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第二話 少年少女と虫取り
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夜空の人が消えてから少しだけ物思いに耽ていたが、太陽の下では生活できないのだろうと結論付け改めて散歩に出掛けた。
「うーん 今日は一段と暑いのであるな」
この国は かんそうちたい と言うらしく毎日暑くてからからなのである。でも かんそうちたい のお陰でお天道様と毎日挨拶ができるのは素晴らしいのである!!
そんな事を考えながらいつものようにこの街で一番大きな道を散歩していると、突如地面から脚g離れ体全体に浮遊感が襲う。
「おお!? 吾輩浮かんでいるのである!」
どこか身に覚えのある不思議な感覚に驚いていると吾輩の背後から元気な声が聞こえた。 声のした方へ仰け反る形で顔を向ける。
「ネコさんおはよう!!」
そこには今日の目的の1つである少女が我輩を抱える形で持ち上げていた。先程から感じていた身に覚えのある浮遊感はこの少女からのものだったようだ。
「少女よ! おはようなのである!」
少女の元気な挨拶に負けないように吾輩も元気な挨拶をした。 何やら周りの大きな人達は笑っているが、何処かで面白いことでもおこったのであろうか?
「ネコさん!ネコさん!今日はアリシアさんのところでのお仕事はお休みなの?」
「そうなのである!」
吾輩は少女の問いかけに答える
「お休みってことでいいのかな? じゃあ一緒に遊ぼう!!」
もちろん今回の目的は少女達とあそb…相手をしてあげることなので静かに紳士的に肯定する。
「もちろんなのである」
「なんか急に大人しくなっちゃったけど、もしかして嫌だった…?」
これはいけないのである!少女が悲しそうにしているのである!吾輩は紳士なので頬を舐めて慰めてやらねばならぬ!!
「わわ!?ネコさんくすぐったいよ~!?」
「元気を出すのである。吾輩はちゃんと遊んであげるのである!」ペロペロ
「もーくすぐったいって~!」
どうやら元気が戻ったみたいなのである。
少女には紳士的に振る舞うとダメなのであろうか。でも吾輩は紳士なので紳士的な振る舞いをしないと… うーむ難しいのである…
「ネコさんまた静かになってどうしたの?」
おっと、考え込んでしまったのである。少女よ何も問題ないので頭をフーフーするのは止めるのである。食べ物ではござらぬ。
そんな感じで少女と戯れながら運ばれていると街の中心地にある噴水広場に到着していた。広場には楽しそうに笑う人や日陰でゆっくり本を読んでいる人など様々な人で一杯だった。
「ネコさん着いたよ!」
そういって吾輩は地面に下ろされた。先程までの浮遊感がなくなりいつも通り自らの脚で地面に立つ。 うむ、抱えられるのも良いがやはり地面に立つのが一番しっくり来るのであるな!
「あっ! ネムやっと来たのか!」
地面をフニフニしていると噴水の近くからそんな声が聞こえてきた。 これは少年の声である!
「げえ!! なんでネコもいるんだよ!」
む…吾輩がいてはならぬのであろうか?
「さっき大通りでネコさんがお散歩してたから一緒に遊ぼうと思って連れてきたの」
「今日は二人で遊ぼうって言ってたじゃんか!」
「うん虫取りするんでしょ? だったらネコさんも一緒でいいじゃん」
虫取りであるか? そういえば前に少年と勝負したきりまだ決着がついていなかったのである。
「前回の続きを所望するのである!」
吾輩は少年に向けて言った。
「ほらネコさんも遊びたいって! ねえいいでしょ?」
「うう…わかったよ…」
おお! 吾輩の挑戦を受けるのであるな!
これは負けられぬ! ししょーとの魔法の練習と同じくらい真剣にやるのである!!
「挑戦を受けていただき感謝なのである!」
「ネコさんもありがとうだって~!」
「別にお前の為じゃないからな!仕方なくだ!」
「もう照れちゃって~」
「照れてない!!」
何か二人で楽しそうにしているのである。
もう虫取りを始めても良いのであろうか? いやまだ二人は話してる最中なので吾輩だけ行っては卑怯であるな。吾輩は紳士なので正々堂々戦うのである!
