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第二章
十二天将と最強の腕(かいな)
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四ノ宮の耳が、何かがちぎれる音を聞き取ったのは、そろそろ明け方になっていてもよい時間帯だった。
ブチブチ、と、硬いものがちぎれる音と、地面が擦れ合うような重い音。
それはタイゴクの胸に頭を乗せていた四ノ宮の耳にもハッキリ聞き取れて、タイゴクとほぼ同時にベッドから飛び出す。
鬼の心臓の音よりも大きく、源力が徐々に途絶えていく悲鳴のような、なにか。
「山滑りの前兆だな」
「どの位置かわかる? 遠いなら式神飛ばして確認する」
「この近くではない」
床に放り捨ててあったバスローブを雑に羽織って、一階のリネン室へ急ぐ。
もう数時間が経過しているから、流石に服も乾いているはずだ。そこまでの廊下は下着もないまま行くことになるが、どうせ二人しか居ないホテルの中。恥ずかしいことなどない。
リネン室へ走っている最中、四ノ宮は源力を小さく練り始めた。
式神を喚ぶのだ。
四ノ宮は元々、己を源力で強化するよりも呼び出した式神を駆使して戦うことを得意としている。
タイゴクにも褒められるその術式を、四ノ宮はひっそりと誇っていた。
しかし、本来であれば式神の召喚は符や半紙を使うべき術だ。
残念ながらそれらは全て〝曲魂〟退治で使い果たしてしまったし、この雨ではせっかく源力で練った羽根が溶けて地面に落ちてしまう。
であれば、源力をそのまま飛ばしたほうが良い。
タイゴクが洗濯機から服を引っ張り出している間に、外へ式神を飛ばす。
あまりに強い源力は窓を割ってしまうからバスローブの格好のままドアを開かねばならなかったが、ある程度堅くしておかないとこの雨に負けてしまうだろう。
それほどまでに、今回の雨はおかしい。
最近の異常気象の影響と言われればそうなのかもしれないが、空の上で〝曲魂〟が発生していても驚かないなと、四ノ宮は思っていた。
≪天乙貴人、天の一柱。お前の目玉を貸しておくれ≫
四ノ宮の言霊に喚び起こされて、飛ばした式神に舞い降りる影が重なる。
ひゅうと四ノ宮の足元に風が舞い、繋がっていた源力が切り離されて雨を弾きながら飛んでいくのがうっすらと見えた。
この空や天候を守るのを得意とする式を喚んだのに、その姿がハッキリと見えないのが不穏で、四ノ宮は急いでリネン室に戻ってタイゴクから服を受け取る。
その間にも、雨の中を飛ぶ式の見ているものは、まるで己がそこに居るかのように脳に流れ込んできた。
「式を飛ばしたのか」
「天乙を飛ばした。雨の中なら、あの子が強いかなって」
「十二天将をあの子と言うのもお前くらいだ……おい、足を拭け」
「靴もこんだけ汚れてたら今更内側が汚れたくらいなんでもないっしょ」
下着を履くのももどかしくなりながら服を着て、折角温泉で温まったというのに再び雨の中に飛び出す。
その頃には風はさらに強く横に薙ぎ、危うく吹き飛ばされそうになってタイゴクの腕を掴んだ。
ここに到着した時よりも、さらに強くなっている。
これは避難所の方が心配だと、一瞬で濡れ鼠になった四ノ宮は軽く舌を打った。
山崩れは、この宿に向かっているものではない。
もしも近かったなら、眠っていた四ノ宮はともかくタイゴクがもっと早く気付いていただろう。
千切れる音は、木の根がずれていく音だ。
地面がこすれ合う音は、大地が滑っていく音だ。
消えていく源力は、自然が死んでいく音そのものなのだ。
この山崩れは、放置したらまた〝曲魂〟が大量に発生する可能性がある。
止めるのは無理でも、せめて弱めることが出来れば──
「見えた、避難所の方だ! もっと山の上の方だけど、大きな山崩れになったら、避難所にも土砂が届くかもしれない!」
「厄介な場所に……」
「天乙で一時的にそこの雨だけ弱める! タイゴク、僕を運んで走れる?」
「誰に物を言っている」
万が一にも一般人が巻き込まれでもしたら、被害はもっと大きくなるかもしれない。
そうと分かっている二人の動きは、迅速だった。
タイゴクが四ノ宮を抱え上げ、四ノ宮は先に飛ばした天乙に集中する。
