2 / 8
1、
1、
しおりを挟む
「お兄ちゃん!起きて、遅刻するよ!今日は入学式なのに」
小さい手が肩をゆらしてくる。
「まだ、寝かせろ~」
と言い、寝返りをうった。
「起きないのなら、しょうがないですね、お兄ちゃんの棚の奥の#物#、処分するとしましょう。」
その言葉を聞いて、体がびくっとし、ベッドから飛び起きた。
「ちょっと待てええええええ!なんでお前が#それ#のことを、知っている。小雪!」
目の前にいるのは、二つ下の妹、小雪だ。小雪は、「ふっ」と笑みをうかべ、
「やっぱり。」
と言った。
「お、お前、はめやがったな。」
「なかなか起きないお兄ちゃんが悪いんだよ。」
小雪は、そう言いながら、ほんとに棚を開けようとする。
「あーもう、起きたから。起きましたから、とりあえずそこから離れましょうか。」
そう言うと、小雪は振り返り
「#なに#で目覚めましたか?」
と聞いてくる、その顔は何かを期待しているようだった。
「小雪様のお声で目覚めました。」
と言ったら、笑顔になった。
「よろしい、朝食は作ってるから、早く降りてきてね。お兄ちゃん来ないと食べられないから。」
「はいよ、ってか先に食べていていいんだぞ。」
そう言うと、小雪は少し赤面になって。すねたようになった。
「いいじゃん!それとも小雪と食べたくないの?」
「いえ、食べたいです。」
小雪はまた笑顔になって。
「しょうがないな~、じゃあ待っておいてあげますか。」
そう言って、小雪は降りていった。
「面倒くさい奴だなー。まあそういうのも可愛いけどな」
言いながら、ふと時計を見ると一瞬目を疑った。
「8時10分だと、8時20分までに教室にいないといけないから…やばい」
急いで着替えて降りると小雪が椅子に座っている。テーブルには、朝食が置いてある。
「わ!お兄ちゃん早いね。まあ早くとは言いましたがそんなに急いできてくれるとは。」
こいつなにか勘違いしてないか?まあいっか、それよりも。
「やばい、もう出ないと遅刻する!」
「だから言ったじゃんか。じゃあこれは、保存しておこうかな。」
「ああ、すまん、ありがとな。」
「い…いや…、遅刻しちゃ…い、いけないから…ね。」
そう言う小雪は少し泣き目になっている。「ほんと、すまん!」俺は、心の中で何度も謝る。
「あ!お兄ちゃんメガネ」
とメガネを差し出してきた。
「ああ、そうだった。」
「でも、なぜ、めがねを?中学のときはかけていなかったのに。正直かけていない方がかっこいいのに。」
小雪は小声で呟いた。
「?、なんかいった?」
「なんでもない。じゃあ頑張ってねお兄ちゃん。」
「頑張らねえよ。」
そう言って、玄関を出た。
小さい手が肩をゆらしてくる。
「まだ、寝かせろ~」
と言い、寝返りをうった。
「起きないのなら、しょうがないですね、お兄ちゃんの棚の奥の#物#、処分するとしましょう。」
その言葉を聞いて、体がびくっとし、ベッドから飛び起きた。
「ちょっと待てええええええ!なんでお前が#それ#のことを、知っている。小雪!」
目の前にいるのは、二つ下の妹、小雪だ。小雪は、「ふっ」と笑みをうかべ、
「やっぱり。」
と言った。
「お、お前、はめやがったな。」
「なかなか起きないお兄ちゃんが悪いんだよ。」
小雪は、そう言いながら、ほんとに棚を開けようとする。
「あーもう、起きたから。起きましたから、とりあえずそこから離れましょうか。」
そう言うと、小雪は振り返り
「#なに#で目覚めましたか?」
と聞いてくる、その顔は何かを期待しているようだった。
「小雪様のお声で目覚めました。」
と言ったら、笑顔になった。
「よろしい、朝食は作ってるから、早く降りてきてね。お兄ちゃん来ないと食べられないから。」
「はいよ、ってか先に食べていていいんだぞ。」
そう言うと、小雪は少し赤面になって。すねたようになった。
「いいじゃん!それとも小雪と食べたくないの?」
「いえ、食べたいです。」
小雪はまた笑顔になって。
「しょうがないな~、じゃあ待っておいてあげますか。」
そう言って、小雪は降りていった。
「面倒くさい奴だなー。まあそういうのも可愛いけどな」
言いながら、ふと時計を見ると一瞬目を疑った。
「8時10分だと、8時20分までに教室にいないといけないから…やばい」
急いで着替えて降りると小雪が椅子に座っている。テーブルには、朝食が置いてある。
「わ!お兄ちゃん早いね。まあ早くとは言いましたがそんなに急いできてくれるとは。」
こいつなにか勘違いしてないか?まあいっか、それよりも。
「やばい、もう出ないと遅刻する!」
「だから言ったじゃんか。じゃあこれは、保存しておこうかな。」
「ああ、すまん、ありがとな。」
「い…いや…、遅刻しちゃ…い、いけないから…ね。」
そう言う小雪は少し泣き目になっている。「ほんと、すまん!」俺は、心の中で何度も謝る。
「あ!お兄ちゃんメガネ」
とメガネを差し出してきた。
「ああ、そうだった。」
「でも、なぜ、めがねを?中学のときはかけていなかったのに。正直かけていない方がかっこいいのに。」
小雪は小声で呟いた。
「?、なんかいった?」
「なんでもない。じゃあ頑張ってねお兄ちゃん。」
「頑張らねえよ。」
そう言って、玄関を出た。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
筆下ろし
wawabubu
青春
私は京町家(きょうまちや)で書道塾の師範をしております。小学生から高校生までの塾生がいますが、たいてい男の子は大学受験を控えて塾を辞めていきます。そんなとき、男の子には私から、記念の作品を仕上げることと、筆下ろしの儀式をしてあげて、思い出を作って差し上げるのよ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる