未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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新世代

走・凱編 朋群

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リヴィアターネの件の真実がどうであれ、もう俺には関係ないことだけどな。この惑星から出られない以上は。

と、ビアンカと一緒に集落候補地の開発計画を考えてると、彼女が不意に、

「ところで、この惑星には名前があるんですか?」

などと訊いてきた。

それに対して俺は、

「ああ、名前ね。実はまだ考えてないんだ」

正直に答える。

と言うのも、俺自身はあまり気にしてこなかったんだよな。何しろ誰かに紹介するわけでもなかったし。

『ここ』とか『この惑星』で間に合ってたんだ。

「そういうことが気にならないんですか?」

などと訊かれても、

「そうだなあ。あんまり」

としか応えようがない。まあ俺の性格だな。

エレクシアも、

「それがマスターですから」

って感じで素っ気ない。

「じゃあ、せっかくですからここで名前を決めませんか?」

ビアンカの申し出に、俺も、

「うん、そうだな。必要だと感じる人がいるんなら、決めてもいいか」

そう思えた。

そんなわけで、エレクシアが木を伐採して広げてる間にあれこれ考えてみた。

光莉ひかり……じゃさすがに安直か。<黎明>……<明光みょうこう>……<蓬栄ほうえい>……

って、そもそも第一発見者は俺じゃないんだよな。今のところ、ビアンカ達が第一発見者ってことになるのか』

なので、

「すぐには思い付かないし、それに先に発見したのはビアンカ達だろ? 帰ってからシモーヌやひかり達も一緒に考えよう」

って言わせてもらう。

「そうですね。それがいいです」

となった。



で、家に帰って家族で集まったんだが、

「なんか、いまさらって感じがする」

あかりが頭を掻きながら言った。

「今までずっと気にしないでやってきたし、急に言われても思い付かないよ」

「確かに……」

それが俺達だった。

拘らないことは本当に拘らないんだ。

だから、

「シモーヌやビアンカが先に発見したんだから、二人で付けたらどうかな?」

本音を言うと面倒臭いから丸投げしたってところなんだが、

「でも、ボスは錬是れんぜだから」

って、シモーヌが俺に返してきた。しかもビアンカまで、

「私もそれでいいと思います。私達は上手く折り合えなかったけど、錬是れんぜはもうここの住人として根付いてるし」

とか何とか、丸投げしようとしたら丸々返された。

むう……!

「やっぱりお父さんが決めたらいいと私も思う」

ひかりまでそんなことを。

もうことここに至って俺の方としても、

「分かった分かった。じゃあ、俺が勝手に決めていいんだな?」

一応念押しさせてもらった上で、

「はい、それでいいと思います」

「異論はありません」

とまで言われちゃあ、覚悟を決めるしかない。

「よし、じゃ、<朋群ほうむ>でどうかな? 『ともの群れ』で朋群ほうむ。家|(ホーム)とかけてみたんだが」

あまり難しく考えても思い付きそうになかったので、パッと頭に浮かんだを提案してみたのだった。

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