未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第三世代

新編 元も子もない

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まあ、取り敢えず、ドーベルマンMPM四十号機と四十一号機を配したことで、せいともなんとか折り合いをつけて穏当?に<お隣さん>として生きていけるだろうと思う。

もしかすると駿しゅんの群れには被害が出るかもしれないが、そこまではな。さりとて、駿しゅん達も呑気に構えてるわけじゃないから、ちゃんと対処もするだろう。

なお、現在、しんえいのために配したドーベルマンMPMは、現在は四十号機と四十一号機だが、何度も言うようにドーベルマンMPMは基本的に<個性>というものが生じるような仕様にはなっていないので、メンテナンスなどの都合で入れ替えが生じる可能性はある。機体が入れ替わっても対応が変わらないのがドーベルマンMPMの強みだ。

この辺は、アリスやドライツェンとは違う。

ただ、これらロボットについては少々頭の痛い問題が浮き彫りになりつつあるんだが、それについてはまた改めて触れることにしよう。



それはそれとして、同時に派遣してもらった四十二号機については、無事、ばんの観察を始められたようだ。特に何か大きなことがない限りは触れることはないと思うが、早速、ばんが、自分の縄張りに侵入してきた雌のヒト蜘蛛アラクネと衝突してこれを撃破。食ってしまったようだ。

ばんは、<人間そっくりの部分>は女性のそれなんだが彼自身はあくまで<雄>で、せっかくの同族の雌を殺して食ってしまうとか、いやはや、野生というのはシビアだな。

これがもし、繁殖期なら、そのまま交尾ということもあったんだろうが、間が悪かったか。相手の雌も、ヒト蜘蛛アラクネの習性として縄張りの拡大を狙っただけだろうし、こういうものとはいえ、残念だ。

ちなみに、現時点では、ヒト蜘蛛アラクネには<好み>というものはないらしいと推測されている。求愛行動も、しないわけではないらしいがあまりそれは重要ではなく、たまたま出会った相手と交尾するというのが基本のようだ。個体数が限られているので、チャンスは確実にものにするということなんだろう。

この辺りは、同じく密林においては最上位捕食者になるであろうマンティアンとは違っている。めいに迫って相手にされず、結果的にかくに殺されて食われてしまったさくの例でも分かる通り、こちらには<好み>というのがあるようだし。

同じ野生の生き物でも、それぞれ、違うということだ。

なお、ヒト蜘蛛アラクネの<交尾>は、雄がいわゆる<精嚢>と呼ばれる精子が詰まった袋を雌に受け渡すことで行われるので、ほんの一分かそこらで終わってしまう。そして交尾が終われば急いでお互いに離れるんだ。せっかく交尾したのに雄が雌を食っちまったら元も子もないからな。

ただし、その逆は、成立する。雌が雄を食ってしまうというのは。

これについては、カマキリとかが有名だな。

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