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「 2ー13 」怖い人に脅される
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涙を浮かべて嘆願する少年に総理事長も心を動かされたようだ。優しく薫の肩を抱いた。
「君は、優しいな。調査したが、酷い扱いを受けてたようじゃないか。物置小屋で寝てたんだろ?よし、では何とかしてみよう。」
「ほ、本当ですか?ありがとうございます!」
「その代わり。」
「え、その代わり?(嫌な予感)」
「私と結婚してくれないか。君が居れば、私は欲望に翻弄(ほんろう)される事は無い。仕事に集中できるんだ。大事にする、欲しい物は何でも買ってやろう。」
「え、でも、でもでも。僕、男ですよ!(女の子でも嫌だけど)」
「構わん構わん。ここは、私の家の魔力の掛けられてる土地だ。何とでもなる。それとも、留目の家が駄目になってもいいのかな?」
嘘だろー、オジサンと男同士で結婚させられるなんて。留目の叔父さんが、どうなってもいい。断る、断るから。絶対に。
「いいいいいい、いいえ。困ります!」
「じゃあ、結婚しょう。決まりだ、ありがとう!」
え、決まり?断ったのに何を考えてるんだよ、このオジサンは。
強引に決められた気がする。嵌(は)められたのか、僕は。どうせなら、こんなオジサンより息子の御前様ならいいのに。困った!
「わしは、結婚しておるので少し待ってくれないか。今の女房と離婚手続きをして別れるから。結婚しないと言ったら、どうなるか。分かっているよな?」
怖いー、怖いよ。脅されてます、子供相手に酷いよ。
そんなに簡単に離婚できるのか。薄情さが丸見えだ。薫は、ドドドーンと人生が終わった感の中へ落ちて行く。
実は、彼らの知らない事実があったのだ。隠れて話を聞いている者が居る。それは、病院を退院した指田 保であった。
(凄いな、総理事長って人は。ああやって、上手く口車に乗せてくんだ。僕は、絶対に騙されないぞ!)
何が目的か知らないが、名前を変えられて学園の生徒にされてしまった。それには、何か目的があるはずだ。
「あのゴリラパッチョ。タダでしてくれるはずが無い。チッチッチッ、電線にチョロリンが2匹とまってる。それを魔法で打ってさ、煮てさ、焼いてさ。おっとっとーー!」
「へー、おっとっと。面白い歌だね。ピヨリン!」
耳元で聞こえた声に固まる。気がつかなった、誰かが側に居るなんて。硬直している保の背中を撫で上げる指が嫌らしいと思ったのは考えすぎか。
「ね、教えてよ。僕も唄いたいなあ。ピヨリン!」
「あ、あの、忙しいから失礼します!」
パッと逃げようとするのをガッチリ捕まえられました。又だ。刺された時といい、捕まえられる運命なのか。そんなの、嫌だ!
「離せよ、離せって!」
「抵抗されると、燃えちゃうんだよ。僕って。ピヨリン!」
荒い息をしながら言われると怖くなる。本気だ、Xられたくない。
「君は、優しいな。調査したが、酷い扱いを受けてたようじゃないか。物置小屋で寝てたんだろ?よし、では何とかしてみよう。」
「ほ、本当ですか?ありがとうございます!」
「その代わり。」
「え、その代わり?(嫌な予感)」
「私と結婚してくれないか。君が居れば、私は欲望に翻弄(ほんろう)される事は無い。仕事に集中できるんだ。大事にする、欲しい物は何でも買ってやろう。」
「え、でも、でもでも。僕、男ですよ!(女の子でも嫌だけど)」
「構わん構わん。ここは、私の家の魔力の掛けられてる土地だ。何とでもなる。それとも、留目の家が駄目になってもいいのかな?」
嘘だろー、オジサンと男同士で結婚させられるなんて。留目の叔父さんが、どうなってもいい。断る、断るから。絶対に。
「いいいいいい、いいえ。困ります!」
「じゃあ、結婚しょう。決まりだ、ありがとう!」
え、決まり?断ったのに何を考えてるんだよ、このオジサンは。
強引に決められた気がする。嵌(は)められたのか、僕は。どうせなら、こんなオジサンより息子の御前様ならいいのに。困った!
「わしは、結婚しておるので少し待ってくれないか。今の女房と離婚手続きをして別れるから。結婚しないと言ったら、どうなるか。分かっているよな?」
怖いー、怖いよ。脅されてます、子供相手に酷いよ。
そんなに簡単に離婚できるのか。薄情さが丸見えだ。薫は、ドドドーンと人生が終わった感の中へ落ちて行く。
実は、彼らの知らない事実があったのだ。隠れて話を聞いている者が居る。それは、病院を退院した指田 保であった。
(凄いな、総理事長って人は。ああやって、上手く口車に乗せてくんだ。僕は、絶対に騙されないぞ!)
何が目的か知らないが、名前を変えられて学園の生徒にされてしまった。それには、何か目的があるはずだ。
「あのゴリラパッチョ。タダでしてくれるはずが無い。チッチッチッ、電線にチョロリンが2匹とまってる。それを魔法で打ってさ、煮てさ、焼いてさ。おっとっとーー!」
「へー、おっとっと。面白い歌だね。ピヨリン!」
耳元で聞こえた声に固まる。気がつかなった、誰かが側に居るなんて。硬直している保の背中を撫で上げる指が嫌らしいと思ったのは考えすぎか。
「ね、教えてよ。僕も唄いたいなあ。ピヨリン!」
「あ、あの、忙しいから失礼します!」
パッと逃げようとするのをガッチリ捕まえられました。又だ。刺された時といい、捕まえられる運命なのか。そんなの、嫌だ!
「離せよ、離せって!」
「抵抗されると、燃えちゃうんだよ。僕って。ピヨリン!」
荒い息をしながら言われると怖くなる。本気だ、Xられたくない。
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