼む。」
「金貨20枚を確認しました。スキルリスト一覧を表示します。ご希望のスキルを選択願います。なお、更に【金貨30枚】で上級スキルを1個選択可能ですが、どうしますか?」
「それは、先程の7個に+1個と考えて良いのか?」
「ハイ」
「わかった。金貨30枚を支払う」
「金貨30枚を確認しました。上級スキル一覧を表示します。ご希望のスキルを選択願います。」
「王様、金貨90枚となりました。どう致しますか。」
「宰相。金貨を用意するのだ。王国の平和を脅かす魔王軍を破る為には、優秀な勇者が必要なのだ、金に糸目を付けるな。」
「ハイ。直ぐに用意を致します。」
その後は、【魔法】【武器】【防具】【装備品】・・・【パーティーメンバー】まで、多くの選択肢があり、その度に【カキン】を繰り返す事で、多くの金貨が飛んで行った。
「ありがとうございます。これより、ご希望の勇者を召喚致します。」
勇者が召喚された。
王国の希望と多額の金額を載せて・・・。
0
あなたにおすすめの小説
姉の引き立て役の私は
ぴぴみ
恋愛
アリアには完璧な姉がいる。姉は美人で頭も良くてみんなに好かれてる。
「どうしたら、お姉様のようになれるの?」
「ならなくていいのよ。あなたは、そのままでいいの」
姉は優しい。でもあるとき気づいて─
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
背徳のミラールージュ(母と子 それぞれが年の差恋愛にのめり込んでいく鏡写し)
MisakiNonagase
恋愛
24歳の市役所職員・中村洋平には、自慢の恋人がいた。2歳年上の小学校教師、夏海。誰もが羨む「正解」の幸せの中にいたはずだった。
しかし、50歳になる母・美鈴が21歳の青年・翔吾と恋に落ちたとき、歯車は狂い出す。
母の恋路を「不潔だ」と蔑んでいた洋平だったが、気づけば自分もまた、抗えない引力に引き寄せられていた。
その相手は、母の恋人の母親であり、二回りも年上の柳田悦子。
純愛か、背徳か。4年付き合った恋人を捨ててまで、なぜ僕は「彼女」を求めてしまうのか。
交差する二組の親子。歪な四角関係の果てに、彼らが見つける愛の形とは――。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
「美しい女性(ヒト)、貴女は一体、誰なのですか?」・・・って、オメエの嫁だよ
猫枕
恋愛
家の事情で12才でウェスペル家に嫁いだイリス。
当時20才だった旦那ラドヤードは子供のイリスをまったく相手にせず、田舎の領地に閉じ込めてしまった。
それから4年、イリスの実家ルーチェンス家はウェスペル家への借金を返済し、負い目のなくなったイリスは婚姻の無効を訴える準備を着々と整えていた。
そんなある日、領地に視察にやってきた形だけの夫ラドヤードとばったり出くわしてしまう。
美しく成長した妻を目にしたラドヤードは一目でイリスに恋をする。
「美しいひとよ、貴女は一体誰なのですか?」
『・・・・オメエの嫁だよ』
執着されたらかなわんと、逃げるイリスの運命は?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる