9 / 67
「 1ー7 」特殊技能科コースとは
しおりを挟む
特殊ていう事は資格を取るんだ、きっと。それで、就職もできるかもしれない。明るい未来だと喜ぶ薫。
教えられた別の棟にある教室に向かった。そして、教室に入った途端に目がくらむ。何だ、この光は?
「貴様が同級生とはな、失敗するなよ。」
なんと、そこには御前様が居た。彼の居る場所だけが光って見えるのは気のせいか。綺麗過ぎて眩しいくらいだ。でも、見たいので目を細める。
「何だ、睨むのか?生意気な奴だ!」
睨んでると思われたみたいだ。慌てて笑顔を造る。ヘラヘラしてる顔に嫌な顔をされてしまった。困った。
でも、親切な人だ。教えてくれたのだから。失敗するなというのは何かを作るに違いない。楽しみだ。驚いた事に教師は、あの宿主だった。
「それでは、机の上に何も置かないでください。机の中に入れるように。」
何も?教科書も必要ないって、何を教えてくれるんだろう。
「カオルくんは初めての授業だから、見学していなさい。魔法のやり方を見ているように。」
え、魔法?聞き間違えかもしれない、魔法なんてファンタジーの世界の中だけだから。現実には、存在しないんだよ。
「はい、皆でゴーレムを作りましょう。力を合わせて!」
生徒達が教卓へ両手を向け一斉に呪文を唱え出す。
「ゴーレム、ゴーレム、ゴーレム!」
教卓の上に小さなゴーレムが姿を表すではないか。これは、ドッキリで騙されてたりして。少しずつ形造られていくゴーレムは、仕掛けだったりして。
「あるわけないよ、魔法なんて!」
ここに、魔法を信じていない男の子が居ます。
入ったばかりで親しい相手もいない薫は、今夜も寮の食堂で1人だった。後ろのテーブルに特別技能科コースの男子生徒達が座っている。
「本当に、津海小路家を御前様が継ぐのかな?」
聞こうとしなくても、彼らの会話が耳に入ってくる。御前様の事を話しているようだ。
「三男が跡取りになるって、凄いよな。」
「長男と次男が、あれだから。籍から抜かれたって噂だよ。」
「御前様も、同じ病気になったりしないのかな?ファングループが泣くよ。」
「ならないように、殿様が動いてるらしいけど。呼ばれた凄腕が来るんだろうな。大金を出しても雇うんじゃないか。」
大金を出しても雇う凄腕。薫も興味をもった。何の凄腕なのだろう?
教えられた別の棟にある教室に向かった。そして、教室に入った途端に目がくらむ。何だ、この光は?
「貴様が同級生とはな、失敗するなよ。」
なんと、そこには御前様が居た。彼の居る場所だけが光って見えるのは気のせいか。綺麗過ぎて眩しいくらいだ。でも、見たいので目を細める。
「何だ、睨むのか?生意気な奴だ!」
睨んでると思われたみたいだ。慌てて笑顔を造る。ヘラヘラしてる顔に嫌な顔をされてしまった。困った。
でも、親切な人だ。教えてくれたのだから。失敗するなというのは何かを作るに違いない。楽しみだ。驚いた事に教師は、あの宿主だった。
「それでは、机の上に何も置かないでください。机の中に入れるように。」
何も?教科書も必要ないって、何を教えてくれるんだろう。
「カオルくんは初めての授業だから、見学していなさい。魔法のやり方を見ているように。」
え、魔法?聞き間違えかもしれない、魔法なんてファンタジーの世界の中だけだから。現実には、存在しないんだよ。
「はい、皆でゴーレムを作りましょう。力を合わせて!」
生徒達が教卓へ両手を向け一斉に呪文を唱え出す。
「ゴーレム、ゴーレム、ゴーレム!」
教卓の上に小さなゴーレムが姿を表すではないか。これは、ドッキリで騙されてたりして。少しずつ形造られていくゴーレムは、仕掛けだったりして。
「あるわけないよ、魔法なんて!」
ここに、魔法を信じていない男の子が居ます。
入ったばかりで親しい相手もいない薫は、今夜も寮の食堂で1人だった。後ろのテーブルに特別技能科コースの男子生徒達が座っている。
「本当に、津海小路家を御前様が継ぐのかな?」
聞こうとしなくても、彼らの会話が耳に入ってくる。御前様の事を話しているようだ。
「三男が跡取りになるって、凄いよな。」
「長男と次男が、あれだから。籍から抜かれたって噂だよ。」
「御前様も、同じ病気になったりしないのかな?ファングループが泣くよ。」
「ならないように、殿様が動いてるらしいけど。呼ばれた凄腕が来るんだろうな。大金を出しても雇うんじゃないか。」
大金を出しても雇う凄腕。薫も興味をもった。何の凄腕なのだろう?
