ゴッドクエスト

紅蓮の焔

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3章 完全なる継承

18話完璧なる継承3-レイン視点-

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[著者のコメント]
暴風警報イエーイ!
今日、休みになって暇になったので公開します!





「はあああぁぁぁ!」
俺がそう叫ぶと俺から風が巻き起こった
「うわあ!」
「くっ」
「きゃあああ!」
子供達は風に飛ばされ部屋の壁にぶつかったしかし風を起こした瞬間俺の竜神化が解けた
「…やっぱりか」
俺がそう呟くと男子が立ち上がった
「くそぉ、まだ負けらんねえんだっよ!」
そう言い俺にナイフを逆手に持ちジャンプし俺の頭を狙ってきたと思ったのだが俺の前で着地して腹を切る
「くっ」
少し体を後ろへずらしダメージを軽くできたが痛い
「おらぁ!」
次はダーツの様にナイフを投げてきた
見事な事に右眼にナイフが刺さってしまった
「痛って」
眼にナイフが刺さり尻餅を付いてしまったその後すぐにナイフを抜き少年へ投げ返した
「ひっ」
そう言いブクブクと泡を吹き出し気絶した他の少女はとっくに気絶しているようだ
今の内に炎を確認した炎は大きかったが少し灰色になっていた
確認し終わると俺の下の床だけが崩れ落ちて又真っ逆さまに落ちていった
そして少し経つと下から光が見えてきた
「次はあの先か」
刺された方の眼を瞑り落ちていった
そして見えてきたのは…モンスターの口だった口には尖っていてすぐに噛み千切られそうな感じの歯だった
「ちっ、魔力爆発!」そう言いモンスターの口が爆発するようなイメージでモンスターの口へ魔力を放った
「きしゃああああ!」
爆発音と共にモンスターの叫び声が聞こえ煙が上がった
「よし!」
そう思った途端煙の中からモンスターが現れ俺を食べようと口を大きく開けた
「何!?」
そう言ったと同時にモンスターの口に入ったそして
バキッ
その音と共に痛みが足から出てきた
「ぐわああああぁぁぁ!」
モンスターに足をかじられた
「離せ!離せ!」
そう言い足をモンスターの歯から抜こうと引っ張るが抜けない
ブチッ
その音と共に俺の足から鮮血が大量に流れ出す
「ぎゃああああ!」
俺の叫びは誰にも届かずそのまま意識が遠退いていった















