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9章 レインの治療
114話シリの恋の行方と崩壊都市
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レイン達が塔を出ると最上階で大きな爆発音が聞こえて見上げると瓦礫が降ってきた
「走れ!」
サツキの声に反応して皆慌てて塔から離れた
積もった雪に足を引っ張られながらも必死で走り雪が積もっていない所まで来た
「はぁ…はぁ…はぁ、つ、次の所は?」
メルが腕輪に魔力を流すとまた、線が現れた
「あっちか」
メルが指を指した方向に皆で歩いていった
ーー塔の最上階でーー
塔の最上階でレイトはレイン達と会話をしていた
「なあ、いい加減にしろよ」
「え~、何で~?」
「あのな、僕も忙しいんだよ。お前のせいで後一人なのに…て言うか僕、あいつの命令聞かなくても殺しに行けばいいじゃん」
レイトはポンッと手を叩くと塔の最上階を破壊してどこかへ飛んで行った
ーーその直後ーー
その直後、シリが塔まで来る途中で爆発音が聞こえ、慌てて飛んで行った
「レイトさーん!」
シリが呼び掛けるがレイトが出てくる気配は無かった
「はあ、もう一度レイトさんに会いたい…」
シリはまたウットリした目で呟いていると首筋に剣先を突き付けられた
「おい、何でまたここに来たんだ」
その声の主はレイトだった
「レ、レイトさんですか?」
「だったら何だ」
シリは思いきって振り返る
そこにいたのは正真正銘レイト本人だった
レイトは飛んで行く途中で自分を呼ぶ声がして戻ってきていた
「あ、あの!私と交際してください!」
「…は?」
「で、ですから!私とお付き合い願いたいのです!」
レイトは険悪な顔でシリを蹴り落とした
「はうっ!」
シリは気持ち良さそうな顔でレイトを見上げた
「もっと!もっと~!」
レイトは気持ち悪くなってきたのでもっと殴ってやった
「あっ、んっ」
と、艶かしい声を出しながらレイトに殴られ続けるのであった
「なあ、お前恥ずかしくないの?」
「はい、もっとしてください」
とシリは血だらけの顔でレイトにお願いするがレイトは必死の形相で逃げ出した
「待ってください!ここまでして置いて捨てる気ですか!?」
「変な誤解を招く言い方を止めろ!」
「では、捨てないでくださいませ~!」
とシリに泣きつかれレイトはため息を吐いた
「…あのさ、まずね。僕には助けなきゃいけない人がいるの」
レイトがそう言うとシリの耳がピクッと動いた
「それは誰ですか?」
「…あれ?あれれ?…思い出せない」
レイトは誰を助けようとしていたのか忘れてしまい困った表情をする
「なら、私で遊んでください!何でもします!何なら私で性処理してくださっても構いません!」
シリは段々と妄想して鼻血をポタポタ垂らしてレイトに近寄る
「うっ、分かった!分かったから!まずその鼻血を拭け!」
「はい!」
シリが鼻血を拭いている横でレイトは考え事をしていた
(さっきまで敵だった奴がいきなり僕の事が好きだって?罠だろ、絶対)
レイトはシリの事を警戒しながらレイン達を探し始めた
ーー森を抜けるとーー
メル達が森を抜けると平原へと出た
「まだ先に続いてるわね」
そしてメル達はこのまま線に沿って歩いていく
軈て着いたのは1つのトンネルだった
そのトンネルは見るからにして物凄く古いと分かるような見た目をしている
トンネルはあちこちに蔓が巻き付き所々崩れている箇所が何個かあった
メル達が入るとメル達の足音と共にパラパラと天井から灰が落ちてきてレインは少しドキドキしていた
そしてトンネルを抜けると今度は町に出た
その町も見事に崩壊しており崩れている家もあれば蔓に巻き付かれていて、町の中心と思われる所にはとても大きな城が建っていて線はどうやらそこに向かっていた
「早く行きましょ」
メルの言葉に皆、コクリと頷きメルの後に付いていった
ーー城の一角からーー
城の一角からメル達を見据える者が2人いた
「ねえ、あの子の付けてる腕輪、何か封印場所に繋がってるんじゃない?」
「まさか!そんな物があってたまるか!」
女の言葉に驚いた男はメル達をジーと見る
「本当かどうか知らないがあの線の先に行ってみるか」
「私はここで待ってるから」
「分かった」
ーー城の扉の前でーー
城の扉の前でメル達は立ち止まった
「これって開けても壊れないよね?」
「…大丈夫だろ」
