未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第三世代

モニカとハートマン編 早熟な男子

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こうして、多少の危うさもはらみつつ、ビクキアテグ村でのルコアの生活も穏やかなものになっていた。

コーネリアス号に連れて行ったことで少々ナーバスになっていたきたるも落ち着き、未来みらいに好きにさせるようになったしな。しかも、未来みらい自身、さらにルコアとの距離を詰めていった。

服を着るのを嫌がり、何より、水中にいることが多いことで常にすっぽんぽんの未来みらいの姿に、ルコアの方も慣れてきたようだ。最初は視線を泳がせていたりしたんだがな。たぶん、透明な皮膚にファンデーションを塗ってるんじゃなかったら、顔を真っ赤にしていただろう。

「こんにちは」

ルコアが笑顔で声を掛けると、

「う~、あっ!」

何やらドヤ顔で元気に返事をしてくれる。そして、ルコアの体に掴まって、よじ登り始めた。

「あ、あ…ええ……?」

思いがけないそれに戸惑うルコアが、救いを求めるように、と言うか、

『どうしたらいいの…!?』

とでも言いたげな表情でビアンカやあかりを見る。

そんな彼女に、あかりは、

「だっこしたげてよ。ルコアのことが好きなんだよ」

にっこりと笑顔で告げる。

「あ…あ、うん……」

言われて、ルコアは、未来みらいの体を抱き上げた。

瞬間、彼女の表情がハッとなる。

「柔らかい…けど、かっちりしてる……重い……!」

思わず呟くと、今度は久利生くりうが、

「そうだね。見た目以上に筋肉質なんだ。一見しただけなら地球人と変わらないけど、さすがに野生で生きられるだけの素養を秘めてるということだろうね」

少し自慢げに言った。いや、彼にとっても第一子である未来みらいのことが間違いなく自慢なんだ。こんなに幼いのに力強く、瑞々しい命そのものの我が子が。

はっきり言って<親バカ>である。でも、共感できるぞ、その気持ち。俺もそうだった。

なんて、<父親ズ>のことは脇に置き、ルコアに抱かれた未来みらいは、

「む~ふっ!」

と鼻息も荒く満足げな表情。それがどことなく、

『お前は俺のものだ!』

とでも言いたげにも見える気がする。

と言うか、たぶん、そうなんだろう。未来みらいにしてみれば、魅力的な雌に猛アタックを掛けているつもりだったに違いない。

なんというマセガキ…! とと、違う違う、<早熟な男子>。

が、ルコアの方はそれをどこまで察しているのかはいささか疑問だが、自分が好かれていることは理解したらしく、まんざらでもない様子だった。

おかしな下心もなく真っ直ぐに自分に向けられた好意が嬉しかったのかもしれない。

ここまでは、どうしても大人ばかりを相手にしてる状態だったからな。気遣われていることは察していても、ある意味じゃそれは距離を感じさせるものだったのも事実だろうな。

だけど未来みらいの掛け値なしのそれは、ルコアにとっても新鮮だったに違いない。

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