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13章 逃走!逃げた先は…?
183話人拐い
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「こっちだ」
リアト達に連れられてリーナ達はその後をてくてくと付いて行くと街の真ん前まで来た
街の前には獣人の男が立ち塞がっていた
「止まれ!」
獣人の男はリアトの前に立ち塞がり、侵入を拒んだ
「はい」
ルスハがポケットから何かを取り出すと獣人の男へ手渡した
「こ、これは!すみません、どうぞ」
男がペコリと頭を下げてルスハを通すとルスハは手招きしてリーナ達も中に入れた
「あ、お連れの方はこちらで待機して貰えますか?」
「あ?なんでだよ」
「最近山賊や盗賊、人拐い等がめっきり多くなりまして…その為に身分を確認出来ない貴殿方はこちらで確認する訳です」
「ほぇ~…ま!中で待ってるから!」
「お~、先に行っといてくれ」
獣人の男に連れられて来た部屋には中心にテーブルが1つあり、その周りに椅子が4つ並べられていた
「適当な席に着いてくれ、茶でも入れよう」
男は別のドアから部屋を出ていくとリーナ達も席に着いた
「待ってる間、暇だね」
「暇だにゃ~」
「本当にな」
3人がテーブルに顎を着けて溜め息を吐くと男が戻ってきた
「そう悄気んなって、これに触れれば良いだけだから…」
男は紅茶を3つテーブルに置くと3人はそれをすぐに飲んだ
「美味しい~!」
「美味いにゃ~」
「これは…!こんな味、初めてだ!」
3人が感想を述べていると男が水晶をテーブルに置いた
「それじゃ、これに触ってくれ…あ、一斉にな。その方が早いから」
男がそう言うとリーナ達は「せーの」の掛け声で一斉に水晶に手を触れた
その瞬間視界が歪み始めた
「「あれ?」」
「にゃ?」
3人驚きながら水晶から手を離すがそれは治まらない
「それじゃあよい旅を…」
最後にそれを耳にして気を失った
「遅いな~」
中でルスハが待っていると突然何かに口を押さえられた
「むが!」
すると突然意識が曖昧になり気を失った
「これで全員確保っと」
先程の獣人の男がルスハをリアト達と同じ部屋に連れてきて1人ずつ縄で縛った
「これでノルマ達成だな」
男は転移魔方陣が書いてある部屋にリアト達を連れてきて魔力を流し込んだ
すると男もろともリアト達は薄暗い洞窟に転移した
男の他にも金品や女子供を連れて来た者が数人いた
「おお!今回はアタリだな」
リアト達を縛った男と仲が良い少し太り気味の男が近寄ってルスハを舐め回すように見る
「だろ?こんな綺麗な奴はそうそういないぜ」
「ボスが帰って来るまでどうする?俺もノルマは達成したし…」
「少し外に出るか?暗い所にいちゃ気が滅入る」
「だな」
2人は外に出ると川を見て少し気分を悪くした
「あっちに行くか」
「そうだな」
(…やっぱり獣人だ…でも中にも何人か居そうだし…あいつら川を見て離れていったよな…)
木に隠れた黄緑色の髪を持った少年は川を見て顔をしかめた
(これに入れば奇襲が…でも…気持ち悪い)
少年は嘆息して出ていった獣人を見た
こちらを向く気配は全くない
(よし!今だ!)
少年は音を立てずに走り、静かに汚れた川へ入った
洞窟に入ると左端に人が1人入れる位の大きさで、外の川に繋がっていた
「ったく、俺も悪だけど…ボスのやる事には流石にゾクゾクするわ」
少年が口まで川に入れて、鼻から上は外に出していたが、バレなかったのはただ単に髪の色が川の色と似ているからである
(この身体で良かったって今は思える…さて)
そして洞窟を少し進んだ今、少年の目の前には川の上に壁があり、このままじゃ行けそうにない
(潜ろう…)
少年はキョロキョロと周りを見回し、誰もいない事を確認すると顔を全て出し、思いきり息を吸った
ボチャン!
(し、しまった~!)
