未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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新世代

來編 テレジアとグレイ

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で、あかりと、ビアンカ達が新しい集落に到着した時には、すでに<家>の半分と<池>が完成していた。

家は仮設用のプレハブベースだし、池の方もあくまで今後拡張していくことを前提とした仮のものだったことで間に合ったんだけどな。

「お~! いいじゃん! 十分十分!」

あかりが見るなりそう声を上げたのを、モニカが聞いていた。

映像で見る限りは、周囲に何にもないただの空き地にプレハブが建ってるだけなんだが、あかりにとってはそれで十分に見えるんだろう。

とは言え、内装などはこれからだ。

が、その辺りも、軍人であるビアンカや久利生くりうにとってはそれほど大きな問題じゃないか。テントさえ用意できないような野営に比べれば、まともな屋根と壁と床があるだけでも快適かもしれないし。

で、

「よろしくね」

ビアンカがアリス参号機とドライツェン参号機に向かって挨拶する。

これから四人の生活をサポートしてくれる存在だからな。

「んじゃ、さっそく、名前付けてあげなよ」

あかりがビアンカに向かってそう提案する。

「いいの?」

「いいのいいの。ここはビアンカに任せる」

あかりは胸を張って応えるが、ビアンカは久利生くりうの方に視線を向けた。一応、お伺いを立てようとしてるんだろう。

「いいよ。僕もビアンカに任せる」

久利生くりうが応えてくれたので、

「ん~…、じゃあ、テレジアとグレイで」

アリス参号機、ドライツェン参号機それぞれを指差した。

「ちなみに由来は?」

あかりの問い掛けに、

「実家で飼ってた猫の名前」

とのこと。

こうして、アリス参号機は<テレジア>。ドライツェン参号機は<グレイ>となった。

「よろしく、テレジア、グレイ」

「よろしく頼むよ」

ビアンカと久利生くりうが挨拶すると、

「こちらこそ、よろしくお願いします」

テレジアとグレイが声を揃えて応える。

こうして挨拶も程々に、あかり達も一緒に集落作りを進める。

と言っても、あかり達がするのは主に自分達の家に電磁調理器コンロや洗濯機を設置したり日用品の準備なので、ただの引っ越し作業かもしれないが。

ちなみに、きたるはさっそく池に入って居心地を確かめているようだ。

現状ではやや小さいものの、これはあくまで仮の池。すぐ隣に更に大きいのを掘り始めている。掘削が完了したら水路を繋げて池にするわけだ。これも、数日中には完成予定だな。

エレクシアなら二日で完成させるところだが、モニカとハートマンにはそこまで望めないし。



なお、小さな川のほとりの開けた場所なので、そう達とは別のレオンやオオカミ竜オオカミからも丸見えなものの、さすがにあまりの異様さからかなり遠巻きに様子を見ているのがドローンによって確認できただけで、いきなり襲い掛かってきたりはしないようだ。

もっとも、襲撃したところで、武装したあかり、ビアンカ、久利生くりうに加え、クロコディアのきたるに、モニカ、ハートマン、テレジア、グレイが相手では、おそらく一分ももたないだろうな。

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