未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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新世代

翔編 妊娠

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新暦〇〇三十一年一月六日。



しばらくしょうすいについて触れてこなかったが、まあ触れないということはつまり触れる必要もないくらい平穏な毎日だったということだ。

ただ、どうやらしょうが第二子を妊娠した可能性がある。今まで以上にイラついた様子を見せていたからだ。たいが近付こうとすると、

「ぎーっ!」

と威嚇してきたりさえするし。

『妊娠は病気じゃない』

と言われるものの、いやいや、明らかに普段の状態とは違うようになるんだから、病気じゃないのは事実でも、だからと言って気遣う必要もないとかいうのは違うだろ? 自分だって、病気とまでは言えなくても酷く疲れたりしてる時に気遣ってもらえたら嬉しくないか?

『妊娠は病気じゃないから気遣わなくていい』とか言うのなら、自分が酷く疲れてていつもどおりにできない時でも気遣ってもらう必要はないと言ってるのと一緒だぞ?

『妊娠したのは本人の勝手だろ?』

とか言うかもしれないが、それだと、

『そんなに疲れるようなことをしたのはお前の勝手』

と言われたらお終いじゃないか。たとえそれが仕事によるものだったとしても、

『だったらそんなに疲れるような職場を選ばなきゃいいだろ?』

と言われてしまうよな。

それでも、

『妊娠と仕事を一緒にするな!』

と言い張るだろうが、いやいや、そういう言い方をしてるだけでもう反発を招いてわざわざ自分から<嫌な思い>をしにいっているよな。

何しろ自分自身が、母親が妊娠したからこそ生まれてこれたわけだしな。

もしかしたら親が自分を生んだことを恨んでるのだとしても、だから目の敵にせずにいられないのだとしても、それは個人の問題であって他人に八つ当たりする筋のものじゃないと俺は思う。

何しろ俺は、今じゃ親が俺を生んでくれたことを感謝してるし。

その一方で、これまでも何度も言ったが、両親が事故で俺と妹を残して死んだことや妹の病気のことで、『何で生んだ!?』と思った時期もある。そのころには『子供が生まれる』ことについて否定的だったのも事実だ、当時の俺なら『妊娠したのは本人の勝手だろ?』と言いたくなる気持ちにも共感できたと思う。

でも、今はもう無理だ。

子供が生まれてくることに対しては無条件に喜びしか湧いてこない。

となれば、妊娠して感情が昂ぶってるしょうの味方したくなるのも当然ってもんだろ?

ましてや生まれてくるのは俺の孫だし。

またすいの方も、まあまあ順調のようだな。とは言え、しょうりょうと違ってあんまりイチャイチャする感じじゃないな。しょうよりはおとなしいと思ってたが、男女関係では淡白なタイプか。

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