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社長から食事に誘われた。誘われるペースが早かったので、またおっパブをご馳走になれる、と胸が弾んだ。「何が食べたい?」とメッセージで訊かれたので、「魚!」と返信すると、先日、訪れたおっパブがあるKという街に、良い和食屋さんがある、と返ってきたので、私の予想は的中だった。
お店は個室だった。私は魚の塩焼きを食べた。社長はだしまきをアテに、日本酒を飲んだ。
「この前、楽しかったんだよ、あつしもか?」
「はい、良い出逢いがありました」
「何時に行く? 俺は指名したい子がいる」
「俺もです、一時間後くらいにしますか?」
「あつしは何て子だ? 予約してやるよ」
「カナさんです」
社長はお店に電話をし、予約をしてくれた。お互いに、どんな女性であるかを話した。社長もその女性と連絡先を交換していた。プライベートに持ち込むつもりだ、と息巻いていた。それは私にしても同じだ。
「今日、お店いくから」とメッセージを送ると、カナさんこと、本名ユウから「予約ありがとう! 会えるの超うれしい!」と返信があった。社長のほうにも、指名した女性からメッセージがあった。ふたりの女性がスマートフォンを自由に触れるということは、今日は暇なのだろう、と思われた。
前回、訪れてからまだそんなに日が経っていなかったので、少々、恥ずかしさはあったが、過去にソープランドで良い出逢いがあったのだが、その方がすぐに辞めてしまった、ということがあったので、恥ずかしさは捨てるべきだという教訓を学んでいた。
前回同様、元気よく店員さんが迎えてくれた。洗面所へゆき、歯磨きとうがいをした。これも前回同様、さっそく席への案内を受けたので、社長にご馳走になります、と挨拶をし、店員さんの後をついて行った。
部屋へ入ると、飲み物を訊かれたので、無料のウーロン茶をお願いさせてもらった。ウーロン茶とおしぼりを用意し、すぐに店員さんは戻ってこられた。
電子タバコを吸っていると、ユウはすぐに現れた。「君も吸うなら、吸っていいよ」と私。「さっき、あっちで吸ってきたところだから大丈夫。ねぇ、なんでまた来てくれたの?」と甘い声で訊かれた。「君が気に入ったから」と私。「でも、連絡先交換したから、外でも逢えるじゃん、私そういうつもりだったよ」とあなたが言うので、私は嬉しくなった。「ちょっとひととご飯食べてて、前も一緒にここに来たひとなんだけど、今日も、ってことになったんだよ」と私が言うと、キスをしてくれて、「逢えてほんと嬉しい」と言ってくれた。
あなたは何も言わず、私の膝へ乗った。和服のコスチュームの前をはだけさせ、胸を露わにした。私は手でも、唇でも、楽しませてもらった。
「ねぇ、わたし普段は中まで触らせてないからね? 特別!」とあなたは私の手を取り、大切な場所へと運んでいった。前回同様、大きな潤みがあった。私のアレを挿入するのが楽しみに思われた。無理にとは言わないが、少しコンドームを着けずに挿入させてもらえれば…、と願った。
クリトリスを撫でると、あなたは昇り詰めていった。けれども、この後の仕事に響くから、と言われてしまったので、絶頂へ導くのは遠慮するほかなかった。
そうして、寸止めを繰り返していると、早々と時間が来てしまった。「待たせちゃうけど、今日どう?」とあなたが言うので、「待ってる」と私は返した。
お店を出た後、24時間、営業している近くの喫茶店へ入った。前にも来たことがあった。私の行きつけのTという喫茶店ほどではないが、ブレンドコーヒーはそれなりに美味い。何よりタバコが吸えるのが、有り難かった。
Kという街は、大きな映画館が出来たりして、以前とは街並みが変わっている。喫茶店の客層も変わっているように思われた。前は頻繁に見かけていた、いかにも、なヤクザ風のお客さんはいなかった。
スマートフォンで電子書籍を読んだ。Hという作家さんのOという作品だ。ハンバーガーショップで、ひょんなことから他人の携帯電話が手に入り、その持ち主の母親に息子のふりをしていると…、という話なのだが、これがとても面白い。最後まで読んでしまったので、Xに呟いた。
二杯目のコーヒーを飲んでいると、ユウからメッセージが届いた。お店のひとにバレると困るから、この街とは違う、SB駅で待ち合わせしようとのことだった。SBという街にはラブホテル街がある。
私は電子タバコを吸いながら、二杯目のコーヒーを飲み干し、お店を出た。
お店は個室だった。私は魚の塩焼きを食べた。社長はだしまきをアテに、日本酒を飲んだ。
「この前、楽しかったんだよ、あつしもか?」
「はい、良い出逢いがありました」
「何時に行く? 俺は指名したい子がいる」
「俺もです、一時間後くらいにしますか?」
「あつしは何て子だ? 予約してやるよ」
「カナさんです」
社長はお店に電話をし、予約をしてくれた。お互いに、どんな女性であるかを話した。社長もその女性と連絡先を交換していた。プライベートに持ち込むつもりだ、と息巻いていた。それは私にしても同じだ。
「今日、お店いくから」とメッセージを送ると、カナさんこと、本名ユウから「予約ありがとう! 会えるの超うれしい!」と返信があった。社長のほうにも、指名した女性からメッセージがあった。ふたりの女性がスマートフォンを自由に触れるということは、今日は暇なのだろう、と思われた。
前回、訪れてからまだそんなに日が経っていなかったので、少々、恥ずかしさはあったが、過去にソープランドで良い出逢いがあったのだが、その方がすぐに辞めてしまった、ということがあったので、恥ずかしさは捨てるべきだという教訓を学んでいた。
前回同様、元気よく店員さんが迎えてくれた。洗面所へゆき、歯磨きとうがいをした。これも前回同様、さっそく席への案内を受けたので、社長にご馳走になります、と挨拶をし、店員さんの後をついて行った。
部屋へ入ると、飲み物を訊かれたので、無料のウーロン茶をお願いさせてもらった。ウーロン茶とおしぼりを用意し、すぐに店員さんは戻ってこられた。
電子タバコを吸っていると、ユウはすぐに現れた。「君も吸うなら、吸っていいよ」と私。「さっき、あっちで吸ってきたところだから大丈夫。ねぇ、なんでまた来てくれたの?」と甘い声で訊かれた。「君が気に入ったから」と私。「でも、連絡先交換したから、外でも逢えるじゃん、私そういうつもりだったよ」とあなたが言うので、私は嬉しくなった。「ちょっとひととご飯食べてて、前も一緒にここに来たひとなんだけど、今日も、ってことになったんだよ」と私が言うと、キスをしてくれて、「逢えてほんと嬉しい」と言ってくれた。
あなたは何も言わず、私の膝へ乗った。和服のコスチュームの前をはだけさせ、胸を露わにした。私は手でも、唇でも、楽しませてもらった。
「ねぇ、わたし普段は中まで触らせてないからね? 特別!」とあなたは私の手を取り、大切な場所へと運んでいった。前回同様、大きな潤みがあった。私のアレを挿入するのが楽しみに思われた。無理にとは言わないが、少しコンドームを着けずに挿入させてもらえれば…、と願った。
クリトリスを撫でると、あなたは昇り詰めていった。けれども、この後の仕事に響くから、と言われてしまったので、絶頂へ導くのは遠慮するほかなかった。
そうして、寸止めを繰り返していると、早々と時間が来てしまった。「待たせちゃうけど、今日どう?」とあなたが言うので、「待ってる」と私は返した。
お店を出た後、24時間、営業している近くの喫茶店へ入った。前にも来たことがあった。私の行きつけのTという喫茶店ほどではないが、ブレンドコーヒーはそれなりに美味い。何よりタバコが吸えるのが、有り難かった。
Kという街は、大きな映画館が出来たりして、以前とは街並みが変わっている。喫茶店の客層も変わっているように思われた。前は頻繁に見かけていた、いかにも、なヤクザ風のお客さんはいなかった。
スマートフォンで電子書籍を読んだ。Hという作家さんのOという作品だ。ハンバーガーショップで、ひょんなことから他人の携帯電話が手に入り、その持ち主の母親に息子のふりをしていると…、という話なのだが、これがとても面白い。最後まで読んでしまったので、Xに呟いた。
二杯目のコーヒーを飲んでいると、ユウからメッセージが届いた。お店のひとにバレると困るから、この街とは違う、SB駅で待ち合わせしようとのことだった。SBという街にはラブホテル街がある。
私は電子タバコを吸いながら、二杯目のコーヒーを飲み干し、お店を出た。
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