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9章 レインの治療
105話合流
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[作者のコメント]
こんばんは! とうとうクリスマス! 俺はサンタさんが来る事を祈って今日は早く寝る!
良い子リストに入ってると良いなぁ…
それじゃあおやすみ! プレゼントが届いたかはお昼にお伝えします!
それではお休みなさい!
ミルとサツキが白衣に付いていくと軈て地下牢へ着いた
「…バカ弟子共を見たか?」
「ううん、皆もどうなっているのか分からずに慌ててるみたい」
ミルの言う通り白衣達は牢屋の中も徹底して探している。そして誰かから連絡が入った
「ザザッ、おい!お前ら何をしている!こっちに青髪と金色が来てるではないか!早く来い!ザザッ」
そう連絡が入ると白衣達は急いで武器を持ち直し階段を登って行った
「この人達どうやって位置が分かったの?」
「…知らん」
と、サツキは言ったが心の中ではこう言っている
(あいつらは多分GPS機能の逆探知で場所を認識したんだろ…て言うかこの世界にもこんな技術があったんだな、町には一回しか行っていないが…あの町は科学が遅れているのか?)
サツキがそんな事を考えているとミルが止まり、サツキを止めた
「…レインくん居たわよ」
「どこなんだ?」
サツキが小声で聞くと上を指差した
「おかーしゃん!」
「おっ、見つけたのか?」
「うん、ありがとう!メイトおにーちゃん!」
レインは小声でメイトに礼を言うとサツキの上に飛び降りた
「…無事で良かった」
サツキはレインの頭を撫でながら言うとニッコリと笑い、次にメルを探す事を伝えた
「わかっちゃ!」
レインは手を上げて言うとテクテクとどこかへ歩いていってしまった
「おい!レイン!」
サツキは歩いて行くレインを走って追い掛けて行った
「はあ、全く大丈夫か?あいつ」
メイトはスッと天井から降りて追い掛けようとしたがミルに肩を掴まれた
「助けて…メイトくん?」
「久し振り、ミルさん」
ミルは礼を言おうとして顔を見ると1年近く前に連れ去られた、と聞かされたメイトが目の前にいた
「あれ?…誰かに連れていかれたんじゃ」
「うん、でもそのお陰で今はもっと自分を知ることが出来たよ」
メイトが悪戯っぽく笑うとミルは呆気に取られた
(メイトくんってこんなだったっけ?)
ミルは頭に浮かんだ疑問を振り払いサツキ達を追い掛けて行く
「メイトくん、早く行こ!レインくん達が見えなくなるよ!」
「うん」
メイトは走るミルの後を歩いて追い掛けた
ーーメルーー
「はあ、お兄ちゃんたら大丈夫かな~」
メルがそんな事を言っているとまたどこからか声が聞こえてきた
「何!?青髪が逃げただと!?あんな子供にどうやって逃げられるんだ!」
「じ、実は、覚醒させた金色を従えていた首輪を青髪が破壊して…」
「あんな子供に破壊出来る代物な訳ないだろ!大の男が何人もかかってやっと壊せそうな所まで行くほど頑丈な首輪なんだぞ!?一体どうやって…とにかく5界の本部に救援を要請しろ!」
「は、はい!」
と、聞こえた後ドタドタと大きな音を立てて最後にバタンと鳴って静かになった
「5界の本部?て事はここ以外にもこんな建物があるって事?」
メルはそんな事を言っているが心の中では
(青髪ってお兄ちゃんよね!うん!お兄ちゃんに決定!お兄ちゃん逃げられたんだ!でも金色って何?)
メルは考えている間に浸水している事に気付いていなかった
ーーレインとサツキーー
「つ・か・ま・え・た!」
サツキがレインの肩に手を乗せて動きを止める
「こらっ、勝手に走っちゃいけません!」
「は~い」
レインはガッカリしたようにトボトボと歩き出した
「ちょっと~!待って~!」
後ろからミルが走ってきたので足を止めミルとメイトを待った
「はぁ、はぁ、はぁ、や、やっと追い付いた」
「つ、疲れた~」
ミルとメイトは疲れて汗を流していた
「ほら、早くしろ、レインも待ってるぞ?」
ミルはレインを見るとレインはふあーあと欠伸をしていた
「わ、分かったから!後少しだけ…」
「よし!少し経った行くぞ!」
「は、早すぎよ!ねえ?メイトくん」
「俺はまだ大丈夫だけど?」
「え?もしかして今疲れてるの私だけ?」
「まあ、そういう事になるな」
「分かったわ、早く、行きましょ」
ミルは肩を上下に動かしながらメルを探すためにレイン達に付いていった
こんばんは! とうとうクリスマス! 俺はサンタさんが来る事を祈って今日は早く寝る!
良い子リストに入ってると良いなぁ…
それじゃあおやすみ! プレゼントが届いたかはお昼にお伝えします!
それではお休みなさい!
ミルとサツキが白衣に付いていくと軈て地下牢へ着いた
「…バカ弟子共を見たか?」
「ううん、皆もどうなっているのか分からずに慌ててるみたい」
ミルの言う通り白衣達は牢屋の中も徹底して探している。そして誰かから連絡が入った
「ザザッ、おい!お前ら何をしている!こっちに青髪と金色が来てるではないか!早く来い!ザザッ」
そう連絡が入ると白衣達は急いで武器を持ち直し階段を登って行った
「この人達どうやって位置が分かったの?」
「…知らん」
と、サツキは言ったが心の中ではこう言っている
(あいつらは多分GPS機能の逆探知で場所を認識したんだろ…て言うかこの世界にもこんな技術があったんだな、町には一回しか行っていないが…あの町は科学が遅れているのか?)
サツキがそんな事を考えているとミルが止まり、サツキを止めた
「…レインくん居たわよ」
「どこなんだ?」
サツキが小声で聞くと上を指差した
「おかーしゃん!」
「おっ、見つけたのか?」
「うん、ありがとう!メイトおにーちゃん!」
レインは小声でメイトに礼を言うとサツキの上に飛び降りた
「…無事で良かった」
サツキはレインの頭を撫でながら言うとニッコリと笑い、次にメルを探す事を伝えた
「わかっちゃ!」
レインは手を上げて言うとテクテクとどこかへ歩いていってしまった
「おい!レイン!」
サツキは歩いて行くレインを走って追い掛けて行った
「はあ、全く大丈夫か?あいつ」
メイトはスッと天井から降りて追い掛けようとしたがミルに肩を掴まれた
「助けて…メイトくん?」
「久し振り、ミルさん」
ミルは礼を言おうとして顔を見ると1年近く前に連れ去られた、と聞かされたメイトが目の前にいた
「あれ?…誰かに連れていかれたんじゃ」
「うん、でもそのお陰で今はもっと自分を知ることが出来たよ」
メイトが悪戯っぽく笑うとミルは呆気に取られた
(メイトくんってこんなだったっけ?)
ミルは頭に浮かんだ疑問を振り払いサツキ達を追い掛けて行く
「メイトくん、早く行こ!レインくん達が見えなくなるよ!」
「うん」
メイトは走るミルの後を歩いて追い掛けた
ーーメルーー
「はあ、お兄ちゃんたら大丈夫かな~」
メルがそんな事を言っているとまたどこからか声が聞こえてきた
「何!?青髪が逃げただと!?あんな子供にどうやって逃げられるんだ!」
「じ、実は、覚醒させた金色を従えていた首輪を青髪が破壊して…」
「あんな子供に破壊出来る代物な訳ないだろ!大の男が何人もかかってやっと壊せそうな所まで行くほど頑丈な首輪なんだぞ!?一体どうやって…とにかく5界の本部に救援を要請しろ!」
「は、はい!」
と、聞こえた後ドタドタと大きな音を立てて最後にバタンと鳴って静かになった
「5界の本部?て事はここ以外にもこんな建物があるって事?」
メルはそんな事を言っているが心の中では
(青髪ってお兄ちゃんよね!うん!お兄ちゃんに決定!お兄ちゃん逃げられたんだ!でも金色って何?)
メルは考えている間に浸水している事に気付いていなかった
ーーレインとサツキーー
「つ・か・ま・え・た!」
サツキがレインの肩に手を乗せて動きを止める
「こらっ、勝手に走っちゃいけません!」
「は~い」
レインはガッカリしたようにトボトボと歩き出した
「ちょっと~!待って~!」
後ろからミルが走ってきたので足を止めミルとメイトを待った
「はぁ、はぁ、はぁ、や、やっと追い付いた」
「つ、疲れた~」
ミルとメイトは疲れて汗を流していた
「ほら、早くしろ、レインも待ってるぞ?」
ミルはレインを見るとレインはふあーあと欠伸をしていた
「わ、分かったから!後少しだけ…」
「よし!少し経った行くぞ!」
「は、早すぎよ!ねえ?メイトくん」
「俺はまだ大丈夫だけど?」
「え?もしかして今疲れてるの私だけ?」
「まあ、そういう事になるな」
「分かったわ、早く、行きましょ」
ミルは肩を上下に動かしながらメルを探すためにレイン達に付いていった
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