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14章 終わりの序章
sidestoryレイン~永遠の別れ~2
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「ミルお姉さん!」
息を切らして走ってきたレインを見てミルの姿をした何かは黒い手にレインを乗せて自分の近くまで持ってきた
「なんで…なんで私を捨てたの…」
「ごめんね…ミルお姉さん、でもね、もう貴女は死んでしまったんだよ……だから…だからもう、楽になって良いんだよ?」
レインが涙を目に溜めて言うとミルは俯いて何かを呟き始めた
レインがそれに耳を澄ますと…
「レインくんは私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物!なのにどうして貴方は私を捨てるの?一生懸命貴方に尽くすのに何が不満なの…」
そしてミルは涙を流して顔を上げた
「ねえ…どうして貴方は私を捨てるの?私は貴方の為ならどんな事だってする…だから…もう独りは…」
ミルの声は段々小さくなって行き、誰にも聞こえない音量に達した
「やだよぉ…」
その声は近くにいるレインですら聞き取れない音量だった
「捨てるんじゃないよ…少しの間離れるだけ、貴女の仇は絶対に取るから…もう、泣かないで…」
「お願い…私には貴方しか…レインくんしか…」
ミルが黒い手ではなく、己の手でレインを掴もうと手を伸ばすがレインはそれを掴むとゆっくりと下に下ろした
「ありがとう…でも、ミルお姉さん、貴女は独りじゃない、貴女には僕がいる、皆がいる」
「あ…あ…」
レインの言葉に次々と涙を流していくミル
「僕は貴女が好きだ…でもこれは女性のそれとは違ってお姉さんとして好きなんだ…」
その言葉にミルは絶望の表情を浮かべる
「でも、それでも貴女には甘えたい、昔に戻りたい…でもそれじゃあダメなんだ」
「どう…して?」
「時間はね?1秒1秒過ぎていく…そしてそれが積み重なって分となり日にちに変わり、年へ変わる
僕はもう15歳…もう、甘えるだけの歳じゃないんだ」
「それっ…でも!」
「ミルお姉さん、本当に貴女は素敵な女性だった
でもね?貴女はもう死んでいるんだ
それでも貴女が貴女でいられるのは魔王のお陰…でもそれは決して良いことではない…」
ミルは俯いて、赤く腫れ上がった目から再び涙が頬を伝う
「それでも、悪いことでもない…現にミルお姉さんにこうして会える事が出来た」
それを聞いてレインの方へ顔を上げる
「例えどんな事があったとしても過去は変えられない…どれだけ楽しくても、どれだけ嬉しくても、死んでしまえばそこで終わりなんだ」
ミルは再び俯く
「だけど…」
レインがミルに近付いて抱き着いた
「ありがとう…沢山の幸せを…愛情を…ありがとう…ミルお姉さん…」
「う、う、うわぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁああぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁあぁあああぁぁあぁぁぁぁあぁぁああぁぁあぁぁぁああぁあぁあぁぁぁぁあぁぁぁあぁあぁあぁあぁぁああぁあぁあぁぁぁぁあぁ!」
ミルもレインに抱き着いて泣き始めた
「本当に…ありっ!…がとう!」
「ぁあぁぁぁあぁあぁあぁあぁぁああぁあぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁあぁあぁあぁぁああぁあぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁあぁあぁあぁぁああぁあぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁあぁあぁあぁぁああぁあぁあぁぁぁぁあ!」
レインは涙を流してミルから離れると手刀の形を作った
「そして…っ!さようっ!なら!」
(雷帝の閃光)
ブシュッ!
