23 / 31
第三章
まおうのけつい・2
しおりを挟む
「……ま、想像できないでもねぇけどな」
『ほう? 何です?』
「そりゃあお前、ループしねぇからに決まってんだろ。オレやアイツが死んだらループしてやり直せるが、お前や柊が死んでもループは起きない。オレらが生き残っても、お前たちが死んでたら結局アイツはショックでしょぼくれちまうんじゃねぇのか。だから、オレを狙うその魔王は一般人まで巻き込んでアイツを攻撃してきたりしたんだろ?」
「あぁ……」
なるほど、と呟く柊に続いて、わたしもひとつ息をもらしました。
そうです、確かにその通りです。
わたしに死という概念があるのかどうかは自分でもわかりませんが、わたしが死んでもループが起こるわけではなく、死んだらそこまでなのです。
もし彼等が生き残り望みが叶ったとしても、わたしはともかく柊やガーラハドが死んでいる未来というのはあの人にとっては受け入れられる未来ではないのかもしれません。
だから……だから、彼の勇者はひとりで行動をしていたのでしょう。
無駄な犠牲を生み出さないよう、傷つく人間が一人でも少ないようにと。
想像がつくと、またないはずの胸が痛みました。
あの人はどこまで、人のために戦うのでしょう。自分の全てを、削ぎ落としてまで。
「でもよ、協力をするってのは、相手の許可を求めるもんなのか?」
『は?』
「お前等は、アイツから助けを求められなきゃ助けようとは思わねぇのか?」
開いた両足を前にぴんと伸ばしその間の床に胸をつけるというあまりにも不自然な格好のまま、エードラムは心底に不思議そうに柊を見上げました。
思わず柊を見ると、柊は苦笑のような微笑のような、実に曖昧な表情でエードラムを見詰めていました。
柊のこんな表情を見るのは初めてのことです。いつもガーラハドの隣で凛と立っている彼からはまるで想像も出来ない、人間臭い苦笑いでした。
「それならそれで、まぁ人間はそんなモンかと思うけどよ。どうせ魔物つったって利害関係の一致でしか協力なんてのはしねぇし。でも、協力しようって思ってんのに相手の許可がないと、とか言って動かないのは、最初から協力する気がねぇってのと同じなんじゃないのかよ」
彼にとってその問いは、本当に素朴な疑問であったのでしょう。
しかしそれは常に連携をとりながら戦う【勇者】たちにとっては少しばかりの違和感と、少しばかりの斬新さをもたらすものでした。
助けてくれ。
あぁ助けよう。
そんな簡単なやり取りから来る協力や援助はごくありふれていて、相手がどんな存在であっても普通にあるべきやりとりでした。
しかし相手から拒絶されてもやりたいからやる、というのは、あまり認識として受け入れられるものではなかったように思います。
それは自分勝手で独善的な行為とも呼べるものでありますので、特にこの日本では好まれざるものであることでしょう。
しかしそんな認識などそもそも持たないエードラムにとっては不思議で、謎であったらしく、ストレッチを続けながらも不思議そうにこちらを見詰めています。
そういえばエードラムは、勇者に拒絶されようが何だろうが「共に戦う」という意見を一切曲げませんでした。
それはエードラムの頑固な気質もあったのでしょうが、それ以上に勇者を案じる気持ちが強かったからこそ曲げられないものであったのでしょう。
曲げられないそんな信念こそが、勇者を動かしたものなのかもしれません。
「うむ、まったくその通りだな」
「んん?」
思案に落ちる柊とわたしの背を押すように、明朗な声が不意に入り込んできました。
驚きはなく、穏やかに入ってくるその姿にエードラムは首を回しながら、
「だろ?」
「あぁ。まったくもって正論だ」
『ガーラハド……』
「人間は回りくどくていけねぇな。たまには思ったままに動けばいいんだ」
「ははは、まぁそこが美徳であることもあるのだよ」
エードラムに負けぬ巨躯に、鮮やかな茶金の髪をした偉丈夫――ガーラハド。この国の基準で言えば異国人でありながらも日本の【勇者】のトップとして動いている彼を見るのは、エードラム討伐戦以来久しぶりのことでした。
しかし柊から話を聞いていたのか、エードラムの言葉に楽しげに笑ったガーラハドは悠々とこちらに歩み寄りわたしを手にとって軽く一振りいたしました。
研がれないままでも鈍ることのないわたしの刃は、人間では決して打つことの出来ない代物です。
こんな空間でガーラハドほどの使い手が下手に振り回せば周囲の本どころかテーブルだって両断出来るものでありますので、我が身のことでありながらも少しばかりひやっとしてしまいました。
「ま、オレはお前さんたちの話の内容は半分程度しか理解はしてないのだが」
「だろうな」
