未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第三世代

ビアンカ編 社会にとってのリスク

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「おーっ!」

ビアンカの鍛錬を目の当たりにした未来みらいは、感心したように目を見開いて声を上げた。これまでにも何度も見てきてるものの、その度に圧倒されるようだ。

彼女の強さを実感している未来みらいは、

<強くてしかも自分を認めてくれてる存在>

である彼女のことも、一目置いてくれている。

対して、ルコアのことは、

<オレの雌>

という認識らしいけどな。自分の姉としての、

<お姉ちゃん>

ではなく。

いやはや、マセガキだよ。でも、同時に、頼もしくもある。

そんな未来みらいを、ビアンカは、ちゃんと受け入れてくれていた。彼女にしてみれば、<愛した男性と他の女性の間に生まれた子供>なわけで、しかもその女性も、すでに久利生くりうに対しては関心も失われているもののすぐ近くに暮らしているわけで、普通なら受け入れられなくても不思議はない。ビアンカ自身、元の<人間(地球人)の世界>では、受け入れることはできなかったかもしれないと言っている。

ただここは、そういう<人間の常識>が全く通用しない世界。それを考えると受け入れざるを得なかったというのは、まあ、あるだろうな。

そしてそれは、俺やシモーヌ経験がしたものでもある。

加えて、ビアンカの場合は、<アラニーズ>という、とても普通なら受け入れ難い存在に生まれついて、そんな自分を認めて受け入れざるを得なかったことが、まず前提としてある。この時点で、一旦、人間(地球人)としての常識から何から丸ごとぶっ壊されたわけで、それに比べればというのもあるだろう。

その上で、彼女は、高い<攻撃力>と<攻撃性>を兼ね備えた未来みらいに、

<人間としての在り方>

を示そうとしてくれている。言葉で口煩く言うんじゃなくて、普段の自分の振る舞いで、な。

『話し合いで解決できることは話し合いで、しかし、その余地の一切ない<埒外の外敵>に対しては、冷静かつ苛烈に躊躇なく全力をもって対処する』

という、

未来みらいのようなタイプの人間がこの世界で生きる上で必要な在り方>

をだ。

未来みらいのように高い攻撃力と攻撃性を兼ね備えた者に、

『力尽くで相手を従える』

という発想を与えると何が起こるかは、<人間(地球人)の歴史>が物語っている。

本来は守るべき味方に対してまで、その攻撃力と攻撃性を向け、従わせようとするんだ。

『味方を守るべき<力>が、<味方を虐げる理不尽>に変わる』

ってことが起こるんだよ。それが分かってる以上、未来みらいにそういう考え方をさせるわけにはいかない。これは、

未来みらい自身が<社会にとってのリスク>になることを防ぐ』

ためでもあるんだ。

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