祈るように重ねられた手に、雨粒が絡んで飛んだ。
天乙は四ノ宮が使役する十二天将の中で、雨や天候を操作する源力を持つ存在だ。
たとえ手から離れていても、契約者である四ノ宮の源力には応えてくれる。
問題は、四ノ宮の源力がいつまでもつか──だ。
十二天将は、古来陰陽師たちの中でも特に強い意味を持つ十二柱の神々を意味する。
彼らは自分を喚ぶことの出来る術師にはその力を与えてはくれるが、同時に激しい源力を必要とする存在だ。
それゆえに徐々に使役することの出来る者は減り、現代の祓人の中で彼らと契約をしているのは四ノ宮のみ。
四ノ宮は、再び身を打つ冷たさにどこまで己の源力がもつのか、僅かな不安を覚えながらも天乙と接続した。
タイゴクの足は、足に絡む草や肌を打つ木などにも一切影響されずに大地を駆けることが出来る。
鬼たちは元々大地から生まれたという話もあるくらいだ。
泥なんかものともせずに走り、木の枝と枝を跳躍する逞しさが頼りにもなるが、同時に寒い風が肌を刺す。
眠る前、タイゴクに供給をしてもらっていて良かった。
あれはあれで疲れたけれど、もしあの時源力を分けてもらっていなかったなら、今天乙を喚べたかどうか。
タイゴクに抱えられて、触れ合った部分の僅かなぬくもりに意識を向けながら、天乙に集中する。
ひとまずは雨を弱めて、水の威力を下げなければいけない。
鉄砲水が起こりそうなら止めて、大地を打つ一粒一粒を出来るかぎり弱める。
それはもう、繊細な作業だ。
もっと源力が残っていれば、楽な作業だったかもしれないが。
「駄目だ……雨を弱めても、山崩れが止まらない! 連鎖的に、徐々に大地がズレてるっ」
「あぁ、オレにも見えた」
四ノ宮たちの眼の前で、山肌がずれていくのが見える。
まるで大地そのものが動いているかのような、巨大な地滑り。
ゾッとして、思わずタイゴクの腕を掴んでいた。そうしなければ自分も振り落とされてしまうような、そんな錯覚を覚える。
こんなものが人間を襲ったら、自然から生まれる〝曲魂〟なんかよりももっと大きなものが発生するに違いない。
自然に対する恐怖が、畏怖が、家族を奪われた憎悪が──正しい魂を捻じ曲げて狂わせてしまうだろう。
「止めなくちゃ……」
自分がやらねば。
そう思った瞬間、四ノ宮はタイゴクを足場に高く跳躍していた。
単純な力勝負ならばタイゴクには叶わなくとも、俊敏さならば四ノ宮に分がある。
タイゴクが止めようとしても、源力をまとって木々を跳んで駆ける四ノ宮には届かないだろう。
彼を巻き込まないように、
急いで、
大規模に、
「勾陳! 六合! 玄武!! 来てっ!」
──止める。
全身に練り上げた源力をさらに強めて、先に飛んでいる天乙と共に、喚ぶ。
一度に四体の十二天将を喚ぶのは、以前タイゴクと契約を結ぶ際に本気でやりあって以来だ。
つまりはそれだけの無茶。
今の四ノ宮の身体では、もしかしたら耐えきれないかもしれない、大きな負荷だ。
だが、不可ではない。
全身に降り注ぐ大雨から少しずつ源力を吸い取って、変換する。
まだ生きている大地からも木々からも、四ノ宮が頼む前から源力が分け与えられるのがわかった。
あれだけ大きく山が裂ければ、ここの木々も土も死ぬからだ。死にたくないから、彼らも可能性に賭けている。
人間が滅びないために使われている兵器に、人間に蹂躙され続ける自然が、賭けたのだ。
「天乙、勾陳、 六合、玄武……見て、土が割れる、山が崩れる、命が消える──」
山が崩れていく音が、近くなっていく。
岩が転がり、土砂が重なり、遠くから動物や人間の悲鳴が聞こえた気がした。
いけない、いけない。
震える指先で手を重ね、源力を練る。すでに、十二天将は近くまで来ているはずだ。
彼らは、四ノ宮の号令を待っている。
「我が式に応えよ。五行を繋ぎ、地の気を抑えよ」
止めてくれ、止めるんだ……
なぎ倒される木々を跳び、彼らの悲鳴を聞きながら空へ跳ぶ。天乙が雨を弱めてくれているおかげで、先ほどよりも身を突き刺す雨粒の勢いは弱かった。
それでも、大地にたっぷりと水を含んだ土砂の勢いは弱まらない。
四ノ宮は、土砂の下まで跳んで、大地に触れた。
ここはまだ──生きている。
「この身が代償でも構わない。みんな、力を貸してくれ!」
地面が盛り上がる。
風が吹き荒れる。