「ここは?」
目を覚ますとベッドの上だった
「はっ、そうだ!足は!」
布団をめくり足を確認する左足の膝から下がなかった
「くそっ」
涙目になってそう呟いた
しかし悩んでいても仕方がないそう思い辺りを見回す
ここは何処かの部屋の様だ部屋の真ん中にテーブルがありその上にはパンがおいてあった
ぐううううぅぅぅぅ
「腹も鳴ってるし飯を食うか!」
そう思いベッドから降りたが上手くバランスを取れず床に倒れる
「うっ」
しかし腹が空いているので這いつくばってテーブルの前に来てテーブルの足を持ちながら頑張って立ち上がり椅子に座り込む
「ふぅ」
そう言いパンを食べようとすると部屋のドアが開いた
「あら、もう起きてたの?」
俺と同じ位の歳の少女がドアを開け入ってきた
髪は銀色で顔はメルに似ていた
少女を無視してパンを食べようとすると取り上げられた
「私の話を聞きなさーい!」
「じゃあまずパンを寄越せ」
「命令しないでくれる?」
「聞いてやるからパンを下さい」
俺がそう言うと少女はパンをテーブルの上に置いた
「貴方、何て言う名前なの?」
少女にそう聞かれた
「人の名前を聞くときはまず自分が名乗るもんだろうが」
俺にそう言われ少女は名乗った
「私はミル、宜しく!貴方の名前は?」
パンを食べながら答える
「ほれは、ヘインら」
パンを食べながら言っているので言葉が可笑しくなっていた
「へぇ、ヘインって言うんだ」
パンを食べ終わり答えた
「ヘインじゃないレインだ」
「分かったわじゃあレイン君は何で私の家の前に倒れていたの?」
少女に聞かれたが知らないので解らんと答えた
「えー何でー?」
「知らん物は知らん。…所で此処は何処なんだ?」
「あぁ此処はトゥルス村だよ」
そう言いながらピースしている
「は?」
「もう!だーかーら!此処は!トゥ・ル・ス・む・ら・で・す・よ!」
次はトゥルス村の所を強調していた
「本当か?」
「本当に決まってるじゃないお姉さんを信じなさい!」
「お姉さんってお前、14じゃなかったのか?」
「小さいからって失礼ね!これでも16才よ!」
と胸を張って自慢げに言う
「じゃあそろそろ村を見て回るかな」
そう言い席を立ったが足が無いことに気が付いたが少し遅く倒れてしまった
「へぶっ」
「あっはっはっ!面白ーい!」
そう言い俺を指差し笑う
「お姉さんが手を貸してあげようか?」
一人では歩けないことは分かっているから手を貸してもらった
「…頼む」
「了解!」
そう言うと腰を曲げ敬礼の真似をしている腰に手をあて額にもう片方の手を持っていき指をピンッと伸ばしている
ミルが俺の体を抱き抱えドアの外へと歩き出す
「ちょっ、ちょっと待ってくれ!」
「どうしたの?」
ミルが首を傾げて聞いてくる
「流石にこの格好は恥ずかしいだろ」
俺がそう言うと少女は笑いだした
「あっはっはっ!大丈夫私は平気だから」
「お前が平気でも俺は恥ずかしいんだよ!」
笑い涙が出たらしい
笑い終わると涙を拭いて普通の顔に戻った
「大丈夫だよ此処は私が村って言ってるだけで私以外は誰も住んでないから」
それを聞いた途端俺は驚いた
「じゃあこの村に住んでた青髪の女の人を知らないか?」
俺は聞いたがミルは知らないとの事だった
そしてミルに抱き抱えられながらミルが村と呼んでいる場所を見たが家はミルが住んでいるあの家しか無かった
「どう言うことなんだ?」
小さく呟く
「ん?どうしたの?」
俺が呟いたことが聞こえたらしい
「いや、何でもない」
「そう言えばもうすぐ夜だねじゃあ帰ってご飯食べよっか」
「良いのか?」
こんな山奥で一人で過ごしているから食料が勿体無いんじゃないかと心配になった
「大丈夫だよ。私、いつも一人でご飯食べてるから寂しかったんだ」
「そう言う事なら頼む」
「じゃあ帰ろ」
そう言うと俺を抱き抱えながら家に帰っていく
「とうちゃーく!」
そう言いながらドアを開けジャンプして中に入った
「じゃあ此処で待っててね」
ウィンクをしながらそう言うと台所へ行き料理を始めた
少し経つと料理が出てきた
「出来たよー冷めないうちに食べよう」
そう言うと俺を抱き抱え椅子の所まで移動させた
その料理はパンに切り目を入れてその中に焼き肉や野菜などが入っている物とスープだった
ミルはスープを救いふぅふぅと息を吹き掛け少し冷ましてから
「あーん」
と言いながらスプーンを口の前まで持ってきた
「自分でも食べれるから止めろよ」
そう言ったが中々諦めてくれない
「あーん」
「だから止めてくれよ!」
今度は強めに言った
するとスプーンをテーブルに落とし泣き出した
「うっうっ、酷いじゃない折角乙女があーんしてあげてるのに」
「でもさ、流石に恥ずかしいだろ」
「少し位良いじゃないこの可憐な乙女に夢を見せてくれても」
そう言いまた泣き出したので渋々了承した
その途端パァッと表情が明るくなりまたスプーンを持ち「あーん」としてきたので顔を赤くしながらパクっとスプーンを口の中に入れた
「どお?美味しい?」
「美味しいぞ?」
「んふふ、可愛い」
そう言いながらスープがなくなるまで「あーん」としてきた
「ふぅ、腹一杯だ」
「じゃあ寝よっか」
そう言い俺をベッドに運び横にしてから自分もベッドで横になった
家族以外の女と寝たことが無かったからドキドキしてしまった
「う~んおはよう!」
最初に起きたのはミルだった
「あれ?まだ寝てる」
微笑みながらレインの頬にキスをした
「きゃー!キスしちゃった!」
小声でとても喜んで跳び跳ねた
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