49 / 2,961
ハーレム
生の実感(死が身近だからこそ生を実感できるのか)
しおりを挟む
新暦元年八月二日
ところで、こうなってくると俺がどうしてあの不定形生物の存在を知りながらもコーネリアス号の乗員達のように宇宙船に閉じこもって生活しないのか不思議に思うかもしれないが、これはもう単純な<開き直り>というのが一番だった。
とは言え、そこまで開き直れるだけの根拠もあるにはあるんだ。
まず第一に、コーネリアス号が襲撃を受けた頻度だ。
襲撃については、記録を調べた限りでは二十年の間に八度。周囲で単に目撃されたというだけのものを含めても出現したのは僅かに十二度だ。実はそれほど頻繁に現れる訳じゃないということ。
第二に、密や刃の様子だ。
河に出た時には確かに酷く怯えてたから、あれは基本的に河を中心に生息してるんだろう。しかし、密林の中で普通にしている時にはそれほど警戒していない。つまりあれは河からそれほど離れられない、もしくは離れたくないんだと思われる。
コーネリアス号は川からさほど離れていない場所に着陸していたから襲われた可能性が高い。それに対してここは、河の本流からは一キロ近く離れている。近くに小さな川は何本か流れてるが、そこに近付く分には密も刃も怯えない。だから小さな川にはあれはまずいない。
第三に、あれから何度か、セシリアCQ202一人でメンテナンスのためにコーネリアス号に向かってもらったが、一度も襲撃を受けなかった。しかし、警戒のために放ったプローブは、水中に潜んでいたあの不定形生物と同じものを何度も捉えている。しかも複数。少なく見積もっても十匹はいる。にも拘らず襲ってこなかったのだ。なので必ず襲ってくるとは限らない。
第四に、周囲に監視カメラと対物センサーを多数設置してエレクシアと宇宙船にリンクし、既に早期警戒網は完成している。万が一あれが接近してきても早々に宇宙船の中に逃げ込めばいい。
となれば、さほど頻繁に現れる訳でもない危険な猛獣に怯えて宇宙船に閉じこもってる必要もないと開き直れたということだ。
ちなみに、俺のローバーのルーフ側の外気取り入れ口の蓋は、コーネリアス号の工作室で、コーネリアス号の、宇宙船として使うのでなければまったく必要なくなってしまった、応急修理用の資材の一部を利用して製作。交換済みである。これにより結果的には、ただの<外気取り入れ口の蓋>としては過剰品質になってしまったものの、別に<商品>として売りに出すわけじゃないからいいか。
コーネリアス号の乗員達は、データが不足していたこともあってあれを恐れるあまり狭い空間に閉じこもって精神を病んだ。ただし、それは決して彼らが精神的に弱かったという意味じゃない。
彼らは希望を捨てていなかったんだ。
『きっと救助がくる』
という希望を。
当事はまだ、夢色星団の危険性が知られていなかったのもあって、『救助は来ない』と考える理由がなかった。
しかも彼らには故郷に帰りたいという気持ちがあった。残してきた家族もいた。だからどうしても生き延びたかった。
皮肉なことに、それが逆に彼らを追い詰めたんだと思う。
一方、俺にはそれがない。
すでに家族もなく、帰れたところで待っているのは不法な金利を吹っかけられた借金のみ。妹の治療のために作った方の借金はすでに完済されている。不法な金利の借金についても、俺が見つけて権利を譲った鉱物資源惑星を適当に転がせば元を取ってもおつりがくるはずだから、帰らなきゃならない理由がない。というかそもそも正規の金利で計算すればそっちもとっくに完済してるんだよな。
だったらこうやってこの地の環境や生態系を受け入れてしまった方が楽なんじゃないかな。
星暦二〇〇〇年代現在、老化抑制技術が実用化された俺達人間の健康寿命は二百年余り。平均寿命は二百三十年ほど。平均寿命まで生きるとすれば俺の寿命はあと百年余り。しかしさすがに医療インフラのないここじゃ健康寿命を越えて生きるのも難しいだろうから、それで考えれば精々七十年かそこら。多少早まったところでどうってこともないだろう。
びくびくしてても仕方ない。生きる時は生きるし死ぬ時は死ぬ。毎日楽しく悔いなく生きたらそれでいいさ。
正直言って俺は、ここで遭難してからの方が毎日が充実してる。借金を重ねて必死になって働いても妹一人助けられなかったこれまでの人生と比べても、『生きてる』って実感がある。もうそれでいいじゃないか。
新暦元年八月二十二日
とまあ、あれやこれやで、生活環境も充実し、単なるサバイバルではない普通の<暮らし>を俺達は始めていた。
しかし、こうなってくるとますますここでの俺の存在意義というのがよく分からなくなってくる。生きてる実感は以前よりは圧倒的にあるんだが、その一方で俺の役割みたいなものについては実に曖昧模糊なんだ。