「だが、感覚でわかるもんはやっぱり大事にせにゃならんというのは、分かってる」
ひょう、と、まるで空間を裂くようでした。
ガーラハドは幾度か感覚を確かめるようにわたしを振ると、くるりと刃を持って柄を柊の方へ向けました。
その行動にまた、冷や冷やしてしまいます。
わたしの刃を素手で持つだなんてそんな、一歩間違えれば指を切り落としてしまうかもしれないというのにまったく豪胆な男です。
柊も同じ事を思ったのでしょうか、一瞬ぎょっとして目を丸くしてから、向けられた柄へ視線を落としました。
わたしの柄を手に取れば、それは即ち今回の戦いへ協力するという誓いをたてたことになってしまうでしょう。
柊はガーラハドの部下であり、その部下が主君の向けた剣を受け立てることは、そういう意味を持つのです。
勿論拒絶することだって許されることでしょう。
ガーラハドはそこで怒るような男ではありませんし、何も言わずに差し出すということは彼の判断を優先しようという意志の表れのはず。
ですから、だからこそ、柊は自身の決断が大事になってくるわけで。
「……貴方はどうするのです、ガーラハド」
「言ったろう? 感覚を大事にする。この男の言うことを、支持するつもりだ」
『よく分かってないのによろしいので?』
「構わんさ。オレもアイツは好きなんだ」
「豪胆だな、おっさん」
豪快に笑いながらも、ガーラハドはまだ柊に柄を向けたままです。
ガーラハドはきっと、彼が言う通り今の事情を半分も理解してはいないでしょう。
最初の頃の我々のように、少しの違和感と綻びに気付いてはいても、その詳細までは知らないままなのかもしれません。
けれど、それでも、ガーラハドは疑いもせずに我々に協力をしてくれると言いました。
その有難さに、多分肉体があったならわたしは涙をしていたかもしれません。
「……わたしも、あの子のことは好きなんですよね」
「アイツはいい奴だからな」
「選択肢なんか、あってないようなものでしたね……」
「まったくだ」
「本当に、弱気であったことです」
肩を竦め困った顔をしながらも、柊は笑いながらわたしの柄を手に取りました。
何も知らないガーラハドであればともかく柊は今回の事情をよく知り、当然ながら敵が何であるのかも、戦う意味だって知っています。
当然相手の強さだって知っているのですから、しり込みをするべきシーンなのでしょう。
しかし柊も、わたしの柄を取ってくれた……刃を額にあて、主に誓いをたてるように戦いを約束してくれた。
「悩むことの方が不思議なんだがな、オレとしては」
腹を天井に向けてブリッジをしつつ首を傾げるエードラムは相当に滑稽ではありましたが、その言葉は実に頼もしく、希望に満ちているように、わたしには思えました。
『ほう? 何です?』
「そりゃあお前、ループしねぇからに決まってんだろ。オレやアイツが死んだらループしてやり直せるが、お前や柊が死んでもループは起きない。オレらが生き残っても、お前たちが死んでたら結局アイツはショックでしょぼくれちまうんじゃねぇのか。だから、オレを狙うその魔王は一般人まで巻き込んでアイツを攻撃してきたりしたんだろ?」
「あぁ……」
なるほど、と呟く柊に続いて、わたしもひとつ息をもらしました。
そうです、確かにその通りです。
わたしに死という概念があるのかどうかは自分でもわかりませんが、わたしが死んでもループが起こるわけではなく、死んだらそこまでなのです。
もし彼等が生き残り望みが叶ったとしても、わたしはともかく柊やガーラハドが死んでいる未来というのはあの人にとっては受け入れられる未来ではないのかもしれません。
だから……だから、彼の勇者はひとりで行動をしていたのでしょう。
無駄な犠牲を生み出さないよう、傷つく人間が一人でも少ないようにと。
想像がつくと、またないはずの胸が痛みました。
あの人はどこまで、人のために戦うのでしょう。自分の全てを、削ぎ落としてまで。
「でもよ、協力をするってのは、相手の許可を求めるもんなのか?」
『は?』
「お前等は、アイツから助けを求められなきゃ助けようとは思わねぇのか?」
開いた両足を前にぴんと伸ばしその間の床に胸をつけるというあまりにも不自然な格好のまま、エードラムは心底に不思議そうに柊を見上げました。
思わず柊を見ると、柊は苦笑のような微笑のような、実に曖昧な表情でエードラムを見詰めていました。
柊のこんな表情を見るのは初めてのことです。いつもガーラハドの隣で凛と立っている彼からはまるで想像も出来ない、人間臭い苦笑いでした。
「それならそれで、まぁ人間はそんなモンかと思うけどよ。どうせ魔物つったって利害関係の一致でしか協力なんてのはしねぇし。でも、協力しようって思ってんのに相手の許可がないと、とか言って動かないのは、最初から協力する気がねぇってのと同じなんじゃないのかよ」