水が舞い踊る。
この場に居る全ての源力が四ノ宮を経由して、凄まじい質量の土砂崩れを止めようとその腕を広げていた。
ブチブチ、と、硬いものがちぎれる音と、地面が擦れ合うような重い音。
それはタイゴクの胸に頭を乗せていた四ノ宮の耳にもハッキリ聞き取れて、タイゴクとほぼ同時にベッドから飛び出す。
鬼の心臓の音よりも大きく、源力が徐々に途絶えていく悲鳴のような、なにか。
「山滑りの前兆だな」
「どの位置かわかる? 遠いなら式神飛ばして確認する」
「この近くではない」
床に放り捨ててあったバスローブを雑に羽織って、一階のリネン室へ急ぐ。
もう数時間が経過しているから、流石に服も乾いているはずだ。そこまでの廊下は下着もないまま行くことになるが、どうせ二人しか居ないホテルの中。恥ずかしいことなどない。
リネン室へ走っている最中、四ノ宮は源力を小さく練り始めた。
式神を喚ぶのだ。
四ノ宮は元々、己を源力で強化するよりも呼び出した式神を駆使して戦うことを得意としている。
タイゴクにも褒められるその術式を、四ノ宮はひっそりと誇っていた。
しかし、本来であれば式神の召喚は符や半紙を使うべき術だ。
残念ながらそれらは全て〝曲魂〟退治で使い果たしてしまったし、この雨ではせっかく源力で練った羽根が溶けて地面に落ちてしまう。
であれば、源力をそのまま飛ばしたほうが良い。
タイゴクが洗濯機から服を引っ張り出している間に、外へ式神を飛ばす。
あまりに強い源力は窓を割ってしまうからバスローブの格好のままドアを開かねばならなかったが、ある程度堅くしておかないとこの雨に負けてしまうだろう。
それほどまでに、今回の雨はおかしい。
最近の異常気象の影響と言われればそうなのかもしれないが、空の上で〝曲魂〟が発生していても驚かないなと、四ノ宮は思っていた。
≪天乙貴人、天の一柱。お前の目玉を貸しておくれ≫
四ノ宮の言霊に喚び起こされて、飛ばした式神に舞い降りる影が重なる。
ひゅうと四ノ宮の足元に風が舞い、繋がっていた源力が切り離されて雨を弾きながら飛んでいくのがうっすらと見えた。
この空や天候を守るのを得意とする式を喚んだのに、その姿がハッキリと見えないのが不穏で、四ノ宮は急いでリネン室に戻ってタイゴクから服を受け取る。
その間にも、雨の中を飛ぶ式の見ているものは、まるで己がそこに居るかのように脳に流れ込んできた。
「式を飛ばしたのか」
「天乙を飛ばした。雨の中なら、あの子が強いかなって」
「十二天将をあの子と言うのもお前くらいだ……おい、足を拭け」
「靴もこんだけ汚れてたら今更内側が汚れたくらいなんでもないっしょ」
下着を履くのももどかしくなりながら服を着て、折角温泉で温まったというのに再び雨の中に飛び出す。
その頃には風はさらに強く横に薙ぎ、危うく吹き飛ばされそうになってタイゴクの腕を掴んだ。
ここに到着した時よりも、さらに強くなっている。
これは避難所の方が心配だと、一瞬で濡れ鼠になった四ノ宮は軽く舌を打った。
山崩れは、この宿に向かっているものではない。
もしも近かったなら、眠っていた四ノ宮はともかくタイゴクがもっと早く気付いていただろう。
千切れる音は、木の根がずれていく音だ。
地面がこすれ合う音は、大地が滑っていく音だ。
消えていく源力は、自然が死んでいく音そのものなのだ。
この山崩れは、放置したらまた〝曲魂〟が大量に発生する可能性がある。
止めるのは無理でも、せめて弱めることが出来れば──
「見えた、避難所の方だ! もっと山の上の方だけど、大きな山崩れになったら、避難所にも土砂が届くかもしれない!」
「厄介な場所に……」
「天乙で一時的にそこの雨だけ弱める! タイゴク、僕を運んで走れる?」
「誰に物を言っている」
万が一にも一般人が巻き込まれでもしたら、被害はもっと大きくなるかもしれない。
そうと分かっている二人の動きは、迅速だった。
タイゴクが四ノ宮を抱え上げ、四ノ宮は先に飛ばした天乙に集中する。
祈るように重ねられた手に、雨粒が絡んで飛んだ。
天乙は四ノ宮が使役する十二天将の中で、雨や天候を操作する源力を持つ存在だ。
たとえ手から離れていても、契約者である四ノ宮の源力には応えてくれる。
問題は、四ノ宮の源力がいつまでもつか──だ。
