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新世代
來編 殺戮マシン
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で、この時、ビアンカと久利生がどうしていたかの詳細については、さすがにプライバシーの観点から俺も聞いてないし触れない。
ただ、銃声や灯の声を聞いた二人が身構えたのを、テレジアが、
「現在の体制で十分に対処可能な状況です。もしお二人の手が必要になればその時にはお知らせしますので、待機をお願いします」
と声を掛けてくれたそうだ。
もっとも、『待機をお願いします』と言われたところで、外がドンパチ騒々しい間は、とても落ち着けるような状態じゃなかったそうだが。
まあそれはさて置いて、襲撃してきたオオカミ竜を撃退するべく、灯はモニカやハートマンの援護を受けながら突撃した。それは、來を援護するためでもある。
一番近くにいたオオカミ竜に喰らいついた來に、他のオオカミ竜が襲い掛かろうとするのを、灯が自動小銃でなぎ払う。
スタン弾なので、よっぽど当たり所が悪くない限り、基本的に即死まではさせられない。オオカミ竜の方も興奮してることもあってか一発二発命中しても引き下がらない。
だが、そんなことは承知の上だ。
「おらおらおらおらおらぁ~っ!! こっちだってただで食われちゃやらねーぞお!!」
銃弾をかいくぐり接近するオオカミ竜がいても、灯はするりとそれを躱し、横っ面やら腹やら背中やらにスタン弾を放つ。
しかも自動小銃の銃弾が尽きても、恐ろしい速さで蹴りを繰り出し、オオカミ竜をぶっとばす。
凌が龍然と戦った時に見せたそれに勝るとも劣らないものだった。
この辺りの足技も、アクシーズの特徴かもしれない。
加えて灯は、光と共にエレクシアから徒手格闘術の手ほどきもみっちりと受けてきている。
元々の身体能力に加えてそれだから、おそらく普通の人間の達人すら凌ぐ強さだろうな。
さらに、命のやり取りをすることについても躊躇いはない。自分の命を懸けることも、相手の命を奪うことも、だ。
野生寄りのメンタリティを持つがゆえに。
もっとも、その灯以上に<凶暴>なのが、來だろう。
喰らいついたオオカミ竜を凄まじい力で振り回し、背後から襲い掛かってくるオオカミ竜には尻尾で強烈な一撃を食らわす。人間が頭に食らえば一発で脳震盪、下手をすれば首の骨が折れるかもしれない。実際、この時のオオカミ竜も昏倒したくらいだ。
しかし、あまりに振り回したからかオオカミ竜の肉がちぎれて吹っ飛び、他のオオカミ竜にぶつかってもろとも地面に転がる。
だが來はまったく攻撃の手を緩めない。しかも返り血を浴びたその姿はあまりにも恐ろしいものだった。
久利生に甘えている時のあの色っぽさなど微塵もない、まさに、
<殺戮マシン>
さながらの恐ろしいものなのだった。
ただ、銃声や灯の声を聞いた二人が身構えたのを、テレジアが、
「現在の体制で十分に対処可能な状況です。もしお二人の手が必要になればその時にはお知らせしますので、待機をお願いします」
と声を掛けてくれたそうだ。
もっとも、『待機をお願いします』と言われたところで、外がドンパチ騒々しい間は、とても落ち着けるような状態じゃなかったそうだが。
まあそれはさて置いて、襲撃してきたオオカミ竜を撃退するべく、灯はモニカやハートマンの援護を受けながら突撃した。それは、來を援護するためでもある。
一番近くにいたオオカミ竜に喰らいついた來に、他のオオカミ竜が襲い掛かろうとするのを、灯が自動小銃でなぎ払う。
スタン弾なので、よっぽど当たり所が悪くない限り、基本的に即死まではさせられない。オオカミ竜の方も興奮してることもあってか一発二発命中しても引き下がらない。
だが、そんなことは承知の上だ。
「おらおらおらおらおらぁ~っ!! こっちだってただで食われちゃやらねーぞお!!」
銃弾をかいくぐり接近するオオカミ竜がいても、灯はするりとそれを躱し、横っ面やら腹やら背中やらにスタン弾を放つ。
しかも自動小銃の銃弾が尽きても、恐ろしい速さで蹴りを繰り出し、オオカミ竜をぶっとばす。
凌が龍然と戦った時に見せたそれに勝るとも劣らないものだった。
この辺りの足技も、アクシーズの特徴かもしれない。
加えて灯は、光と共にエレクシアから徒手格闘術の手ほどきもみっちりと受けてきている。
元々の身体能力に加えてそれだから、おそらく普通の人間の達人すら凌ぐ強さだろうな。
さらに、命のやり取りをすることについても躊躇いはない。自分の命を懸けることも、相手の命を奪うことも、だ。
野生寄りのメンタリティを持つがゆえに。
もっとも、その灯以上に<凶暴>なのが、來だろう。
喰らいついたオオカミ竜を凄まじい力で振り回し、背後から襲い掛かってくるオオカミ竜には尻尾で強烈な一撃を食らわす。人間が頭に食らえば一発で脳震盪、下手をすれば首の骨が折れるかもしれない。実際、この時のオオカミ竜も昏倒したくらいだ。
しかし、あまりに振り回したからかオオカミ竜の肉がちぎれて吹っ飛び、他のオオカミ竜にぶつかってもろとも地面に転がる。
だが來はまったく攻撃の手を緩めない。しかも返り血を浴びたその姿はあまりにも恐ろしいものだった。
久利生に甘えている時のあの色っぽさなど微塵もない、まさに、
<殺戮マシン>
さながらの恐ろしいものなのだった。
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