彼にとってその問いは、本当に素朴な疑問であったのでしょう。
しかしそれは常に連携をとりながら戦う【勇者】たちにとっては少しばかりの違和感と、少しばかりの斬新さをもたらすものでした。
助けてくれ。
あぁ助けよう。
そんな簡単なやり取りから来る協力や援助はごくありふれていて、相手がどんな存在であっても普通にあるべきやりとりでした。
しかし相手から拒絶されてもやりたいからやる、というのは、あまり認識として受け入れられるものではなかったように思います。
それは自分勝手で独善的な行為とも呼べるものでありますので、特にこの日本では好まれざるものであることでしょう。
しかしそんな認識などそもそも持たないエードラムにとっては不思議で、謎であったらしく、ストレッチを続けながらも不思議そうにこちらを見詰めています。
そういえばエードラムは、勇者に拒絶されようが何だろうが「共に戦う」という意見を一切曲げませんでした。
それはエードラムの頑固な気質もあったのでしょうが、それ以上に勇者を案じる気持ちが強かったからこそ曲げられないものであったのでしょう。
曲げられないそんな信念こそが、勇者を動かしたものなのかもしれません。
「うむ、まったくその通りだな」
「んん?」
思案に落ちる柊とわたしの背を押すように、明朗な声が不意に入り込んできました。
驚きはなく、穏やかに入ってくるその姿にエードラムは首を回しながら、
「だろ?」
「あぁ。まったくもって正論だ」
『ガーラハド……』
「人間は回りくどくていけねぇな。たまには思ったままに動けばいいんだ」
「ははは、まぁそこが美徳であることもあるのだよ」
エードラムに負けぬ巨躯に、鮮やかな茶金の髪をした偉丈夫――ガーラハド。この国の基準で言えば異国人でありながらも日本の【勇者】のトップとして動いている彼を見るのは、エードラム討伐戦以来久しぶりのことでした。
しかし柊から話を聞いていたのか、エードラムの言葉に楽しげに笑ったガーラハドは悠々とこちらに歩み寄りわたしを手にとって軽く一振りいたしました。
研がれないままでも鈍ることのないわたしの刃は、人間では決して打つことの出来ない代物です。
こんな空間でガーラハドほどの使い手が下手に振り回せば周囲の本どころかテーブルだって両断出来るものでありますので、我が身のことでありながらも少しばかりひやっとしてしまいました。
「ま、オレはお前さんたちの話の内容は半分程度しか理解はしてないのだが」
「だろうな」
「だが、感覚でわかるもんはやっぱり大事にせにゃならんというのは、分かってる」
ひょう、と、まるで空間を裂くようでした。
ガーラハドは幾度か感覚を確かめるようにわたしを振ると、くるりと刃を持って柄を柊の方へ向けました。
その行動にまた、冷や冷やしてしまいます。
わたしの刃を素手で持つだなんてそんな、一歩間違えれば指を切り落としてしまうかもしれないというのにまったく豪胆な男です。
柊も同じ事を思ったのでしょうか、一瞬ぎょっとして目を丸くしてから、向けられた柄へ視線を落としました。
わたしの柄を手に取れば、それは即ち今回の戦いへ協力するという誓いをたてたことになってしまうでしょう。
柊はガーラハドの部下であり、その部下が主君の向けた剣を受け立てることは、そういう意味を持つのです。
勿論拒絶することだって許されることでしょう。
ガーラハドはそこで怒るような男ではありませんし、何も言わずに差し出すということは彼の判断を優先しようという意志の表れのはず。
ですから、だからこそ、柊は自身の決断が大事になってくるわけで。
「……貴方はどうするのです、ガーラハド」
「言ったろう? 感覚を大事にする。この男の言うことを、支持するつもりだ」
『よく分かってないのによろしいので?』
「構わんさ。オレもアイツは好きなんだ」
「豪胆だな、おっさん」
豪快に笑いながらも、ガーラハドはまだ柊に柄を向けたままです。
ガーラハドはきっと、彼が言う通り今の事情を半分も理解してはいないでしょう。
最初の頃の我々のように、少しの違和感と綻びに気付いてはいても、その詳細までは知らないままなのかもしれません。
けれど、それでも、ガーラハドは疑いもせずに我々に協力をしてくれると言いました。
その有難さに、多分肉体があったならわたしは涙をしていたかもしれません。
「……わたしも、あの子のことは好きなんですよね」
「アイツはいい奴だからな」
「選択肢なんか、あってないようなものでしたね……」
「まったくだ」
「本当に、弱気であったことです」
肩を竦め困った顔をしながらも、柊は笑いながらわたしの柄を手に取りました。
