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新たなステージ
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部屋に戻ってきた渚の顔色を見て、耕平は首を傾げた。
「風呂入ってきたんだよね? えらく顔色悪いように見えるけど、長湯しすぎてのぼせちゃった?」
「ううん。そっちは大丈夫なんだけど……」
「そっちはって、他に何かあったの?」
「…松村さんにあったの……」
「松村さんってーー委員長?」
耕平は思わず渋面になった。
厄介だな、と思ったのが正直なところであった。
松村実里は一学期で引退するまで風紀委員長を務めていた。正義感溢れる剣道少女というテンプレ的なステータスの持ち主で、今年のインターハイ個人戦準優勝の強者である。
別に仲が悪いわけではない。それなりに会話もある間柄である。ただ、曲がったことの大嫌いな実里が二人の関係を知ったらと考えただけで頭が痛くなる。
「家族旅行?」
「そうみたい」
「また厄介な……」
旅館の中で鉢合わせでもしてしまったら面倒極まりない。
「引きこもってるのが無難かな」
「そうね……」
万が一があってはいけない。二人は籠城作戦を決め込むことにした。
「…そうなると、できることって限られてくるんだよね……」
「もう……」
唇を尖らせるが、拒絶することはなく、渚は引き寄せられるままに耕平に身を委ねた。
健康な若い恋人同士が、二人きりで、外出もできずに部屋に閉じこもっていたら、することは限られてくる。
二人とも既に一糸まとわぬ姿である。互いの温もりを確めることで、押し寄せてくる不安をまぎらわす。今の二人にはそんな感じがあった。
唇を重ね、舌を絡めあう。
気分が盛り上がれば不安も消える。五分も淫靡なくちづけを交わしていれば、もう互いのことしか考えられなくなっていた。
「…あっ……」
耕平の唇が首筋から鎖骨、更には乳房へと滑り、渚は心地よい吐息をもらした。
唇は止まらず、そのまま頂点の蕾を含む。
「はあんっ」
愛する女の喘ぎ声ほど耳を心地よくするものはない、と耕平は思いを新たにした。この声を聞くためならば、どんな苦労も厭わない。
「あっ…あ……あんっ……ああっ、いい…いいのっ」
「ああ、なんていいおっぱいなんだ」
もう片方の右手に納めて、耕平は夢見心地の呟きをもらす。
大きすぎず、小さすぎず、耕平の掌にジャストサイズのおっぱいは絶妙な柔らかさと弾力をもって、しっとりと馴染んでくる。一度さわったら、二度と離したくなくなるーーそんなおっぱいだった。
「あたしのおっぱい、好き?」
「うん、大好き」
答える暇すら惜しいとばかりに、耕平は渚の突起をしゃぶり続ける。最初のうちはがむしゃらなだけだった吸い方も、近頃では渚の好みを覚え、確実に渚を高みへと導いてくれるまでに上達している。
だから、渚は安心して耕平に身を委ねているのだが、今日はなぜか今までは考えもしなかったことに思い至ってしまった。
大好きなおっぱいを堪能した唇が、お腹、更に下へと下がっていく。
「あ、ちょ、ちょっと待って」
「ん?」
耕平は不思議そうに顔を上げた。
「…あ、あの……あのね……」
渚は顔を真っ赤にして言い淀んでいる。何か重大決意を口にしようとしているらしい。
「…あ、あたしが…耕平くんの……その…お、おちんちんにキスしたら…耕平くん、喜んでくれる?」
「へ?」
耕平は豆鉄砲を食らった鳩が狐につままれたような顔をした。
「…いつもね、耕平くんはあたしを気持ちよくしてくれるけど、あたしはしてもらうばっかりでダメだなって思ったの」
「ダメってことは全然ないよ。俺は渚を抱けるだけで大満足だぜ?」
「…でも……嬉しくない?」
勇気を振り絞った申し出を喜んでもらえず、渚は見るも無惨にへこんだ。
その顔を見て、耕平は慌てた。
「嬉しいどころじゃないよ!」
必要以上に力んで耕平は言った。
「渚がフェラしてくれるなんて、夢みたいだ…けど、いいの?」
渚的にかなり抵抗があるであろうことは想像に難くない。だからこそ、して欲しいと思いつつも今まで求めなかったのだ。
「…耕平くんが喜んでくれるなら、する」
その正体が何かはわからなかったが、渚は何やら危機感を抱いているらしい。
ともあれ、して欲しいことをしてくれると言うのだ。グダグダ言って心変わりされないうちにお願いした方がいい。
「…本当にしてくれるの?」
「…上手にはできないよ?」
「そんなの全然いいよ」
むしろ超絶テクニックを披露されでもしたら、どこで身につけたのかと心配になってしまう。
「…えっと…じゃあ、するね」
耕平の足の間に身体を移した渚は、緊張に強張り気味の顔をいきり立った剛直へと近づけていった。
「風呂入ってきたんだよね? えらく顔色悪いように見えるけど、長湯しすぎてのぼせちゃった?」
「ううん。そっちは大丈夫なんだけど……」
「そっちはって、他に何かあったの?」
「…松村さんにあったの……」
「松村さんってーー委員長?」
耕平は思わず渋面になった。
厄介だな、と思ったのが正直なところであった。
松村実里は一学期で引退するまで風紀委員長を務めていた。正義感溢れる剣道少女というテンプレ的なステータスの持ち主で、今年のインターハイ個人戦準優勝の強者である。
別に仲が悪いわけではない。それなりに会話もある間柄である。ただ、曲がったことの大嫌いな実里が二人の関係を知ったらと考えただけで頭が痛くなる。
「家族旅行?」
「そうみたい」
「また厄介な……」
旅館の中で鉢合わせでもしてしまったら面倒極まりない。
「引きこもってるのが無難かな」
「そうね……」
万が一があってはいけない。二人は籠城作戦を決め込むことにした。
「…そうなると、できることって限られてくるんだよね……」
「もう……」
唇を尖らせるが、拒絶することはなく、渚は引き寄せられるままに耕平に身を委ねた。
健康な若い恋人同士が、二人きりで、外出もできずに部屋に閉じこもっていたら、することは限られてくる。
二人とも既に一糸まとわぬ姿である。互いの温もりを確めることで、押し寄せてくる不安をまぎらわす。今の二人にはそんな感じがあった。
唇を重ね、舌を絡めあう。
気分が盛り上がれば不安も消える。五分も淫靡なくちづけを交わしていれば、もう互いのことしか考えられなくなっていた。
「…あっ……」
耕平の唇が首筋から鎖骨、更には乳房へと滑り、渚は心地よい吐息をもらした。
唇は止まらず、そのまま頂点の蕾を含む。
「はあんっ」
愛する女の喘ぎ声ほど耳を心地よくするものはない、と耕平は思いを新たにした。この声を聞くためならば、どんな苦労も厭わない。
「あっ…あ……あんっ……ああっ、いい…いいのっ」
「ああ、なんていいおっぱいなんだ」
もう片方の右手に納めて、耕平は夢見心地の呟きをもらす。
大きすぎず、小さすぎず、耕平の掌にジャストサイズのおっぱいは絶妙な柔らかさと弾力をもって、しっとりと馴染んでくる。一度さわったら、二度と離したくなくなるーーそんなおっぱいだった。
「あたしのおっぱい、好き?」
「うん、大好き」
答える暇すら惜しいとばかりに、耕平は渚の突起をしゃぶり続ける。最初のうちはがむしゃらなだけだった吸い方も、近頃では渚の好みを覚え、確実に渚を高みへと導いてくれるまでに上達している。
だから、渚は安心して耕平に身を委ねているのだが、今日はなぜか今までは考えもしなかったことに思い至ってしまった。
大好きなおっぱいを堪能した唇が、お腹、更に下へと下がっていく。
「あ、ちょ、ちょっと待って」
「ん?」
耕平は不思議そうに顔を上げた。
「…あ、あの……あのね……」
渚は顔を真っ赤にして言い淀んでいる。何か重大決意を口にしようとしているらしい。
「…あ、あたしが…耕平くんの……その…お、おちんちんにキスしたら…耕平くん、喜んでくれる?」
「へ?」
耕平は豆鉄砲を食らった鳩が狐につままれたような顔をした。
「…いつもね、耕平くんはあたしを気持ちよくしてくれるけど、あたしはしてもらうばっかりでダメだなって思ったの」
「ダメってことは全然ないよ。俺は渚を抱けるだけで大満足だぜ?」
「…でも……嬉しくない?」
勇気を振り絞った申し出を喜んでもらえず、渚は見るも無惨にへこんだ。
その顔を見て、耕平は慌てた。
「嬉しいどころじゃないよ!」
必要以上に力んで耕平は言った。
「渚がフェラしてくれるなんて、夢みたいだ…けど、いいの?」
渚的にかなり抵抗があるであろうことは想像に難くない。だからこそ、して欲しいと思いつつも今まで求めなかったのだ。
「…耕平くんが喜んでくれるなら、する」
その正体が何かはわからなかったが、渚は何やら危機感を抱いているらしい。
ともあれ、して欲しいことをしてくれると言うのだ。グダグダ言って心変わりされないうちにお願いした方がいい。
「…本当にしてくれるの?」
「…上手にはできないよ?」
「そんなの全然いいよ」
むしろ超絶テクニックを披露されでもしたら、どこで身につけたのかと心配になってしまう。
「…えっと…じゃあ、するね」
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