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第51話
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《そっか、なら、、》
あやとは起きようとしていたるいを自分のほうへ引っ張り胸に収まるようにして抱きつく。
『わぁ!!、、、いきなりそんなしたらびっくりする』
《ごめん》
『仕事は?』
《今日は休み》
あやとはそう言い、るいを抱きしめたまま眠りにつく。
『(きつい、、、)』
・・・
ゴソゴソゴソゴソ
《?、、るい、起きた?》
『苦しいよ、、もうお腹すいたし起きよ?』
《ん~、、もう少し寝よ?》
ぎゅっ
あやとは更にるいをきつく抱きしめる
『ちょっと、、暑いよ』
るいの言葉を聞かずあやとはるいに抱きついたまま目を閉じる。
プルルプルル
『?、、あやと?、、あやと電話なってる』
《ん?あぁー、、、》
『ほら、あやと』
《はぁ》
あやとはるいを離し携帯をとる。
《そんだけのことで電話してきたのか?》
『?』
るいはあやとが少し怒っていることに気づき席を外そうとドアを開ける。
バンっ!
るいがドアを開けようとした瞬間、あやとが電話を片手にドアを閉じる。
ビクっ
《それは、お前に任せる。後のことは頼んだ、今日は連絡してくるな》
あやとは電話をきる。
《どこいくの?》
『えっ、、あっ、いや、!別に、仕事の邪魔かと思って』
《今日は仕事しない、もう電話こないからベッドに戻ろ?》
『でも、もうお昼過ぎるよ?』
《お腹すいた?》
『うん、、、』
《るい、、》
『ん?』
《守ってあげられなくてごめん、、、大学は諦めてほしい、、退学届だしてほしい》
『大学?、、、怒ってる?』
《怒ってない、、でも大学に行ってなければこんな事にならなかった。るいが傷つくことも、、、、、、》
『でも、、、』
《学びたいことがあるならここで手配する》
『俺が嘘ついたからこんなことになった、そう思ってる!、、、俺はただあやとにサプライズしてみようと思って、、、』
《分かってる、、、分かってるから》
あやとはるいを力強く抱きしめる。
『あの日の悪夢を見るようになって、隣にあやとがいないのを感じると不安でおかしくなりそうになる。こんなにもあやとに依存してる自分も怖い、、、、』
《もう、離れたりしないから、、、》
あやとはるいとベッドに腰掛けるいを抱きしめる。
プルルプルル
『電話だよ?』
《(連絡してくるなと言ったのに)はぁ~、》
あやとは電話に出ようとしない。
しかし電話は粘り強くなり続ける。
プルルプルル
『でた方がいいよ、、、俺ご飯作ってくる』
るいはあやとの手を解き携帯を渡した後キッチンへ向かう。
バタン
《はぁ、、なんですか?》
「わしの電話を取るのが遅いのはお前だけじゃの、、ハッハハハ、、、」
《何のようですか?そちらでの仕事ならもう終わったはずでしょ》
「まぁ、そうかりかりするな!朗報だぞ!我が息子の恋人に手を出した輩を捕まえた」
《!!!頭、、それは、、緒方さとるを捕らえたということですか?》
「あぁ~そうだ!仇がとれるぞ!だがそっちまで連れて行くのはなぁ~、、、面倒だからお前がこい!」
《緒方組との争いは俺1人で片付けようと思っていたのに、、頭が手を出すなんて組全体に迷惑がかかります》
「ハハハ!お前が組全体の心配だと⁉︎100年早いわ!!!安心しろ!まだまだ現役のうちに緒方とは決着をつけようと思ってたんじゃよ!手を出してきたのは緒方が先じゃし、何の問題もないだろ」
《そちらに行くことは、、》
「お前はバカだな、、恋人が心配なら連れて来ればいい」
あやとは起きようとしていたるいを自分のほうへ引っ張り胸に収まるようにして抱きつく。
『わぁ!!、、、いきなりそんなしたらびっくりする』
《ごめん》
『仕事は?』
《今日は休み》
あやとはそう言い、るいを抱きしめたまま眠りにつく。
『(きつい、、、)』
・・・
ゴソゴソゴソゴソ
《?、、るい、起きた?》
『苦しいよ、、もうお腹すいたし起きよ?』
《ん~、、もう少し寝よ?》
ぎゅっ
あやとは更にるいをきつく抱きしめる
『ちょっと、、暑いよ』
るいの言葉を聞かずあやとはるいに抱きついたまま目を閉じる。
プルルプルル
『?、、あやと?、、あやと電話なってる』
《ん?あぁー、、、》
『ほら、あやと』
《はぁ》
あやとはるいを離し携帯をとる。
《そんだけのことで電話してきたのか?》
『?』
るいはあやとが少し怒っていることに気づき席を外そうとドアを開ける。
バンっ!
るいがドアを開けようとした瞬間、あやとが電話を片手にドアを閉じる。
ビクっ
《それは、お前に任せる。後のことは頼んだ、今日は連絡してくるな》
あやとは電話をきる。
《どこいくの?》
『えっ、、あっ、いや、!別に、仕事の邪魔かと思って』
《今日は仕事しない、もう電話こないからベッドに戻ろ?》
『でも、もうお昼過ぎるよ?』
《お腹すいた?》
『うん、、、』
《るい、、》
『ん?』
《守ってあげられなくてごめん、、、大学は諦めてほしい、、退学届だしてほしい》
『大学?、、、怒ってる?』
《怒ってない、、でも大学に行ってなければこんな事にならなかった。るいが傷つくことも、、、、、、》
『でも、、、』
《学びたいことがあるならここで手配する》
『俺が嘘ついたからこんなことになった、そう思ってる!、、、俺はただあやとにサプライズしてみようと思って、、、』
《分かってる、、、分かってるから》
あやとはるいを力強く抱きしめる。
『あの日の悪夢を見るようになって、隣にあやとがいないのを感じると不安でおかしくなりそうになる。こんなにもあやとに依存してる自分も怖い、、、、』
《もう、離れたりしないから、、、》
あやとはるいとベッドに腰掛けるいを抱きしめる。
プルルプルル
『電話だよ?』
《(連絡してくるなと言ったのに)はぁ~、》
あやとは電話に出ようとしない。
しかし電話は粘り強くなり続ける。
プルルプルル
『でた方がいいよ、、、俺ご飯作ってくる』
るいはあやとの手を解き携帯を渡した後キッチンへ向かう。
バタン
《はぁ、、なんですか?》
「わしの電話を取るのが遅いのはお前だけじゃの、、ハッハハハ、、、」
《何のようですか?そちらでの仕事ならもう終わったはずでしょ》
「まぁ、そうかりかりするな!朗報だぞ!我が息子の恋人に手を出した輩を捕まえた」
《!!!頭、、それは、、緒方さとるを捕らえたということですか?》
「あぁ~そうだ!仇がとれるぞ!だがそっちまで連れて行くのはなぁ~、、、面倒だからお前がこい!」
《緒方組との争いは俺1人で片付けようと思っていたのに、、頭が手を出すなんて組全体に迷惑がかかります》
「ハハハ!お前が組全体の心配だと⁉︎100年早いわ!!!安心しろ!まだまだ現役のうちに緒方とは決着をつけようと思ってたんじゃよ!手を出してきたのは緒方が先じゃし、何の問題もないだろ」
《そちらに行くことは、、》
「お前はバカだな、、恋人が心配なら連れて来ればいい」
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