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ようこそヘルムガルド領へ——歓迎はされません
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朽ちかけた門柱を馬車がくぐった瞬間、砂利道を踏む車輪の音が変わった。がたがたと揺れる。整備されていない道。門柱の石は苔むし、鉄の蝶番は錆びて半分外れている。
これが、ヘルムガルドの領主館。
馬車から降りると、冷たい風が頬を叩いた。足元の砂利が霜で白く凍りついている。見上げた建物は——大きかった。大きいが、あちこちが朽ちていた。屋根瓦は欠け、壁の漆喰は剥がれ、窓ガラスの何枚かは板で塞がれている。正面の石段には苔が生え、かつて荘厳だったであろう彫刻の装飾は風雨に削られてほとんど原型を留めていなかった。
前世の感覚で言えば、倒産した会社のオフィスビル。あるいは夜逃げした後のテナント。しかし——建物の骨格自体はしっかりしている。石壁は厚く、基礎は頑丈だ。手入れさえすれば、まだ使える。前世の経理的な直感が、そう告げていた。
「セラフィーナ様……」
ヨハンが声をかけようとした時、領主館の重い扉が軋みながら開いた。
現れたのは、一人の老女だった。
白髪を後ろに纏め、背筋の伸びた痩身。鋭い目。エプロン姿。年齢は六十を超えているだろうが、立ち姿に衰えはない。
出迎えは——この一人だけだった。
「また王都から厄介払いですか」
開口一番がそれだった。
ヘルガ。家政婦長。ヨハンから聞いていた名前だ。領主館を事実上一人で管理している女性。毒舌で知られ、歴代の領主代官を全員見送ってきた——というより追い出してきた——古参。
普通なら怯む台詞だ。
——だが、前世のブラック企業にはもっと口の悪いお局様がいた。
「ええ、厄介者ですわ。でも使える厄介者ですの。よろしくお願いいたします、ヘルガ」
ヘルガの眉が微かに動いた。歴代の領主代官は、この毒舌に対して怒るか萎縮するかのどちらかだったのだろう。「使える厄介者」と返してきた相手は初めてらしい。
「……ふん。お嬢様が何をおっしゃるかと思えば」
ヘルガの視線が私の全身を上下に走査した。ドレスを。靴を。荷物の少なさを。そしてヨハンを。
「中に入りなさい。外は冷える」
ぶっきらぼうだが、拒絶ではなかった。
◇
領主館の内部は、外見よりはマシだった——わずかに。
応接間は存在したが、兼ヘルガの台所になっていた。薪ストーブの温もりが部屋を満たし、石壁の冷たさとの対比が心地よい。煮込みスープの匂いが漂っている。
この匂いだけで、ここが人の住んでいる場所だとわかる。
「前の領主代官は三ヶ月で逃げましたよ」
ヘルガが棚からカップを出しながら言った。陶器のカップがカチリと音を立てる。年季の入った手つきだが、動作に無駄がない。
「その前は四ヶ月。その前は二ヶ月。誰もこの土地には残らない」
「理由は?」
「寒い。何もない。人がいない。金にならない。どれがお好みですか」
四択問題。全部正解の匂いがする。
「全部ですわね。でもヘルガ、あなたはここにいる」
ヘルガの手が一瞬止まった。カップを置く音が、少し硬くなった。
「私はこの土地で生まれ、この土地で死ぬつもりですからね」
その声に込められた感情は、毒舌の裏に隠された——誇りだ。この土地への。この土地に生きる人々への。
ヘルガは私の前にカップを置いた。温かいハーブティー。この土地の薬草で淹れたものだろう。素朴な香りだが、身体の芯まで温まる。
「それで? お嬢様は何をなさるおつもりで」
「まず現状を把握します。帳簿を見せてください。それから領地の地図。人口分布。産業構成。税収記録。あるだけ全部」
ヘルガの目が細くなった。
「帳簿? あの汚い数字の並びを見て、何がわかるというんです」
「全部わかりますわ。帳簿は嘘をつきません。……つく場合もありますが、その嘘もわかります」
