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対価と嘲笑をくれたる

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さて俺否元別天津神共和国連邦の南氷共和国の総統である赤家好古は此のブルンス王国を潰す事に決意をした

理由は「ブルボン王国の国王が貴様等テロリストが支配したブルトン島なぞ我が国の軍隊と竜騎士を使えば崩壊をする事なんぞ目に見えているのだ・・だが貴様等が我が国の傘下に入るので有らば先程の国交の正常化を認めて遣らんでも無いぞ」と高圧的な態度を取ったのである

 まあ其れは別段だ如何でも良いのだが敢えて俺は先のブルンス王国の国王に対して「其れは大変に痛み入ります」とノラリクラリと返したのである

 そして俺は「其れでは傘下に入る次第に此の書類にサイン又は捺印を押して下さい」と言った

其れで俺が渡した書類の内容は「あんた等は空くまでも名目上の支配権をくれて遣るから、実質的な支配する者は俺達が有る」と言う内容と「だからこそあんた等の好き勝手は残念ながら出来やしないんだよ」と続いた

 そして最後に極めつけは「ブルンス王国のイング・ラント王国に侵攻をしたので復興費を出せ・・そして勿論こちらは賠償金を払う義務はないがな・・そして復興費を出さないのなら自動的独立出来る事を王の名の元で認める」と言うのを書いておいた

持ち論の事先程書いた内容は滅茶苦茶難解にそして出来るだけ遠回しに遠回しに俺自身の目的が果たせるように細工を仕込んだのである

此の知恵は最初に転生をした世界で学んだ悪知恵なのだ・・まさかこんな時に使える様に成るとは思わなかった

其れで面白い事に「ブルンス王国の国王」は先程の書類は確りと読まなくて適当に王家のサインをしたのだ

其れで俺は此の事態に対して心の中では此の国の国王は本当に大丈夫かと呆れを催しながら・・一旦此の国の政府専用のホテルに泊まる事に成った

 そして此の契約書を大量に擦りまくり・・まあ俺自身の能力で空から一斉にばら撒いてやった、勿論ブルボン王国の全土に空からばら撒いてやったのだ

此れで此の先程の書類は「全てのブルンス人」に知れ渡る事に成るんだがな・・勿論内容を要約をしたのを付け加え乍ら

 さてそう言う事をしたのだから「此の国の憲兵と此の国の軍隊」が俺のいるホテルに来ているのを「ドラゴンの羽音」や「馬の大地を駆ける音」で察したんだよ

 まあ其れで俺は先程の王様の元に連行されたのだ・・まあ理由は十中八九アレだ有ろうな

 まあそんな事は如何でも良いか・・其れで先程の王様が「貴様―よくも此の儂を謀り王家の面子を潰したなあ・・今すぐ先程の調印をした紙を捨てよ」と言ったので俺は呆れながらこう言った

「謀るも何も私はアンタ様の国の人間・・ましてや最初に書いて有る書類に此の書類を効果が出るのは2つ後だと書いて有りましたよね・・だから私は未だに貴方の進化では無いし曲りなりにも他国の人間ですよ」と言った後に

「其れに私はあの書類の内容で構いません・・変えたいのならば此の国にばら撒いた全ての書類を見つけ出して焼けば良いじゃ無いですか?

そして私は貴方様にチャンと書類はすべて読みましたか?と言ったら読んだ読んだと言ったでは有りませんか

 そして貴方様は仮に此の事が他国にばれて仕舞ったら大変でしょうなあ」と言ったらブルンス王は顔が真っ赤に成った
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