「それじゃあ 虫取りに行こー!おおー!」
「おおーなのである!!」
「お、おおー?」
虫取り勝負の始まりである! 吾輩は早速駆け出して木が植えられているところの日陰を探し始めた。
「ネコさんはあそこで探すみたい。ロウはどこで探すの?」
「ふふん。俺はあの草むらで探すぜ!そういうネムはどこで探すんだ?良かったら俺t…「あー!蝶々発見! ねえ見て見て!!」 聞けよ!!」
おお少女はパタパタ飛ぶ虫を捕まえたのである!
なかなかやるのであるな。あの虫はたまに体をすり抜ける魔法を使うので、捕まえるのが難しいのであるのに。
「吾輩も負けられぬのである!」
「今蝶々飛んだまま捕まえた…?」
少年はなかなか虫を取らないのであるな?
そうしている間に吾輩も虫を捕まえたのである!
「跳ねる虫を捕まえたのである!」
「おやおや アリシアさんとこのの家猫さん。虫取りですか?」
うむ!? 木の裏から誰か出てきたのである!
「お久しぶりです。この間お店に来たの覚えていますか?」
うーむ 大きい帽子に変なカゴを持ってる人などお店に来ていたであろうか?
「ああ もしかしてこの魔法瓶を見れば思い出しますかね?」
大きな帽子の人はカゴの中から見覚えのある幾何学模様の瓶を取り出した。
おお! それは見覚えあるのである!ししょーの魔導具であるな!? 確か虫を煮るのに使うなどと言っていた人が買って言ってたのである!
「思い出したのである!」
「思い出していただけましたか」
「うむ!ちゃんと思い出したのであるが、帽子の人はここで何をしていたのであるか?」
「ここで何をしていたか聞いているのでしょうか? そうですねぇ…簡単に言うと虫を探していました」
「おお 帽子の人も虫取りであるか! だったらちょっと待ってるのである!」
吾輩は帽子の人にここで待つように伝えて少年と少女の所へ向かった。
「少年少女よ! 虫取り仲間を連れてきたのである!」
「どうしたのネコさん…てっフォビおじちゃんどうしてここにいるの!?」
おお!少女の知り合いであったか!これは好都合というやつであるな!
「うーん 今日は一段と暑いのであるな」
この国は かんそうちたい と言うらしく毎日暑くてからからなのである。でも かんそうちたい のお陰でお天道様と毎日挨拶ができるのは素晴らしいのである!!
そんな事を考えながらいつものようにこの街で一番大きな道を散歩していると、突如地面から脚g離れ体全体に浮遊感が襲う。
「おお!? 吾輩浮かんでいるのである!」
どこか身に覚えのある不思議な感覚に驚いていると吾輩の背後から元気な声が聞こえた。 声のした方へ仰け反る形で顔を向ける。
「ネコさんおはよう!!」
そこには今日の目的の1つである少女が我輩を抱える形で持ち上げていた。先程から感じていた身に覚えのある浮遊感はこの少女からのものだったようだ。
「少女よ! おはようなのである!」
少女の元気な挨拶に負けないように吾輩も元気な挨拶をした。 何やら周りの大きな人達は笑っているが、何処かで面白いことでもおこったのであろうか?
「ネコさん!ネコさん!今日はアリシアさんのところでのお仕事はお休みなの?」
「そうなのである!」
吾輩は少女の問いかけに答える
「お休みってことでいいのかな? じゃあ一緒に遊ぼう!!」
もちろん今回の目的は少女達とあそb…相手をしてあげることなので静かに紳士的に肯定する。
「もちろんなのである」
「なんか急に大人しくなっちゃったけど、もしかして嫌だった…?」
これはいけないのである!少女が悲しそうにしているのである!吾輩は紳士なので頬を舐めて慰めてやらねばならぬ!!