前世の経理部主任の矜持だ。帳簿を見れば、その組織の健康状態がわかる。血液検査のようなものだ。数字の羅列に過ぎないものが、読む者の目には資金の流れ、人の動き、組織の病巣を映し出す。あのブラック企業の帳簿には、粉飾の痕跡が至る所にあった。私はそれに気づいていて——見て見ぬふりをした。二度とそんな後悔はしない。
ヘルガはしばらく私の目を見つめ——それから、ほんの僅かに口角を上げた。笑ったのか、呆れたのか、判然としない。
「地下倉庫にある。埃まみれですが」
「構いません」
「使用人は私を含めて三人。掃除と炊事で手一杯です。帳簿の整理まで手が回りません」
「十分ですわ。整理は私がやります」
ヘルガは何かを言いかけて、やめた。代わりにもう一杯のハーブティーを注いだ。
ヘルガから聞き出した現状は、予想通り厳しかった。
税収は年々低下。若者の流出は止まらない。商人は辺境まで来ない。冬の備蓄は毎年ぎりぎり。唯一の明るい話題は「今年は飢饉にならなかった」程度。
「一つずつ」
私は呟いた。
「一つずつ、やりますわ」
ヘルガがじっと私を見ていた。何か推し量るような目。十数年の間に何人もの領主代官を見送ってきた目。この令嬢は何ヶ月持つだろうか、と計算している目。
——三ヶ月で黒字にしてみせる。そう言いたかったが、今は黙っておく。大言壮語は結果で証明すべきだ。
◇
夜。
あてがわれた私室は広いが冷えた。石壁が昼間の冷気を溜め込んでいる。吐く息が白い。窓からは星空が見える。王都では見えなかった数の星が、黒い空を埋め尽くしていた。天の川が——本当に川のように見えた。前世では写真でしか見たことがない光景だ。
毛布の粗い手触り。絹ではない。羊毛だろうか。ごわごわしていて、しかし温かい。公爵邸の絹のシーツとは比べものにならないが、不思議と嫌ではなかった。身体を包む重みが、ここが現実であることを教えてくれる。
ノックの音。
「……お嬢様。スープが残っていたので持ってきました」
ヘルガの声。扉を開けると、盆の上に温かいスープが載っていた。根菜と豆の煮込み。湯気が上がっている。
「ありがとうございます」
「冷めないうちにどうぞ。明日は忙しくなるでしょうから」
ぶっきらぼうに言い残して、ヘルガは去った。足音が廊下に消えていく。
スープを一口。
素朴な味だった。豪華ではない。繊細でもない。ただ、材料を丁寧に煮込んだ、嘘のない味。
——前世の最後の晩餐は、コンビニのカップラーメンだった。
あの時は味など感じなかった。ただ胃に流し込んだだけだった。
このスープは——味がする。温かくて、優しくて、生きている味がする。
目の奥が熱くなった。泣いてはいない。泣いてなど——。
「……美味しいですわ」
誰もいない部屋で、呟いた。声が震えた。
ヘルガの不器用な優しさ。前世で新人時代に唯一優しかった先輩を思い出す。残業の合間にコーヒーを淹れてくれた人。あの先輩も、口は悪かった。
スープの器を空にして、窓の外の星を見上げた。
ここが、私の新しい場所になる。
明日の朝、領主館の窓を開けたら——何が見えるだろうか。
翌朝。
窓を開けた。
朝の冷気が顔を打つ。まだ陽は山の向こうにあり、空だけが薄い桃色に染まっている。遠くの山嶺に雪が光っていた。空気が澄んでいて、深く吸い込むと肺が痛むほどだ。門の前に——数人の人影があった。
領民だ。男が三人、女が二人。年配の者が多い。朝靄の中に立って、こちらを見上げている。
その目には、期待はなかった。
好奇心と、僅かな警戒と、そして——「またすぐいなくなるだろう」という、深い諦めが浮かんでいた。
胸が締めつけられた。
——いなくならない。ここにいる。ここで、やる。
窓から身を乗り出して、声をかけようとした。だが、何と言えばいいのかわからなかった。「おはようございます」で合っているのか。公爵令嬢はどう領民に挨拶するのか。セラフィーナの記憶にもそんなマニュアルはない。
結局、小さく手を振った。ぎこちなく。