「ごめん…ごめん…ごめんね…ミルお姉さん…うっ…うっ…」
泣き崩れるレインの目の前には、涙を流したミルの頭があった
しかし、それと同時にミルの頭は微笑んでいた…
殺された時の様に…レインを宥めようとする様な笑顔でニコッと微笑んでいた
そして暫くすると黒い手がボロボロと崩れ出して、その上でレインは泣きじゃくっていた
「…」
無言で泣き崩れるレインを連れて戻ったメイトもまた、涙を流していた
息を切らして走ってきたレインを見てミルの姿をした何かは黒い手にレインを乗せて自分の近くまで持ってきた
「なんで…なんで私を捨てたの…」
「ごめんね…ミルお姉さん、でもね、もう貴女は死んでしまったんだよ……だから…だからもう、楽になって良いんだよ?」
レインが涙を目に溜めて言うとミルは俯いて何かを呟き始めた
レインがそれに耳を澄ますと…
「レインくんは私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物私の物!なのにどうして貴方は私を捨てるの?一生懸命貴方に尽くすのに何が不満なの…」
そしてミルは涙を流して顔を上げた
「ねえ…どうして貴方は私を捨てるの?私は貴方の為ならどんな事だってする…だから…もう独りは…」
ミルの声は段々小さくなって行き、誰にも聞こえない音量に達した
「やだよぉ…」
その声は近くにいるレインですら聞き取れない音量だった
「捨てるんじゃないよ…少しの間離れるだけ、貴女の仇は絶対に取るから…もう、泣かないで…」
「お願い…私には貴方しか…レインくんしか…」
ミルが黒い手ではなく、己の手でレインを掴もうと手を伸ばすがレインはそれを掴むとゆっくりと下に下ろした
「ありがとう…でも、ミルお姉さん、貴女は独りじゃない、貴女には僕がいる、皆がいる」
「あ…あ…」
レインの言葉に次々と涙を流していくミル
「僕は貴女が好きだ…でもこれは女性のそれとは違ってお姉さんとして好きなんだ…」
その言葉にミルは絶望の表情を浮かべる
「でも、それでも貴女には甘えたい、昔に戻りたい…でもそれじゃあダメなんだ」
「どう…して?」
「時間はね?1秒1秒過ぎていく…そしてそれが積み重なって分となり日にちに変わり、年へ変わる
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「それっ…でも!」
「ミルお姉さん、本当に貴女は素敵な女性だった
でもね?貴女はもう死んでいるんだ
それでも貴女が貴女でいられるのは魔王のお陰…でもそれは決して良いことではない…」
ミルは俯いて、赤く腫れ上がった目から再び涙が頬を伝う
「それでも、悪いことでもない…現にミルお姉さんにこうして会える事が出来た」
それを聞いてレインの方へ顔を上げる
「例えどんな事があったとしても過去は変えられない…どれだけ楽しくても、どれだけ嬉しくても、死んでしまえばそこで終わりなんだ」
ミルは再び俯く
「だけど…」
レインがミルに近付いて抱き着いた
「ありがとう…沢山の幸せを…愛情を…ありがとう…ミルお姉さん…」
「う、う、うわぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁああぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁあぁあああぁぁあぁぁぁぁあぁぁああぁぁあぁぁぁああぁあぁあぁぁぁぁあぁぁぁあぁあぁあぁあぁぁああぁあぁあぁぁぁぁあぁ!」
ミルもレインに抱き着いて泣き始めた
「本当に…ありっ!…がとう!」
「ぁあぁぁぁあぁあぁあぁあぁぁああぁあぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁあぁあぁあぁぁああぁあぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁあぁあぁあぁぁああぁあぁあぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁあぁあぁあぁあぁぁああぁあぁあぁぁぁぁあ!」
レインは涙を流してミルから離れると手刀の形を作った
「そして…っ!さようっ!なら!」
(雷帝の閃光)
ブシュッ!
「ごめん…ごめん…ごめんね…ミルお姉さん…うっ…うっ…」
泣き崩れるレインの目の前には、涙を流したミルの頭があった
しかし、それと同時にミルの頭は微笑んでいた…
殺された時の様に…レインを宥めようとする様な笑顔でニコッと微笑んでいた
そして暫くすると黒い手がボロボロと崩れ出して、その上でレインは泣きじゃくっていた
「…」
無言で泣き崩れるレインを連れて戻ったメイトもまた、涙を流していた
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