基本的に、することと言うかできることがないんだよ。金が要らないから、金を稼ぐような仕事をする必要がなく、家事はセシリアCQ202がいれば困らないし、それ以外はエレクシアがいれば困らなかった。
ライオンのオスは、繁殖の時と外敵が来た時以外はぐうたらしてるだけと言うが、まさにそれだった気がする。
そういう意味では、正しく<ハーレムの主>なんだろうな。
それに比べると、密達は自分というものをすごくわきまえてる気がするよ。余計なことは考えず、自分の命を毎日満喫してる。
密と伏はそれぞれ濃密に俺に密着するタイプだったからか、よく衝突した。ヤキモチということか。俺を挟んで互いに歯を剥き出して威嚇し合い牽制し合ってた。
<嫁>としての序列で言えば伏は、エレクシア、密、刃に次ぐ四位ということになるんだろうが、序列二位の密の地位を狙っている感じかもしれない。序列一位のエレクシアの地位はまさに絶対王者の風格で不動だから、可能性のある二位の座を狙ってるのかね。これも、群れで生きる動物ではよくあることか。単純な<強さ>では伏の方に分があるだろうからな。
とは言え、群れの頂点である俺が『やめろ!』と一喝すると、二人ともしゅんとした感じで収まってくれた。俺のことを好きでいてくれてるんだろうな。大変だが、悪い気はしない。
その二人に比べれば刃はマイペースだった。俺の傍に密がいても伏がいてもそれほど気にする様子もなく毎日の日課である体の擦り付けを淡々と行った後は大人しく部屋の隅で丸まってるだけだ。ちなみに新しい<家>の中での刃のお気に入りの場所は、日が良く当たって温かくなる側の壁だった。
鷹は勝手にローバーの屋根に住み着いてるだけだし、力と悠は既にカップルが成立してるしで、こちらは特に問題ない。
ちなみに、ローバーを使うたびにパラソルを脱着するのが面倒なので、リモコン一つで開閉できて、さらにボックスに収納できる、鷹専用のパラソルをコーネリアス号の工作室で作ってルーフキャリアに設置した。しかも、リモコンだけじゃなくボックス側のボタンでも操作できるようにすると、エレクシアが彼女の前で操作してみせただけですぐにそれを覚えて、自分で開くことができるようになったのだった。
ところで、こうなってくると俺がどうしてあの不定形生物の存在を知りながらもコーネリアス号の乗員達のように宇宙船に閉じこもって生活しないのか不思議に思うかもしれないが、これはもう単純な<開き直り>というのが一番だった。
とは言え、そこまで開き直れるだけの根拠もあるにはあるんだ。
まず第一に、コーネリアス号が襲撃を受けた頻度だ。
襲撃については、記録を調べた限りでは二十年の間に八度。周囲で単に目撃されたというだけのものを含めても出現したのは僅かに十二度だ。実はそれほど頻繁に現れる訳じゃないということ。
第二に、密や刃の様子だ。
河に出た時には確かに酷く怯えてたから、あれは基本的に河を中心に生息してるんだろう。しかし、密林の中で普通にしている時にはそれほど警戒していない。つまりあれは河からそれほど離れられない、もしくは離れたくないんだと思われる。
コーネリアス号は川からさほど離れていない場所に着陸していたから襲われた可能性が高い。それに対してここは、河の本流からは一キロ近く離れている。近くに小さな川は何本か流れてるが、そこに近付く分には密も刃も怯えない。だから小さな川にはあれはまずいない。
第三に、あれから何度か、セシリアCQ202一人でメンテナンスのためにコーネリアス号に向かってもらったが、一度も襲撃を受けなかった。しかし、警戒のために放ったプローブは、水中に潜んでいたあの不定形生物と同じものを何度も捉えている。しかも複数。少なく見積もっても十匹はいる。にも拘らず襲ってこなかったのだ。なので必ず襲ってくるとは限らない。
第四に、周囲に監視カメラと対物センサーを多数設置してエレクシアと宇宙船にリンクし、既に早期警戒網は完成している。万が一あれが接近してきても早々に宇宙船の中に逃げ込めばいい。
となれば、さほど頻繁に現れる訳でもない危険な猛獣に怯えて宇宙船に閉じこもってる必要もないと開き直れたということだ。
ちなみに、俺のローバーのルーフ側の外気取り入れ口の蓋は、コーネリアス号の工作室で、コーネリアス号の、宇宙船として使うのでなければまったく必要なくなってしまった、応急修理用の資材の一部を利用して製作。交換済みである。これにより結果的には、ただの<外気取り入れ口の蓋>としては過剰品質になってしまったものの、別に<商品>として売りに出すわけじゃないからいいか。
