未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

玲編 遊び方

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新暦〇〇三五年八月四日



れいについては、まどかひなたうららも、構うことがない。同じ年頃の子供ではあるが、敢えて自分達の感覚を押し付けるようなことはしないんだ。

自分達とはまったく感覚が噛み合わないことをきちんと理解し、押し付けるようなことはしないでいてくれてるんだよ。

『みんな仲良く』

とは学校とかではそれこそよく言われることではあるものの、そんなのはおおよそ無理であると地球人ならだいたい誰でも分かるはずだ。『みんな仲良く』と言ってる当人がそれこそ反りの合わない相手に対しては攻撃的だったり冷淡だったりするだろう? もしくは、自分の価値観を一方的に押し付けて相手の苦痛については一切斟酌しないというのもあったりするしな。

だから俺は、別に無理に仲良くしろとは言わない。ただ攻撃的だったり邪険だったりしないでいてくれればいいんだ。相手と穏当に折り合ってもらえればそれでいい。そしてまどかひなたうららも、れいに対して自分達に合わせて遊ぶことを強要しなかった。

それでいいんだよ。

れいの方も、構ってもらえないからと僻んだりもしない。マンティアンの気質を考えればそれがむしろ自然なんだ。

もしこれが、

『本当は構ってもらいたいけど言い出せない』

とかだったら、メイトギアであるエレクシアやセシリアがそれを察知してくれる。れいのバイタルサインやわずかに見せる表情や仕草を解析して。

けれど、れいからはそういうのは一切、検知できなかったそうだ。むしろめいじょうの方が、兄弟姉妹達と少しは関わろうとする傾向がみられたくらいなんだと。それは<俺の子>だった影響が考えられる。

一方、れいは、見た目こそ地球人そのものではあるものの、混じりっ気のない純血のマンティアンだ。だからめいじょう以上にれっきとしたマンティアンなんだろう。

そんなれいに対して自分達の価値観を押し付けず、無理に一緒に遊ぼうとせず、それでいて蔑ろにするわけでもないまどかひなたうららを誇りに思う。

地球人の社会の問題の多くは、結局、他者との距離感の掴み方で失敗したからこそのもののはずなんだ。

幼い子供が、

『あの子は自分達の遊び方に合わせてくれないからイジメよう』

みたいなことでイジメたりというのも、結局はそういうことじゃないか。そこで、

『それぞれ遊び方も違うし考え方も違う』

ってのをきちんと大人が諭しておけば、気の合う者同士でグループを作って楽しく遊んでおけばいいってのを実践してくれると思うんだがな。

そこで、大人が、

『メンドクサイ』

と考えて対処しないのは大人の側の<甘え>ってもんだと俺は思う。

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