0
あなたにおすすめの小説
鈴木さんちの家政夫
ユキヤナギ
BL
「もし家事全般を請け負ってくれるなら、家賃はいらないよ」そう言われて鈴木家の住み込み家政夫になった智樹は、雇い主の彩葉に心惹かれていく。だが彼には、一途に想い続けている相手がいた。彩葉の恋を見守るうちに、智樹は心に芽生えた大切な気持ちに気付いていく。
目立たないでと言われても
みつば
BL
「お願いだから、目立たないで。」
******
山奥にある私立琴森学園。この学園に季節外れの転入生がやってきた。担任に頼まれて転入生の世話をすることになってしまった俺、藤崎湊人。引き受けたはいいけど、この転入生はこの学園の人気者に気に入られてしまって……
25話で本編完結+番外編4話
金の野獣と薔薇の番
むー
BL
結季には記憶と共に失った大切な約束があった。
❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎
止むを得ない事情で全寮制の学園の高等部に編入した結季。
彼は事故により7歳より以前の記憶がない。
高校進学時の検査でオメガ因子が見つかるまでベータとして養父母に育てられた。
オメガと判明したがフェロモンが出ることも発情期が来ることはなかった。
ある日、編入先の学園で金髪金眼の皇貴と出逢う。
彼の纒う薔薇の香りに発情し、結季の中のオメガが開花する。
その薔薇の香りのフェロモンを纏う皇貴は、全ての性を魅了し学園の頂点に立つアルファだ。
来るもの拒まずで性に奔放だが、番は持つつもりはないと公言していた。
皇貴との出会いが、少しずつ結季のオメガとしての運命が動き出す……?
4/20 本編開始。
『至高のオメガとガラスの靴』と同じ世界の話です。
(『至高の〜』完結から4ヶ月後の設定です。)
※シリーズものになっていますが、どの物語から読んでも大丈夫です。
【至高のオメガとガラスの靴】
↓
【金の野獣と薔薇の番】←今ココ
↓
【魔法使いと眠れるオメガ】
happy dead end
瑞原唯子
BL
「それでも俺に一生を捧げる覚悟はあるか?」
シルヴィオは幼いころに第一王子の遊び相手として抜擢され、初めて会ったときから彼の美しさに心を奪われた。そして彼もシルヴィオだけに心を開いていた。しかし中等部に上がると、彼はとある女子生徒に興味を示すようになり——。
白花の檻(はっかのおり)
AzureHaru
BL
その世界には、生まれながらに祝福を受けた者がいる。その祝福は人ならざるほどの美貌を与えられる。
その祝福によって、交わるはずのなかった2人の運命が交わり狂っていく。
この出会いは祝福か、或いは呪いか。
受け――リュシアン。
祝福を授かりながらも、決して傲慢ではなく、いつも穏やかに笑っている青年。
柔らかな白銀の髪、淡い光を湛えた瞳。人々が息を呑むほどの美しさを持つ。
攻め――アーヴィス。
リュシアンと同じく祝福を授かる。リュシアン以上に人の域を逸脱した容姿。
黒曜石のような瞳、彫刻のように整った顔立ち。
王国に名を轟かせる貴族であり、数々の功績を誇る英雄。
【完結】I adore you
ひつじのめい
BL
幼馴染みの蒼はルックスはモテる要素しかないのに、性格まで良くて羨ましく思いながらも夏樹は蒼の事を1番の友達だと思っていた。
そんな時、夏樹に彼女が出来た事が引き金となり2人の関係に変化が訪れる。
※小説家になろうさんでも公開しているものを修正しています。
執着
紅林
BL
聖緋帝国の華族、瀬川凛は引っ込み思案で特に目立つこともない平凡な伯爵家の三男坊。だが、彼の婚約者は違った。帝室の血を引く高貴な公爵家の生まれであり帝国陸軍の将校として目覚しい活躍をしている男だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる