未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

未来編 人間の心や感情を背景にしたもの

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『物語の中で描かれる心や感情を役者自身のものと考えるのは役者という存在が一人の人間であることを否定しているのと同じ』

俺はそう思う。役者が物語の中で悪党や嫌われ者を演じていたからといって誹謗中傷したり脅迫したりましてや殺害予告したりなんてのは、本当にどうかしている。

AIを搭載した端末からネット上にそういうのを発信するのは基本的にはできない。自身の端末を不正に改造してAIによるチェックは回避できたとしても当然のこととしてサーバーにもAIは使われてるわけで、

『このコメントは掲載できません』

と撥ねられるのが当たり前だ。しかし<紙と筆記用具>だけを使うならAIのチェックは入らない。つまり<手紙>や<チラシ>という形なら誹謗中傷も脅迫も殺害予告もできてしまうわけだ。あと、

『公共の場でそういう落書きをする』

なんてのもあるな。まあそっちはそっちですぐさまロボットが派遣されて消されてしまうが。しかしどっちのやり方でも早々に実行者は特定されて罪に問われることになる。そうならないように普段からAIやロボットが守ってくれてるのに強い意志と確信を持って実行するんだから『悪質性が高い』として『罰金刑程度では済まない』のがほとんどなんだ。どうしてそこまでしようと思うのか、俺にはまったく理解ができない。

まあこれも、俺自身が精神的に追い詰められおかしくなっていた時期ならそうなってしまっても何もおかしくなかったけどな。両親も妹も亡くなり親族とは疎遠になっていたあの頃の俺は『何も怖くない』と思ってたし。たまたまそんなことをしでかす前に<惑星プラネットハンター>になって宇宙に飛び出していっただけで。

だから俺はそういうことをしでかす奴らのことを、

『馬鹿だなあ』

とは思うものの同情もしないものの同時に『蔑ろにしよう』とも思わないんだ。そこまでやらずにいられない事情や背景があってのことなんだろうし。あくまで、

『だからってやったことは赦されない』

ってだけなんだよ。『それはそれ、これはこれ』だ。

っと、話が逸れてしまったが、とにかく、

『技能や技術という点で人間(地球人)ができることはすべてAIやロボットでもできてしまう』

ようになった今だからこそ、

<人間の心や感情を背景にしたもの>

はしっかりと生き残ってるんだよな。それ以外については、

『AIやロボットが人間の仕事を奪うことは認められない』

という考えを基に<生き甲斐としての仕事>が存在してるだけなんだ。

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