「俺も大丈夫と思うけど」
「じゃあ開けるね」
メルは喉を鳴らしてゆっくりと扉を開ける
扉は重い音を立てながら開いていく
「走れ!」
サツキの声に反応して皆慌てて塔から離れた
積もった雪に足を引っ張られながらも必死で走り雪が積もっていない所まで来た
「はぁ…はぁ…はぁ、つ、次の所は?」
メルが腕輪に魔力を流すとまた、線が現れた
「あっちか」
メルが指を指した方向に皆で歩いていった
ーー塔の最上階でーー
塔の最上階でレイトはレイン達と会話をしていた
「なあ、いい加減にしろよ」
「え~、何で~?」
「あのな、僕も忙しいんだよ。お前のせいで後一人なのに…て言うか僕、あいつの命令聞かなくても殺しに行けばいいじゃん」
レイトはポンッと手を叩くと塔の最上階を破壊してどこかへ飛んで行った
ーーその直後ーー
その直後、シリが塔まで来る途中で爆発音が聞こえ、慌てて飛んで行った
「レイトさーん!」
シリが呼び掛けるがレイトが出てくる気配は無かった
「はあ、もう一度レイトさんに会いたい…」
シリはまたウットリした目で呟いていると首筋に剣先を突き付けられた
「おい、何でまたここに来たんだ」
その声の主はレイトだった
「レ、レイトさんですか?」
「だったら何だ」
シリは思いきって振り返る
そこにいたのは正真正銘レイト本人だった
レイトは飛んで行く途中で自分を呼ぶ声がして戻ってきていた
「あ、あの!私と交際してください!」
「…は?」
「で、ですから!私とお付き合い願いたいのです!」
レイトは険悪な顔でシリを蹴り落とした
「はうっ!」
シリは気持ち良さそうな顔でレイトを見上げた
「もっと!もっと~!」
レイトは気持ち悪くなってきたのでもっと殴ってやった
「あっ、んっ」
と、艶かしい声を出しながらレイトに殴られ続けるのであった
「なあ、お前恥ずかしくないの?」
「はい、もっとしてください」
とシリは血だらけの顔でレイトにお願いするがレイトは必死の形相で逃げ出した
「待ってください!ここまでして置いて捨てる気ですか!?」
「変な誤解を招く言い方を止めろ!」
「では、捨てないでくださいませ~!」
とシリに泣きつかれレイトはため息を吐いた
「…あのさ、まずね。僕には助けなきゃいけない人がいるの」
レイトがそう言うとシリの耳がピクッと動いた
「それは誰ですか?」
「…あれ?あれれ?…思い出せない」
レイトは誰を助けようとしていたのか忘れてしまい困った表情をする
「なら、私で遊んでください!何でもします!何なら私で性処理してくださっても構いません!」
シリは段々と妄想して鼻血をポタポタ垂らしてレイトに近寄る
「うっ、分かった!分かったから!まずその鼻血を拭け!」
「はい!」
シリが鼻血を拭いている横でレイトは考え事をしていた
(さっきまで敵だった奴がいきなり僕の事が好きだって?罠だろ、絶対)
レイトはシリの事を警戒しながらレイン達を探し始めた
ーー森を抜けるとーー
メル達が森を抜けると平原へと出た
「まだ先に続いてるわね」
そしてメル達はこのまま線に沿って歩いていく
軈て着いたのは1つのトンネルだった
そのトンネルは見るからにして物凄く古いと分かるような見た目をしている
トンネルはあちこちに蔓が巻き付き所々崩れている箇所が何個かあった
メル達が入るとメル達の足音と共にパラパラと天井から灰が落ちてきてレインは少しドキドキしていた
そしてトンネルを抜けると今度は町に出た
その町も見事に崩壊しており崩れている家もあれば蔓に巻き付かれていて、町の中心と思われる所にはとても大きな城が建っていて線はどうやらそこに向かっていた
「早く行きましょ」
メルの言葉に皆、コクリと頷きメルの後に付いていった
ーー城の一角からーー
城の一角からメル達を見据える者が2人いた
「ねえ、あの子の付けてる腕輪、何か封印場所に繋がってるんじゃない?」
「まさか!そんな物があってたまるか!」
女の言葉に驚いた男はメル達をジーと見る
「本当かどうか知らないがあの線の先に行ってみるか」
「私はここで待ってるから」
「分かった」
ーー城の扉の前でーー
城の扉の前でメル達は立ち止まった
「これって開けても壊れないよね?」
「…大丈夫だろ」
「俺も大丈夫と思うけど」
「じゃあ開けるね」
メルは喉を鳴らしてゆっくりと扉を開ける
扉は重い音を立てながら開いていく
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