未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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シモーヌ

お茶(何気にいろいろ作ってたりする)

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新暦〇〇〇七年八月二十九日。



シモーヌの存在を一番意識していたのは、実はようだったかもしれない。しょうの巣立ちが近いのかまた俺に甘えるようになってきただけでなく、明らかに発情している様子も見せ始めていた。だから新入りのシモーヌが俺を横取りしないか気にしているんだろう。

ちなみに、しょうの方はと言うと母親のことなどどこ吹く風で勝手に一人で行動している。そして時折、かいにちょっかいを出してきたりもする。だがかいの方はかいの方で、ただやられっぱなしになるばかりでもなくなってきていた。反撃はしないが、攻撃を躱すことも多くなってきたのだ。

これも、かいを鍛える役に立っていたということだろうか。ただまあ、明らかに自分より強い相手を前にするとヘタレるのは変わらないが。

しかし、しょうを相手にしてやられっぱなしじゃなくなったのは、実はかなり強くなったということでもあると思う。

とまあ、それはそれとしてように話を戻すと、シモーヌが俺に近付こうとすると飛んできて、間に割り込み、彼女を睨み付けた上で「ギギギ」と威嚇音を発することもある。別にシモーヌ自身は俺に話を訊こうとしただけで色目を使ったりした訳じゃない。

この辺りは種族の違いなのでいかんともしがたいか。

そんな訳で、俺はようの相手もすることになっていた。しかも、しょうができた時よりも頻繁に求めてくる。それこそ三日に一回くらいのペースでだ。

これはひょっとして、雌として成熟度を増してきているということなのか? 見た目は相変わらず小柄で幼さも感じるんだが、そのギャップがまたなんとも。って、ゲフンゲフン。

ただ、俺に甘えてくれるのは悪い気はしない。気が向かなきゃ視線も向けないクセに、勝手な奴だよ。本当に猫のようだ。でもそこがまた可愛い。

そうしてようの相手をした後で、宇宙船のリビングに戻りエレクシアが淹れてくれた<お茶>をいただく。というのも、お茶に似た植物が見付かって、分析してみるとこれが本当にお茶の葉とほぼ同じ成分を持っていて、セシリアがデータベースに残っていたお茶の製法を基に再現してくれたのだ。そうしてできたものが完全に普通の<緑茶>で、なんだか俺も嬉しくなってしまったりしたのだった。

贅沢を言わせてもらえばコーヒーの方もと思うんだが、今のところコーヒー豆に似たものは発見されていない。コーネリアス号に残されていたコーヒーももう少なかったからな。あちらも長い遭難生活で大事に飲んでいたんだろう。

食料関係の物資についてはほぼ底をついてる状態だった。

彼らの苦労がしのばれるというものか。

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