少年はそれに驚きながらもバレない様に川の先へ泳いで行った
リアト達に連れられてリーナ達はその後をてくてくと付いて行くと街の真ん前まで来た
街の前には獣人の男が立ち塞がっていた
「止まれ!」
獣人の男はリアトの前に立ち塞がり、侵入を拒んだ
「はい」
ルスハがポケットから何かを取り出すと獣人の男へ手渡した
「こ、これは!すみません、どうぞ」
男がペコリと頭を下げてルスハを通すとルスハは手招きしてリーナ達も中に入れた
「あ、お連れの方はこちらで待機して貰えますか?」
「あ?なんでだよ」
「最近山賊や盗賊、人拐い等がめっきり多くなりまして…その為に身分を確認出来ない貴殿方はこちらで確認する訳です」
「ほぇ~…ま!中で待ってるから!」
「お~、先に行っといてくれ」
獣人の男に連れられて来た部屋には中心にテーブルが1つあり、その周りに椅子が4つ並べられていた
「適当な席に着いてくれ、茶でも入れよう」
男は別のドアから部屋を出ていくとリーナ達も席に着いた
「待ってる間、暇だね」
「暇だにゃ~」
「本当にな」
3人がテーブルに顎を着けて溜め息を吐くと男が戻ってきた
「そう悄気んなって、これに触れれば良いだけだから…」
男は紅茶を3つテーブルに置くと3人はそれをすぐに飲んだ
「美味しい~!」
「美味いにゃ~」
「これは…!こんな味、初めてだ!」
3人が感想を述べていると男が水晶をテーブルに置いた
「それじゃ、これに触ってくれ…あ、一斉にな。その方が早いから」
男がそう言うとリーナ達は「せーの」の掛け声で一斉に水晶に手を触れた
その瞬間視界が歪み始めた
「「あれ?」」
「にゃ?」
3人驚きながら水晶から手を離すがそれは治まらない
「それじゃあよい旅を…」
最後にそれを耳にして気を失った
「遅いな~」
中でルスハが待っていると突然何かに口を押さえられた
「むが!」
すると突然意識が曖昧になり気を失った
「これで全員確保っと」
先程の獣人の男がルスハをリアト達と同じ部屋に連れてきて1人ずつ縄で縛った
「これでノルマ達成だな」
男は転移魔方陣が書いてある部屋にリアト達を連れてきて魔力を流し込んだ
すると男もろともリアト達は薄暗い洞窟に転移した
男の他にも金品や女子供を連れて来た者が数人いた
「おお!今回はアタリだな」
リアト達を縛った男と仲が良い少し太り気味の男が近寄ってルスハを舐め回すように見る
「だろ?こんな綺麗な奴はそうそういないぜ」
「ボスが帰って来るまでどうする?俺もノルマは達成したし…」
「少し外に出るか?暗い所にいちゃ気が滅入る」
「だな」
2人は外に出ると川を見て少し気分を悪くした
「あっちに行くか」
「そうだな」
(…やっぱり獣人だ…でも中にも何人か居そうだし…あいつら川を見て離れていったよな…)
木に隠れた黄緑色の髪を持った少年は川を見て顔をしかめた
(これに入れば奇襲が…でも…気持ち悪い)
少年は嘆息して出ていった獣人を見た
こちらを向く気配は全くない
(よし!今だ!)
少年は音を立てずに走り、静かに汚れた川へ入った
洞窟に入ると左端に人が1人入れる位の大きさで、外の川に繋がっていた
「ったく、俺も悪だけど…ボスのやる事には流石にゾクゾクするわ」
少年が口まで川に入れて、鼻から上は外に出していたが、バレなかったのはただ単に髪の色が川の色と似ているからである
(この身体で良かったって今は思える…さて)
そして洞窟を少し進んだ今、少年の目の前には川の上に壁があり、このままじゃ行けそうにない
(潜ろう…)
少年はキョロキョロと周りを見回し、誰もいない事を確認すると顔を全て出し、思いきり息を吸った
ボチャン!
(し、しまった~!)
少年はそれに驚きながらもバレない様に川の先へ泳いで行った
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