ゴッドクエスト

紅蓮の焔

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8章 知識の神の謎解きとゲーム

92話キルゲーム3

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光が収まった時、メル達がいたのはどこかの家の中だった
「どうなってるの?」
「ここは休憩室ですあるじ
「ナタ!」
メルは死んでいたナタが生き返った事に物凄く喜び抱き付いた
「あっ、そ、それでここはどこなの?」
「5分間ここで休憩して次の対戦に備え、作戦会議をしたりと次の対戦まで自由行動です」
「へぇ~じゃあ私は寝るわ。おやすみ」
メルは家の中を探索して寝室を見付けて眠ろうとベッドへ入った所で光に包まれた
あるじ起きてください」
「え?嘘~!まだ寝むれてないのに~!」
メル達がいるのは高層ビルが沢山並んでいる内の1つのビルの屋上にいた
「しかもここなに?風が強過ぎる!」
「私には分かりません、このようなステージは初めてです」
他の者達の反応も同じ様な感じで初めてのようだ
「それで~、これってどうすれば良いんだろ」
メルが呟くと頭の中に声が聞こえてきた
《このステージは新ステージです。このステージでは開けた場所は1ヵ所しか無く、それ以外は横幅直径1mのコンクリートの道しかありません。開けた場所への道は直径6mです。開けた場所は半径10mあります。それでは検討を祈ります》
「新ステージだ~?」
「新ステージ!?」
「え?」
「うわ~、マジかよ」
と色々な声が飛び交った
「まあ、まずはアサシンはこのビル?で姿を隠しながら敵を殺して行って、特にあのド変態を」
「「「「「了解」」」」」
アサシン達はビルから飛び降りた
「え?」
メルはアサシン達を確認するためにビルから顔を出した
地面へは物凄い距離がありアサシン達はビルの壁を蹴って別のビルへ移動しながら地面へ着地しビルに隠れながら動き出した
「じゃあモグラはここに穴を掘って」
「よっしゃーーーーーーー!穴ーーーーーー!」
モグラは思いっきり穴を掘り進めたがいきなり部屋に落ち気絶してしまった
「あれ?部屋?」
メルがその部屋へ降りると部屋には机と椅子、そしてその上に何か四角い箱の様な物がある
「この箱は何?」
メルは興味津々に見るが目的はあくまでタケルを殺すことだ
メルはその事を思いだし指示を出す
「じゃあアタッカー、バーサーカー、マジシャン、プランナーは好きな様に動いて敵を錯乱、捕縛して確実に殺して行って」
「「「「はい」」」」
「そして残りは私と一緒に皆殺しに行くわよ!」
「「「「はい!」」」」
メルが指示を出すとアタッカーチームはドアから出て行った
「じゃあ私達も行きましょ」





ーーアサシン達ーー
「はぁはぁはぁはぁ」
「おい!待てこのクソ野郎共が!」
タケルはアサシンの背中をマシンガンでぶち抜いた
「これでアサシンは片付いたか?」
「多分後一人位はいるでしょう」
「じゃあ後一人か」
タケルがその言葉を発したと同時に一緒にいたドラゴンライダーが殺された
「ちっ、これまでのとはレベルが違いすぎだろ!」
そのアサシンは銃の弾を避けて避けて避けまくりタケルに徐々に近づいて行ったがライダーいなくなったドラゴンが暴走しアサシンはそのドラゴンの炎で焼かれ死んでしまった
「た、助かった~」
タケルがそう思ったのも束の間でタケルもそのドラゴンに焼かれて死んでしまった
《メルチームの勝利。只今の結果メル2勝0敗、タケル0勝2敗。メルチームリーチ!休憩室へ移動します》





ーーメル達ーー
「え?もう終わったの?」
「そうみたいですね」
そうしてメル達は光に包まれ再び休憩室へ戻った
「よっしゃーーーーーーー!今回は勝てる!絶対に勝てるぜーーーー!」
「ひ、ひひ、人、斬りたかったな~」
「はぁ、私達アサシンが頑張ったからですよ?少しは誉めてくださいよ」
「ねぇねぇ誰か~、勝利祝いに私を殴って~!」
「誰だ誰だ?M発言したのは!俺がたっぷり苛めてやる!」
「お!SとMがいるぞ!」
皆勝利を確信し喜び合っているがその喜びは次の対戦で潰される





《タケルチーム勝利。只今の結果メルチーム2勝1敗、タケルチーム1勝2敗》





《タケルチーム勝利。只今の結果メルチーム2勝2敗、タケルチーム2勝2敗》
しかも2回共完膚無きまでに圧勝された
3回戦目は森だった
まずドラゴンがメル達の周りに火を吐き逃げ場を塞いだ後吸血鬼とエルフがメル達を殺していった

4回戦目は海上だった
相手は炎は吐いて来なかったがドラゴンが空からメル達を襲い、爪で引き裂き食い千切り、そして吸血鬼もメル達の血を吸い、LvがUPしながらメル達を殺していった





そして今、最後の戦いが始まろうとしていた
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