コーネリアス号の乗員達は、データが不足していたこともあってあれを恐れるあまり狭い空間に閉じこもって精神を病んだ。ただし、それは決して彼らが精神的に弱かったという意味じゃない。
彼らは希望を捨てていなかったんだ。
『きっと救助がくる』
という希望を。
当事はまだ、夢色星団の危険性が知られていなかったのもあって、『救助は来ない』と考える理由がなかった。
しかも彼らには故郷に帰りたいという気持ちがあった。残してきた家族もいた。だからどうしても生き延びたかった。
皮肉なことに、それが逆に彼らを追い詰めたんだと思う。
一方、俺にはそれがない。
すでに家族もなく、帰れたところで待っているのは不法な金利を吹っかけられた借金のみ。妹の治療のために作った方の借金はすでに完済されている。不法な金利の借金についても、俺が見つけて権利を譲った鉱物資源惑星を適当に転がせば元を取ってもおつりがくるはずだから、帰らなきゃならない理由がない。というかそもそも正規の金利で計算すればそっちもとっくに完済してるんだよな。
だったらこうやってこの地の環境や生態系を受け入れてしまった方が楽なんじゃないかな。
星暦二〇〇〇年代現在、老化抑制技術が実用化された俺達人間の健康寿命は二百年余り。平均寿命は二百三十年ほど。平均寿命まで生きるとすれば俺の寿命はあと百年余り。しかしさすがに医療インフラのないここじゃ健康寿命を越えて生きるのも難しいだろうから、それで考えれば精々七十年かそこら。多少早まったところでどうってこともないだろう。
びくびくしてても仕方ない。生きる時は生きるし死ぬ時は死ぬ。毎日楽しく悔いなく生きたらそれでいいさ。
正直言って俺は、ここで遭難してからの方が毎日が充実してる。借金を重ねて必死になって働いても妹一人助けられなかったこれまでの人生と比べても、『生きてる』って実感がある。もうそれでいいじゃないか。
新暦元年八月二十二日
とまあ、あれやこれやで、生活環境も充実し、単なるサバイバルではない普通の<暮らし>を俺達は始めていた。
しかし、こうなってくるとますますここでの俺の存在意義というのがよく分からなくなってくる。生きてる実感は以前よりは圧倒的にあるんだが、その一方で俺の役割みたいなものについては実に曖昧模糊なんだ。
基本的に、することと言うかできることがないんだよ。金が要らないから、金を稼ぐような仕事をする必要がなく、家事はセシリアCQ202がいれば困らないし、それ以外はエレクシアがいれば困らなかった。
ライオンのオスは、繁殖の時と外敵が来た時以外はぐうたらしてるだけと言うが、まさにそれだった気がする。
そういう意味では、正しく<ハーレムの主>なんだろうな。
それに比べると、密達は自分というものをすごくわきまえてる気がするよ。余計なことは考えず、自分の命を毎日満喫してる。
密と伏はそれぞれ濃密に俺に密着するタイプだったからか、よく衝突した。ヤキモチということか。俺を挟んで互いに歯を剥き出して威嚇し合い牽制し合ってた。
<嫁>としての序列で言えば伏は、エレクシア、密、刃に次ぐ四位ということになるんだろうが、序列二位の密の地位を狙っている感じかもしれない。序列一位のエレクシアの地位はまさに絶対王者の風格で不動だから、可能性のある二位の座を狙ってるのかね。これも、群れで生きる動物ではよくあることか。単純な<強さ>では伏の方に分があるだろうからな。
とは言え、群れの頂点である俺が『やめろ!』と一喝すると、二人ともしゅんとした感じで収まってくれた。俺のことを好きでいてくれてるんだろうな。大変だが、悪い気はしない。
その二人に比べれば刃はマイペースだった。俺の傍に密がいても伏がいてもそれほど気にする様子もなく毎日の日課である体の擦り付けを淡々と行った後は大人しく部屋の隅で丸まってるだけだ。ちなみに新しい<家>の中での刃のお気に入りの場所は、日が良く当たって温かくなる側の壁だった。
鷹は勝手にローバーの屋根に住み着いてるだけだし、力と悠は既にカップルが成立してるしで、こちらは特に問題ない。
ちなみに、ローバーを使うたびにパラソルを脱着するのが面倒なので、リモコン一つで開閉できて、さらにボックスに収納できる、鷹専用のパラソルをコーネリアス号の工作室で作ってルーフキャリアに設置した。しかも、リモコンだけじゃなくボックス側のボタンでも操作できるようにすると、エレクシアが彼女の前で操作してみせただけですぐにそれを覚えて、自分で開くことができるようになったのだった。
23
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる