未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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大家族

確認(ついに見つけたが、これは…)

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エレクシアと作戦の内容を改めて確認したその時、遂に俺達は<それ>を確認することとなった。

いくつかの岩が重なり合ってまるで洞窟のようになった場所の周囲に、おびただしい数のボクサー竜ボクサー、いや、グンタイ竜グンタイが蠢いていて、洞窟を思わせる窪みの中に、異様な影を見付けたのである。

「…なんだ…こりゃ……?」

ドローンカメラに捉えられ、タブレットに映し出された<そいつ>の姿に、俺は思わずそう呟いていた。と言うか、そうとしか表現できなかったのだ。

「人間……じゃ、ないよ…な……?」

「違いますね、明らかに。形態的にはクモ人間クモに近いでしょうか」

俺の言葉を受けてそう応えたエレクシアの言葉が、もっとも的確だった。

てっきり、きょうよりも体は大きいが見た目にはあくまでグンタイ竜グンタイそのものだろうというのを想像していたにも拘らず、そこに映っていた<女王>らしきそいつは、きょうと同じく透明な体を持ち、しかし明らかに<人間そのもの>という形態を持った、だがそれ自体が実は全体の一部分でしかないという、エレクシアの言ったとおり、クモ人間クモと同じく人間の体に見える部分は恐らく<頭>であろうという、<アリの怪物>そのものであった。

たぶん、他のグンタイ竜グンタイと別々に見かけたら絶対に同種などとは思わないだろう。だが、今まさに卵を次々と生み、それをグンタイ竜グンタイが受け取って運び、洞窟の外に整然と並べていき、卵を温めるかのように別のグンタイ竜グンタイが覆いかぶさっていく光景を見ては、この<アリの怪物>こそがこいつらの女王なのだと推測するしかなかった。

まさかここまで形態が違うとは思ってもみなかった。確かに遺伝子的に言ってグンタイ竜グンタイは、ボクサー竜ボクサーとグンタイアリモドキ(仮)と人間のキメラではあったが、見た目だけならこいつは完全に<アリ人間>だよな。

もし、きょうがこの群れの<雄>でありこの女王と番ってたのだとしたら、よくもまあこれだけ姿の違う相手とそんなことができたものだと思う。

「これと本当に交尾とかしたのか…?」

ついそう口にしてしまった俺に、エレクシアはやはり冷静に応えた。

「恐らく、強いフェロモンを出すなどして、その辺りの判断さえできなくしたのではないでしょうか?」

って、それじゃまるで、酒を飲ましてベロンベロンの前後不覚の状態にして無理矢理食ったみたいな話じゃないか……

いや、結局はそういうことなのか……?

フェロモンに酔わされて訳が分からない状態にされて<これ>に無理矢理犯されるきょうの姿が頭をよぎってしまって、俺はいたたまれない気分になっていたのだった。

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