何も知らないガーラハドであればともかく柊は今回の事情をよく知り、当然ながら敵が何であるのかも、戦う意味だって知っています。
当然相手の強さだって知っているのですから、しり込みをするべきシーンなのでしょう。
しかし柊も、わたしの柄を取ってくれた……刃を額にあて、主に誓いをたてるように戦いを約束してくれた。
「悩むことの方が不思議なんだがな、オレとしては」
腹を天井に向けてブリッジをしつつ首を傾げるエードラムは相当に滑稽ではありましたが、その言葉は実に頼もしく、希望に満ちているように、わたしには思えました。
30
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
その首輪は、弟の牙でしか外せない。
ゆずまめ鯉
BL
養子ゆえに、王位継承権を持たないオメガで長男のレイン(24)は、国家騎士団として秘密裏に働き、ただ義弟たちを守るためだけに生きてきた。
第一継承権を持つアルファで次男のリオール(19)は、そんな兄に「ごく潰し」と陰口を叩く連中を許せなかった。自分を犠牲にしてまで守る価値はないと思っていた。なにかと怪我の多い国家騎士団を辞めさせたかった。
初めて訪れた発情期のとき。約束をすっぽかされたリオールが不審に思い、兄の部屋へ行くと、国家騎士団の同僚──グウェンソード(28)に押し倒されるところを目撃して激高する。
「今すぐ部屋から出ろ!」
独占欲をあらわにしたリオールは、グウェンソードを部屋から追い出し、兄であるレインを欲望のままに抱いた。
翌朝、差し出されたのは特注の首輪──外せるのはリオールのみ。
「俺以外に触らせるな」
そう囁かれたレインは、何年も首輪と弟の執着に縛られ続けてきた。
弟には婚約者がいるのに、こんな関係を続けてもいいのか。
本当にこのままでもいいのか。
ひたすら執着して独占したがる弟と、罪悪感に苛まれる兄。
その首輪は、いつか弟の牙で血に染まるのか──。
どうにかしてレインを落としたいリオールと、弟との関係に悩むレインのオメガバースです。
リオール・グランケット(19)×レイン・グランケット(24)
※この作品は2015年頃に本文を書き、2017年頃にオメガバースに改稿、さらに2026年に手直しした作品になります。読みにくいかもしれません。ご了承ください。
三人称ですが攻めだったり受けだったり視点がよくかわります。攻め視点多めです。
大事な呼び名
夕月ねむ
BL
異世界に転移したらしいのだが俺には記憶がない。おまけに外見が変わった可能性があるという。身元は分からないし身内はいないし、本名すら判明していない状態。それでも俺はどうにか生活できていた。国の支援で学校に入学できたし、親切なクラスメイトもいる。ちょっと、強引なやつだけどな。
※FANBOXからの転載です
※他サイトにも投稿しています
恋愛速度【あっというまに始まった、おれと遊び人の先輩の恋の行方……】
毬村 緋紗子
BL
高校生になったばかりの千波矢は、2コ上の先輩、高城 慶と知り合う。
女の子にモテる慶は、これまでかなり派手に遊んできたらしい。
そんな慶から告白されて付き合いはじめた千波矢だったけれど、すぐに身体を求められて、戸惑い、思い悩んでしまう。
先輩は、本当におれのことが好きなのかな
おれは、先輩に遊ばれてるだけなのかな──。
〈登場人物〉
瀧川 千波矢 タキガワ チハヤ 高1
高城 慶 タカシロ ケイ 高3
表紙イラストは、生成AIによる自作です。
エールをありがとうございます!(ω〃)
泣き虫だったはずの幼なじみが再会したら僕を守るために完璧超人になっていた話。
ネギマ
BL
気弱で泣き虫な高校生、日比野千明は、昔からいじめられっ子体質だった。
高校生になればマシになるかと期待したが状況は変わらず、クラスメイトから雑用を押し付けられる毎日を送っていた。
そんなある日、いつものように雑用を押し付けられそうになっている千明を助けたのは、学校中が恐れる“完璧超人”の男子生徒、山吹史郎だった。
文武両道、眉目秀麗、近寄りがたい雰囲気を纏う一匹狼の生徒だったが、実は二人は、幼い頃に離れ離れになった幼なじみだった――。
勇者様への片思いを拗らせていた僕は勇者様から溺愛される
八朔バニラ
BL
蓮とリアムは共に孤児院育ちの幼馴染。
蓮とリアムは切磋琢磨しながら成長し、リアムは村の勇者として祭り上げられた。
リアムは勇者として村に入ってくる魔物退治をしていたが、だんだんと疲れが見えてきた。
ある日、蓮は何者かに誘拐されてしまい……
スパダリ勇者×ツンデレ陰陽師(忘却の術熟練者)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる