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9章 レインの治療
109話次の日の朝
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レインが目を覚ますと朝陽がレインを照らしていた
レインの目は赤く腫れ、頬には涙の跡がくっきり残っていた
「起きたかレイン」
「うん」
「朝ごはん出来たけどいるか?」
「ううんいりゃない」
レインはサツキに断って寝ようとする
「お兄ちゃん、朝ごはんは食べよ?」
「いりゃ!」
レインがマントを被り眠ろうとするとメイトがマントを剥ぎ、レインを叩き起こす
「悲しいのは分かるけど悔しかったらあいつに仕返しするために力を付けないといけないだろ?」
「ちかりゃをちゅけてゃりゃミリュおねーしゃんかえっちぇくりゅ(力を付けたらミルお姉さん帰ってくる)?」
「…それは分からないけど戻って来るかもしれないぞ?」
「じゃあ、てゃべりゅ(じゃあ、食べる)」
レインは涙を拭きサツキが取ってきた果実をパクパクと口に含んでは食べていく
「ありがとう、え~と」
「メイトです」
「儂はサツキだ」
メイトとサツキは自己紹介して手を握る
その隣でシルフはムクッと起きた
「…?」
シルフはプルプル震えていたが、1度風が吹きそれが髪を靡かすとホッとため息を吐いた
「やっと起きたのねシルフちゃん」
シルフはメルの声が聞こえない様に気付かずフラフラと立ち上がり手探りで近くの木に体重を掛けながら頭を押さえた
「シルフ?」
メルがシルフの肩を触るとシルフはバッと振り払い口をパクパクさせて震えていた
「どうしたの?」
「あー、ちょっと困った事にな…俺が連れ去られた時はまだ見えてたんだが…まあ拷問を受けたらしいしなあれ恐いし。それでシルフは話せない、見えない、聞こえなくなったんだ。だから触らずこうするんだ」
メイトが指の先に水を出しシルフの指に当てた
するとシルフはホッとため息を吐き、空中に指で文字を書く
『ここはどこ?』
するとメイトはシルフの手の平に水を垂らすと、それは文字になった
『ここは森で近くにメルと若干若返ったレインと新しい仲間のサツキちゃんがいるよ』
『サツキちゃん?兄さんが若返った?あたしが囚われてた間に何があったの?』
『ちょっと待ってくれ』
メイトは先程の会話をメル達に伝えこれまでに合った事を伝えられそれをそのままシルフの手の平に書いた
『…凄いね!あたしが囚われてた間にそんな事があったんだ…兄さんが結婚してたり、新しい仲間が沢山増えたり…あたしも新しい仲間に会ったり兄さんの結婚式に出たかったよ』
「何て言ってるの?」
「新しい仲間に会ったりレインの結婚式に出たかった。だって」
「私も出てないのにそんな事が合ってたまるもんか!」
メイトがそれをシルフに伝えるとシルフは驚いた
『え!メル姉さん出てないの?』
『ああ、そうみたい』
『すいません!姉さん!』
シルフがペコリとお辞儀するがその方向にはメルはいないのでメイトがシルフにそれを伝えメルの前に方向転換させるとシルフはまたペコリとお辞儀した
『すいません姉さん、あたしも知らなかった物で…』
メイトがその言葉を伝えていく
「もういいわよ、知らなかった物はしょうがないし」
『ありがとうございます!姉さん!』
「ここには私の下着を脱がそうとする変態もいるしね」
メルは翻訳している途中のメイトをギロリと睨んだ
「…ん?あ、おい!何言ってんだよ!」
メイトが翻訳を途中までしたところでメルに怒鳴った
『下着がどうしたんですか!?もしかして脱がそうとする変態がいたんですか!?』
『シルフも勘違いするな!』
『あれ?もしかしてメイトさん…』
シルフは自分の股を隠し顔を赤くした
「まさかメイト…シルフにまで?」
「シリュフおねーちゃんでょうしてゃにょ(シルフお姉ちゃんどうしたの)?」
メルはササッとメイトから逃げていきサツキもレインを抱えて2歩後ずさった
「なあ、勘違いしないでくれる?凄く傷つくんだけど」
「…よし、レインを治すために神を探しに行くぞメル」
「そうね」
2人は頷き合いメルは腕輪に魔力を通し神を探す
腕輪には後5つの線が出てきた
「これにしよ」
メルは真ん中の線を指差しそれに付いていった
『シルフ、皆が動き出したから担ぐけど良いか?』
メイトが聞くときにもまだ顔を赤くしながらコクリと頷いた
メイトはシルフを担ぐとメル達の後を追い掛けた
[著者のコメント]
次から少しだけサイドストーリーへ入ります
レインの目は赤く腫れ、頬には涙の跡がくっきり残っていた
「起きたかレイン」
「うん」
「朝ごはん出来たけどいるか?」
「ううんいりゃない」
レインはサツキに断って寝ようとする
「お兄ちゃん、朝ごはんは食べよ?」
「いりゃ!」
レインがマントを被り眠ろうとするとメイトがマントを剥ぎ、レインを叩き起こす
「悲しいのは分かるけど悔しかったらあいつに仕返しするために力を付けないといけないだろ?」
「ちかりゃをちゅけてゃりゃミリュおねーしゃんかえっちぇくりゅ(力を付けたらミルお姉さん帰ってくる)?」
「…それは分からないけど戻って来るかもしれないぞ?」
「じゃあ、てゃべりゅ(じゃあ、食べる)」
レインは涙を拭きサツキが取ってきた果実をパクパクと口に含んでは食べていく
「ありがとう、え~と」
「メイトです」
「儂はサツキだ」
メイトとサツキは自己紹介して手を握る
その隣でシルフはムクッと起きた
「…?」
シルフはプルプル震えていたが、1度風が吹きそれが髪を靡かすとホッとため息を吐いた
「やっと起きたのねシルフちゃん」
シルフはメルの声が聞こえない様に気付かずフラフラと立ち上がり手探りで近くの木に体重を掛けながら頭を押さえた
「シルフ?」
メルがシルフの肩を触るとシルフはバッと振り払い口をパクパクさせて震えていた
「どうしたの?」
「あー、ちょっと困った事にな…俺が連れ去られた時はまだ見えてたんだが…まあ拷問を受けたらしいしなあれ恐いし。それでシルフは話せない、見えない、聞こえなくなったんだ。だから触らずこうするんだ」
メイトが指の先に水を出しシルフの指に当てた
するとシルフはホッとため息を吐き、空中に指で文字を書く
『ここはどこ?』
するとメイトはシルフの手の平に水を垂らすと、それは文字になった
『ここは森で近くにメルと若干若返ったレインと新しい仲間のサツキちゃんがいるよ』
『サツキちゃん?兄さんが若返った?あたしが囚われてた間に何があったの?』
『ちょっと待ってくれ』
メイトは先程の会話をメル達に伝えこれまでに合った事を伝えられそれをそのままシルフの手の平に書いた
『…凄いね!あたしが囚われてた間にそんな事があったんだ…兄さんが結婚してたり、新しい仲間が沢山増えたり…あたしも新しい仲間に会ったり兄さんの結婚式に出たかったよ』
「何て言ってるの?」
「新しい仲間に会ったりレインの結婚式に出たかった。だって」
「私も出てないのにそんな事が合ってたまるもんか!」
メイトがそれをシルフに伝えるとシルフは驚いた
『え!メル姉さん出てないの?』
『ああ、そうみたい』
『すいません!姉さん!』
シルフがペコリとお辞儀するがその方向にはメルはいないのでメイトがシルフにそれを伝えメルの前に方向転換させるとシルフはまたペコリとお辞儀した
『すいません姉さん、あたしも知らなかった物で…』
メイトがその言葉を伝えていく
「もういいわよ、知らなかった物はしょうがないし」
『ありがとうございます!姉さん!』
「ここには私の下着を脱がそうとする変態もいるしね」
メルは翻訳している途中のメイトをギロリと睨んだ
「…ん?あ、おい!何言ってんだよ!」
メイトが翻訳を途中までしたところでメルに怒鳴った
『下着がどうしたんですか!?もしかして脱がそうとする変態がいたんですか!?』
『シルフも勘違いするな!』
『あれ?もしかしてメイトさん…』
シルフは自分の股を隠し顔を赤くした
「まさかメイト…シルフにまで?」
「シリュフおねーちゃんでょうしてゃにょ(シルフお姉ちゃんどうしたの)?」
メルはササッとメイトから逃げていきサツキもレインを抱えて2歩後ずさった
「なあ、勘違いしないでくれる?凄く傷つくんだけど」
「…よし、レインを治すために神を探しに行くぞメル」
「そうね」
2人は頷き合いメルは腕輪に魔力を通し神を探す
腕輪には後5つの線が出てきた
「これにしよ」
メルは真ん中の線を指差しそれに付いていった
『シルフ、皆が動き出したから担ぐけど良いか?』
メイトが聞くときにもまだ顔を赤くしながらコクリと頷いた
メイトはシルフを担ぐとメル達の後を追い掛けた
[著者のコメント]
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