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第三世代
新編 文句は自分の家族に
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地球人には、他人の痛みや苦しみや悲しみを嘲笑う奴らもいる。たぶんそれは、自分よりも不幸そうな相手を見下すことで癒されようとする心理なんだろう。
俺の妹の光莉が大変な病気に罹ったことを嘲笑う奴らもいた。正直、許されるなら俺はそいつらを殺していただろうな。許されることじゃないから、何より光莉が悲しむのが分かっていたから、やらなかっただけだ。
しかし、なぜ、そんなことをする? 俺がそういう奴らに対して殺意を抱いたように、怒りを買ったり恨まれたりするのは分かりきってるよな? 実際、それが原因で事件になったことも無数にあったはずだ。それなのになぜ、いつまで経っても学習しない?
それは結局、そうやって自分を慰めなきゃいられない、ストレスを転嫁せずにいられない、精神的に追い詰められてる奴がいるってことなんだという気はするよ。
だったら、そういう世の中を変えていきたいとは思わないか?
『そんなこと、できるはずがない』
だって? じゃあそれを言う前に、せめて自分の周りだけでも変えてみようと努力したのか? 自分の家族の間だけでも、互いに蔑み合って嘲り合って家族の中でストレスを醸成することをしないように努力をしたのか?
『自分だけがやろうとしても他の奴らはやってくれない!』
と、やってみる前から諦めて放棄してたんじゃないのか?
そうやって自分以外の誰かが救ってくれることを期待してるだけで幸せになれるなら、誰も苦労はしない。
まあ、そういう俺だって、赤の他人に対してまでは労ってやろうとはなかなか思えないが。思えないが、少なくとも、自分の家族を蔑み嘲り見下してとは、しないつもりだぞ。赤の他人に対しても、積極的にそんなことをするつもりもない。
その上で、家族は労いたいと思うんだ。それができる家庭を作りたいと思うんだ。たったその程度の努力もせずに、
『自分は不幸だ! だから他人が不幸だったら嬉しいんだ!』
とか言う奴は、俺だって救いたいとは思わないな。勝手に不幸になっててくれ。そしてもし、俺の家族に危害を加えようとするなら、実力をもって抵抗する。
それだけだ。
『他人の不幸は蜜の味』
『人間は他者の不幸を喜ばずにいられない生き物だ』
そんな、
<自分が幸せになるための努力をしないのを他者の所為にしている輩の戯言>
だとか、なんで真に受けなきゃいけないんだ? 別に大きな病気をしてるわけでも事故に遭ったわけでも災害に巻き込まれたわけでもないのに、
『誰も助けてくれない! 自分は不幸だ!』
なんて考えてる奴まで構ってられるか。文句は自分の家族に言え。
もっとも、そうやって文句ばっかり言ってる家族を助けたいと思ってくれるかどうかは、俺の知ったことじゃないけどな。
俺の妹の光莉が大変な病気に罹ったことを嘲笑う奴らもいた。正直、許されるなら俺はそいつらを殺していただろうな。許されることじゃないから、何より光莉が悲しむのが分かっていたから、やらなかっただけだ。
しかし、なぜ、そんなことをする? 俺がそういう奴らに対して殺意を抱いたように、怒りを買ったり恨まれたりするのは分かりきってるよな? 実際、それが原因で事件になったことも無数にあったはずだ。それなのになぜ、いつまで経っても学習しない?
それは結局、そうやって自分を慰めなきゃいられない、ストレスを転嫁せずにいられない、精神的に追い詰められてる奴がいるってことなんだという気はするよ。
だったら、そういう世の中を変えていきたいとは思わないか?
『そんなこと、できるはずがない』
だって? じゃあそれを言う前に、せめて自分の周りだけでも変えてみようと努力したのか? 自分の家族の間だけでも、互いに蔑み合って嘲り合って家族の中でストレスを醸成することをしないように努力をしたのか?
『自分だけがやろうとしても他の奴らはやってくれない!』
と、やってみる前から諦めて放棄してたんじゃないのか?
そうやって自分以外の誰かが救ってくれることを期待してるだけで幸せになれるなら、誰も苦労はしない。
まあ、そういう俺だって、赤の他人に対してまでは労ってやろうとはなかなか思えないが。思えないが、少なくとも、自分の家族を蔑み嘲り見下してとは、しないつもりだぞ。赤の他人に対しても、積極的にそんなことをするつもりもない。
その上で、家族は労いたいと思うんだ。それができる家庭を作りたいと思うんだ。たったその程度の努力もせずに、
『自分は不幸だ! だから他人が不幸だったら嬉しいんだ!』
とか言う奴は、俺だって救いたいとは思わないな。勝手に不幸になっててくれ。そしてもし、俺の家族に危害を加えようとするなら、実力をもって抵抗する。
それだけだ。
『他人の不幸は蜜の味』
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だとか、なんで真に受けなきゃいけないんだ? 別に大きな病気をしてるわけでも事故に遭ったわけでも災害に巻き込まれたわけでもないのに、
『誰も助けてくれない! 自分は不幸だ!』
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