未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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シモーヌ

鷹のこと(最近、また…)

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「…あれ? でも、成長速度がまあ人間の二・五倍くらいだとすると、俺と出逢った頃のひそかが二十歳相当だとしても、実年齢は…?」

「おそらく八―――――」

「うわーっ! 言うなぁ! それ以上言うなぁーっっ!!」

ふと思い立ったことをつい口にした時、俺の傍を通りかかったエレクシアが言おうとした言葉を俺は慌てて制していた。

ああ、分かってたよ。たぶんそれくらいだろうなってことは薄々気付いてたよ。でも、無意識に詳しく考えることを避けてたんだろうな。いろいろマズいし。

それに、『二十歳相当』ってのがそれこそ俺の主観によるただの印象に過ぎない。ぱっと見には<少女>にも見えたから若かったんだろうなと思っただけで、実際にはもっといってた可能性もある。

だから、年齢のことを考えるのはヤメだ! 外見年齢、肉体年齢でおおよそでいいんだよ。彼女らは俺とは違うんだから。ここではそういうもんなんだから…!

俺が急に大声を出したのにびっくりしたひそかが怯えた表情かおで俺を見た。

「ああ、ごめん。びっくりしたな。大丈夫、怒ってるんじゃないから。ごめんな」

そう言いながら彼女の体をそっと抱き締めて撫でた。するとひそかも安心したらしく、甘えるように頬をすり寄せてきた。

そうだ。大事なのは実年齢じゃない。彼女達の基準では既に立派に<大人>なんだから、あとは本人がそれを望んでるかどうかだ。だから望まなければ俺の方も触れようとは思わない。ひそかがこうやって甘えたいだけで最後までしたいと思わないのなら、俺も無理にしようとは思わない。

ただ、ひそかはまあそれでいいとして、最近、ようがまた俺に甘えてくるようにもなっていた。今のところ最後までは求めてこないんだが、少し前まではしょうの相手ばかりをしてて俺のことはロクに見向きもしなかったのにな。

だがそれが、しょうの巣立ちが近いからだろうなというのは、これまでの流れからも察せられてしまった。

今すぐじゃないにしても、そんなに遠くもないだろうなという予感がある。

でも、そうなると、かいとのことはどうするつもりなんだろう。割と仲が良かったように見えてたのに。

とは言え、種族がそもそも違うんだ。幼かったから種族の違いとか気にしないで仲良くなっただけかもしれない。だとしたら、目覚めと共に気持ちが変わっていくのも当然かもしれないな。

何しろここしばらく、しょうかいが一緒にいるところを見てなかったし。

人間のメンタリティとは違うということなんだろうが、何だかドライにも見えてしまうよ。

…いや、むしろ人間が感傷的すぎるだけか。

なんてことを考えてる間にもひそかは満足したのかスッと離れて、密林の中へと入っていった。ああ、食事かトイレに行ったんだろうな。

と思ってると今度は、噂をすれば何とやらということか、ローバーの屋根からようが下りてきて、俺にすり寄ってきたのだった。

やっぱり仕草は猫みたいだよなあ。

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