「わわ!?ネコさんくすぐったいよ~!?」
「元気を出すのである。吾輩はちゃんと遊んであげるのである!」ペロペロ
「もーくすぐったいって~!」
どうやら元気が戻ったみたいなのである。
少女には紳士的に振る舞うとダメなのであろうか。でも吾輩は紳士なので紳士的な振る舞いをしないと… うーむ難しいのである…
「ネコさんまた静かになってどうしたの?」
おっと、考え込んでしまったのである。少女よ何も問題ないので頭をフーフーするのは止めるのである。食べ物ではござらぬ。
そんな感じで少女と戯れながら運ばれていると街の中心地にある噴水広場に到着していた。広場には楽しそうに笑う人や日陰でゆっくり本を読んでいる人など様々な人で一杯だった。
「ネコさん着いたよ!」
そういって吾輩は地面に下ろされた。先程までの浮遊感がなくなりいつも通り自らの脚で地面に立つ。 うむ、抱えられるのも良いがやはり地面に立つのが一番しっくり来るのであるな!
「あっ! ネムやっと来たのか!」
地面をフニフニしていると噴水の近くからそんな声が聞こえてきた。 これは少年の声である!
「げえ!! なんでネコもいるんだよ!」
む…吾輩がいてはならぬのであろうか?
「さっき大通りでネコさんがお散歩してたから一緒に遊ぼうと思って連れてきたの」
「今日は二人で遊ぼうって言ってたじゃんか!」
「うん虫取りするんでしょ? だったらネコさんも一緒でいいじゃん」
虫取りであるか? そういえば前に少年と勝負したきりまだ決着がついていなかったのである。
「前回の続きを所望するのである!」
吾輩は少年に向けて言った。
「ほらネコさんも遊びたいって! ねえいいでしょ?」
「うう…わかったよ…」
おお! 吾輩の挑戦を受けるのであるな!
これは負けられぬ! ししょーとの魔法の練習と同じくらい真剣にやるのである!!
「挑戦を受けていただき感謝なのである!」
「ネコさんもありがとうだって~!」
「別にお前の為じゃないからな!仕方なくだ!」
「もう照れちゃって~」
「照れてない!!」
何か二人で楽しそうにしているのである。
もう虫取りを始めても良いのであろうか? いやまだ二人は話してる最中なので吾輩だけ行っては卑怯であるな。吾輩は紳士なので正々堂々戦うのである!
「それじゃあ 虫取りに行こー!おおー!」
「おおーなのである!!」
「お、おおー?」
虫取り勝負の始まりである! 吾輩は早速駆け出して木が植えられているところの日陰を探し始めた。
「ネコさんはあそこで探すみたい。ロウはどこで探すの?」
「ふふん。俺はあの草むらで探すぜ!そういうネムはどこで探すんだ?良かったら俺t…「あー!蝶々発見! ねえ見て見て!!」 聞けよ!!」
おお少女はパタパタ飛ぶ虫を捕まえたのである!
なかなかやるのであるな。あの虫はたまに体をすり抜ける魔法を使うので、捕まえるのが難しいのであるのに。
「吾輩も負けられぬのである!」
「今蝶々飛んだまま捕まえた…?」
少年はなかなか虫を取らないのであるな?
そうしている間に吾輩も虫を捕まえたのである!
「跳ねる虫を捕まえたのである!」
「おやおや アリシアさんとこのの家猫さん。虫取りですか?」
うむ!? 木の裏から誰か出てきたのである!
「お久しぶりです。この間お店に来たの覚えていますか?」
うーむ 大きい帽子に変なカゴを持ってる人などお店に来ていたであろうか?
「ああ もしかしてこの魔法瓶を見れば思い出しますかね?」
大きな帽子の人はカゴの中から見覚えのある幾何学模様の瓶を取り出した。
おお! それは見覚えあるのである!ししょーの魔導具であるな!? 確か虫を煮るのに使うなどと言っていた人が買って言ってたのである!
「思い出したのである!」
「思い出していただけましたか」
「うむ!ちゃんと思い出したのであるが、帽子の人はここで何をしていたのであるか?」
「ここで何をしていたか聞いているのでしょうか? そうですねぇ…簡単に言うと虫を探していました」
「おお 帽子の人も虫取りであるか! だったらちょっと待ってるのである!」
吾輩は帽子の人にここで待つように伝えて少年と少女の所へ向かった。
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