十二天将は、古来陰陽師たちの中でも特に強い意味を持つ十二柱の神々を意味する。
彼らは自分を喚ぶことの出来る術師にはその力を与えてはくれるが、同時に激しい源力を必要とする存在だ。
それゆえに徐々に使役することの出来る者は減り、現代の祓人の中で彼らと契約をしているのは四ノ宮のみ。
四ノ宮は、再び身を打つ冷たさにどこまで己の源力がもつのか、僅かな不安を覚えながらも天乙と接続した。
タイゴクの足は、足に絡む草や肌を打つ木などにも一切影響されずに大地を駆けることが出来る。
鬼たちは元々大地から生まれたという話もあるくらいだ。
泥なんかものともせずに走り、木の枝と枝を跳躍する逞しさが頼りにもなるが、同時に寒い風が肌を刺す。
眠る前、タイゴクに供給をしてもらっていて良かった。
あれはあれで疲れたけれど、もしあの時源力を分けてもらっていなかったなら、今天乙を喚べたかどうか。
タイゴクに抱えられて、触れ合った部分の僅かなぬくもりに意識を向けながら、天乙に集中する。
ひとまずは雨を弱めて、水の威力を下げなければいけない。
鉄砲水が起こりそうなら止めて、大地を打つ一粒一粒を出来るかぎり弱める。
それはもう、繊細な作業だ。
もっと源力が残っていれば、楽な作業だったかもしれないが。
「駄目だ……雨を弱めても、山崩れが止まらない! 連鎖的に、徐々に大地がズレてるっ」
「あぁ、オレにも見えた」
四ノ宮たちの眼の前で、山肌がずれていくのが見える。
まるで大地そのものが動いているかのような、巨大な地滑り。
ゾッとして、思わずタイゴクの腕を掴んでいた。そうしなければ自分も振り落とされてしまうような、そんな錯覚を覚える。
こんなものが人間を襲ったら、自然から生まれる〝曲魂〟なんかよりももっと大きなものが発生するに違いない。
自然に対する恐怖が、畏怖が、家族を奪われた憎悪が──正しい魂を捻じ曲げて狂わせてしまうだろう。
「止めなくちゃ……」
自分がやらねば。
そう思った瞬間、四ノ宮はタイゴクを足場に高く跳躍していた。
単純な力勝負ならばタイゴクには叶わなくとも、俊敏さならば四ノ宮に分がある。
タイゴクが止めようとしても、源力をまとって木々を跳んで駆ける四ノ宮には届かないだろう。
彼を巻き込まないように、
急いで、
大規模に、
「勾陳! 六合! 玄武!! 来てっ!」
──止める。
全身に練り上げた源力をさらに強めて、先に飛んでいる天乙と共に、喚ぶ。
一度に四体の十二天将を喚ぶのは、以前タイゴクと契約を結ぶ際に本気でやりあって以来だ。
つまりはそれだけの無茶。
今の四ノ宮の身体では、もしかしたら耐えきれないかもしれない、大きな負荷だ。
だが、不可ではない。
全身に降り注ぐ大雨から少しずつ源力を吸い取って、変換する。
まだ生きている大地からも木々からも、四ノ宮が頼む前から源力が分け与えられるのがわかった。
あれだけ大きく山が裂ければ、ここの木々も土も死ぬからだ。死にたくないから、彼らも可能性に賭けている。
人間が滅びないために使われている兵器に、人間に蹂躙され続ける自然が、賭けたのだ。
「天乙、勾陳、 六合、玄武……見て、土が割れる、山が崩れる、命が消える──」
山が崩れていく音が、近くなっていく。
岩が転がり、土砂が重なり、遠くから動物や人間の悲鳴が聞こえた気がした。
いけない、いけない。
震える指先で手を重ね、源力を練る。すでに、十二天将は近くまで来ているはずだ。
彼らは、四ノ宮の号令を待っている。
「我が式に応えよ。五行を繋ぎ、地の気を抑えよ」
止めてくれ、止めるんだ……
なぎ倒される木々を跳び、彼らの悲鳴を聞きながら空へ跳ぶ。天乙が雨を弱めてくれているおかげで、先ほどよりも身を突き刺す雨粒の勢いは弱かった。
それでも、大地にたっぷりと水を含んだ土砂の勢いは弱まらない。
四ノ宮は、土砂の下まで跳んで、大地に触れた。
ここはまだ──生きている。
「この身が代償でも構わない。みんな、力を貸してくれ!」
地面が盛り上がる。
風が吹き荒れる。
水が舞い踊る。
この場に居る全ての源力が四ノ宮を経由して、凄まじい質量の土砂崩れを止めようとその腕を広げていた。
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