ふかし

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 お寿司さんを出た後、いいわよね? と尋ねられたので、明日、死ぬとしても今日は帰らない旨を伝えると、タクシーを拾ってくれた。
 自宅とは別に契約しているマンションがあるようで、そちらに連れていってもらった。
 外観からしてゴージャスだったが、なかはそれ以上だった。いくらするのか想像もつかない家具ばかりで、少し落ち着かなかった。
 ソファーへ案内された。
 彼女はキッチンへゆき、飲み物を用意しようとしてくれた。
 私はソファーから立ち上がり、キッチンへゆき、お茶をグラスに注ぐ、その背を抱きしめた。
 「ちょっと、焦らなくても、逃げないわよ」と言われたが、「食べるまでは安心できない」とわたしは返した。
 「あら、私が食べるのよ」と彼女は振り向いて、私の唇を奪った。
 「さぁ、食い合いっこをしよう」とわたしが言うと、彼女は笑ってくれた。
 グラスを持って、リビングへ戻ると、彼女はテレビか音楽かどっちがいい? と尋ねてきたので、みゆさんだけでいいと私は伝えた。
 テーブルへグラスを置いた途端に私は仕掛けた。
 ソファーへ押し倒し、彼女の唇を奪い、スカートのうえから敏感な場所を刺激した。
 彼女の吐息が漏れた。
 手が伸びてきて、こちらもズボンのうえから撫でられた。
 「お寿司屋さんのはびっくりしたわ」と彼女。
 「あのまま、トイレで始めたほうが良かった?」と私。
 「あそこ、常連なんだから」
 「あの睦合い気づかれたんじゃない?」
 「もう、言わないで、行きにくくなっちゃうじゃない」
 「それなら出禁覚悟で、こうしてやれば良かったね」とスカートを割り、ショーツのなかへ指を送り込んだ。
 熱を持っていた。
 「ずっと、こうして欲しかった。お寿司さんのアレから」と彼女。
 「出逢う前からじゃなくて?」と私。
 「考えてなかったわよ。純粋なファンだったんだから」
 「俺は考えてた」
 「本当?」
 「本当」と言って、キスを深くした。
 「硬くなってきた」と私が言うと、「あなたもね」と、ズボンのなかへ手が忍び込んできた。
 彼女の服を脱がした。
 着痩せするタイプのようで、胸はEカップほどあった。
 私はブラの脇から指を送り、胸のさきを硬くさせた。
 彼女も私を脱がせた。
 彼女は下着姿に、私は全裸に。
 「ねぇ、私も脱がせて」と言われたが、私はそれを拒んだ。
 「せっかく、その白を選んでくれたから、今回は脱がさない」と私は言った。
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