領民の一人——初老の男性——が、わずかに目を見開いた。手を振り返しはしなかった。ただ、帽子の鍔に手をやって、小さく頭を下げた。
それだけで——なぜか、少しだけ救われた気がした。
これが、ヘルムガルドの領主館。
馬車から降りると、冷たい風が頬を叩いた。足元の砂利が霜で白く凍りついている。見上げた建物は——大きかった。大きいが、あちこちが朽ちていた。屋根瓦は欠け、壁の漆喰は剥がれ、窓ガラスの何枚かは板で塞がれている。正面の石段には苔が生え、かつて荘厳だったであろう彫刻の装飾は風雨に削られてほとんど原型を留めていなかった。
前世の感覚で言えば、倒産した会社のオフィスビル。あるいは夜逃げした後のテナント。しかし——建物の骨格自体はしっかりしている。石壁は厚く、基礎は頑丈だ。手入れさえすれば、まだ使える。前世の経理的な直感が、そう告げていた。
「セラフィーナ様……」
ヨハンが声をかけようとした時、領主館の重い扉が軋みながら開いた。
現れたのは、一人の老女だった。
白髪を後ろに纏め、背筋の伸びた痩身。鋭い目。エプロン姿。年齢は六十を超えているだろうが、立ち姿に衰えはない。
出迎えは——この一人だけだった。
「また王都から厄介払いですか」
開口一番がそれだった。
ヘルガ。家政婦長。ヨハンから聞いていた名前だ。領主館を事実上一人で管理している女性。毒舌で知られ、歴代の領主代官を全員見送ってきた——というより追い出してきた——古参。
普通なら怯む台詞だ。
——だが、前世のブラック企業にはもっと口の悪いお局様がいた。
「ええ、厄介者ですわ。でも使える厄介者ですの。よろしくお願いいたします、ヘルガ」
ヘルガの眉が微かに動いた。歴代の領主代官は、この毒舌に対して怒るか萎縮するかのどちらかだったのだろう。「使える厄介者」と返してきた相手は初めてらしい。
「……ふん。お嬢様が何をおっしゃるかと思えば」
ヘルガの視線が私の全身を上下に走査した。ドレスを。靴を。荷物の少なさを。そしてヨハンを。
「中に入りなさい。外は冷える」
ぶっきらぼうだが、拒絶ではなかった。
◇
領主館の内部は、外見よりはマシだった——わずかに。
応接間は存在したが、兼ヘルガの台所になっていた。薪ストーブの温もりが部屋を満たし、石壁の冷たさとの対比が心地よい。煮込みスープの匂いが漂っている。
この匂いだけで、ここが人の住んでいる場所だとわかる。
「前の領主代官は三ヶ月で逃げましたよ」
ヘルガが棚からカップを出しながら言った。陶器のカップがカチリと音を立てる。年季の入った手つきだが、動作に無駄がない。
「その前は四ヶ月。その前は二ヶ月。誰もこの土地には残らない」
「理由は?」
「寒い。何もない。人がいない。金にならない。どれがお好みですか」
四択問題。全部正解の匂いがする。
「全部ですわね。でもヘルガ、あなたはここにいる」
ヘルガの手が一瞬止まった。カップを置く音が、少し硬くなった。
「私はこの土地で生まれ、この土地で死ぬつもりですからね」
その声に込められた感情は、毒舌の裏に隠された——誇りだ。この土地への。この土地に生きる人々への。
ヘルガは私の前にカップを置いた。温かいハーブティー。この土地の薬草で淹れたものだろう。素朴な香りだが、身体の芯まで温まる。
「それで? お嬢様は何をなさるおつもりで」
「まず現状を把握します。帳簿を見せてください。それから領地の地図。人口分布。産業構成。税収記録。あるだけ全部」
ヘルガの目が細くなった。
「帳簿? あの汚い数字の並びを見て、何がわかるというんです」
「全部わかりますわ。帳簿は嘘をつきません。……つく場合もありますが、その嘘もわかります」
前世の経理部主任の矜持だ。帳簿を見れば、その組織の健康状態がわかる。血液検査のようなものだ。数字の羅列に過ぎないものが、読む者の目には資金の流れ、人の動き、組織の病巣を映し出す。あのブラック企業の帳簿には、粉飾の痕跡が至る所にあった。私はそれに気づいていて——見て見ぬふりをした。二度とそんな後悔はしない。
ヘルガはしばらく私の目を見つめ——それから、ほんの僅かに口角を上げた。笑ったのか、呆れたのか、判然としない。
「地下倉庫にある。埃まみれですが」
「構いません」
「使用人は私を含めて三人。掃除と炊事で手一杯です。帳簿の整理まで手が回りません」
「十分ですわ。整理は私がやります」
ヘルガは何かを言いかけて、やめた。代わりにもう一杯のハーブティーを注いだ。
ヘルガから聞き出した現状は、予想通り厳しかった。
税収は年々低下。若者の流出は止まらない。商人は辺境まで来ない。冬の備蓄は毎年ぎりぎり。唯一の明るい話題は「今年は飢饉にならなかった」程度。
「一つずつ」
私は呟いた。
「一つずつ、やりますわ」
ヘルガがじっと私を見ていた。何か推し量るような目。十数年の間に何人もの領主代官を見送ってきた目。この令嬢は何ヶ月持つだろうか、と計算している目。
——三ヶ月で黒字にしてみせる。そう言いたかったが、今は黙っておく。大言壮語は結果で証明すべきだ。
◇
夜。
あてがわれた私室は広いが冷えた。石壁が昼間の冷気を溜め込んでいる。吐く息が白い。窓からは星空が見える。王都では見えなかった数の星が、黒い空を埋め尽くしていた。天の川が——本当に川のように見えた。前世では写真でしか見たことがない光景だ。
毛布の粗い手触り。絹ではない。羊毛だろうか。ごわごわしていて、しかし温かい。公爵邸の絹のシーツとは比べものにならないが、不思議と嫌ではなかった。身体を包む重みが、ここが現実であることを教えてくれる。
ノックの音。
「……お嬢様。スープが残っていたので持ってきました」
ヘルガの声。扉を開けると、盆の上に温かいスープが載っていた。根菜と豆の煮込み。湯気が上がっている。
「ありがとうございます」
「冷めないうちにどうぞ。明日は忙しくなるでしょうから」
ぶっきらぼうに言い残して、ヘルガは去った。足音が廊下に消えていく。
スープを一口。
素朴な味だった。豪華ではない。繊細でもない。ただ、材料を丁寧に煮込んだ、嘘のない味。
——前世の最後の晩餐は、コンビニのカップラーメンだった。
あの時は味など感じなかった。ただ胃に流し込んだだけだった。
このスープは——味がする。温かくて、優しくて、生きている味がする。
目の奥が熱くなった。泣いてはいない。泣いてなど——。
「……美味しいですわ」
誰もいない部屋で、呟いた。声が震えた。
ヘルガの不器用な優しさ。前世で新人時代に唯一優しかった先輩を思い出す。残業の合間にコーヒーを淹れてくれた人。あの先輩も、口は悪かった。
スープの器を空にして、窓の外の星を見上げた。
ここが、私の新しい場所になる。
明日の朝、領主館の窓を開けたら——何が見えるだろうか。
翌朝。
窓を開けた。
朝の冷気が顔を打つ。まだ陽は山の向こうにあり、空だけが薄い桃色に染まっている。遠くの山嶺に雪が光っていた。空気が澄んでいて、深く吸い込むと肺が痛むほどだ。門の前に——数人の人影があった。
領民だ。男が三人、女が二人。年配の者が多い。朝靄の中に立って、こちらを見上げている。
その目には、期待はなかった。
好奇心と、僅かな警戒と、そして——「またすぐいなくなるだろう」という、深い諦めが浮かんでいた。
胸が締めつけられた。
——いなくならない。ここにいる。ここで、やる。
窓から身を乗り出して、声をかけようとした。だが、何と言えばいいのかわからなかった。「おはようございます」で合っているのか。公爵令嬢はどう領民に挨拶するのか。セラフィーナの記憶にもそんなマニュアルはない。
結局、小さく手を振った。ぎこちなく。
領民の一人——初老の男性——が、わずかに目を見開いた。手を振り返しはしなかった。ただ、帽子の鍔に手をやって、小さく頭を下げた。
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