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十九話「ハッピーエンド、物語の終わりはいつもこの言葉でしめくくられる」
しおりを挟む―ドミニク視点―
それからレヴィン王子はどうなったかって?
レヴィン王子様は王位に就き名君となられた。
オレの主のレヴィン様は世間知らずでヘタレなおぼっちゃんに見えて、やるときはちゃんとやるお人なのだ。
レヴィン様は即位してすぐ前王レオポルド様の派閥を一掃。
悪事を働いていた小役人たちは、裸足で逃げ出した。
レヴィン様の打ち出された政策はどれも成功を納め、民からの支持を得た。
そして国政に聡く、民から慕われ、歴史に名を残す聖君となられた。
過大評価し過ぎだって?
幼いころからお仕えしていたレヴィン様が王位を継がれたんだ、このくらい言わせてくれよ。
レヴィン様と女神、二人の行く末はどうなったかって?
物語の締めくくりはこうに決まってる。
二人は結婚し、末永く幸せに暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし――――。
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