未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

玲編 防衛体制

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めいれいえいきゅう号機、拾弐じゅうに号機の連携は、ほぼ完璧と言ってよかっただろう。普通のマンティアン相手ならたちどころに退けてしまったであろうくらいには。

なのに、龍昇りゅうしょうはその数の差をまるでものともしなかった。向こうとしても攻めあぐねてはいるようだが、まったく焦りを感じさせない。状況が不利なようには見えない。むしろ冷静にめい達の力を図っている印象さえあった。

事実、狙いを完全にめいに定めたようだ。おそらくこの中では最も弱いであろうめいに。

本当に憎たらしいくらいにクレバーだよ。

無論、めいも黙ってやられたりはしない。全盛時に比べれば俺の目からも明らかに衰えてはいるものの、だからといって諦めたりもしない。間違いなく自分の力で殺すつもりで攻撃してるのが分かる。そして、じんを通して受け継いだエレクシア譲りの<格闘術>で、肉体の衰えをカバーしているのも確かだった。

足の運びでスピードに勝る龍昇りゅうしょうの攻撃をはぐらかし、そこにれいえいきゅう号機や拾弐じゅうに号機が攻撃を加える。龍昇りゅうしょうとしてもそれらすべてを完全には躱しきれないものの、持ち前のタフネスさとインパクトの瞬間に微妙に体をひねることで衝撃を逃し、ダメージにならないようにしているのが伝わってくる。

ここまでのところで父親であろう龍然りゅうぜんほどの異常なまでの強さは見られないものの、普通のマンティアンなら瞬殺されてもまったくおかしくないそれに、背筋が寒くなる。こういうのが増えてしまうと、防衛体制を根本から見直さなくちゃいけなくなるだろう。

なにしろ、ドーベルマンDK-aを恐れないんだ。これまでは多くの動物がドーベルマンDK-aやドーベルマンMPMを恐れて近寄らなかったから、たまに現れる無謀な奴に対処してればよかったものの、龍準りゅうじゅん龍昇りゅうしょうレベルのが頻繁に現れるようになったら、手が足りなくなるぞ。

おそらく、えいせいじゃ対応できないだろうし。

そのためにも、ホビットMk-Ⅱの量産は急務かも知れない。個の力では龍準りゅうじゅん龍昇りゅうしょうに対応できなくても、<戦術>と<数の暴力>で対処する形が必要だろうな。

地球人はそうして野生の獣に対抗してきたわけだし。

ただ同時に、一方的に力で排除する形にするのも好ましくないだろうというのも事実か。やっぱり目指すべきは<住み分け>であって、他者を蹂躙して思いのままにすることじゃない。そういう発想を根付かせるのはマズいと思う。

地球の歴史においても、他者を蹂躙し意のままに操ろうとする奴はいたし、それを国家レベルで行ってるのもいたりした。

『暴力で従わせればいい』

という発想は、人間が持つには危険すぎるんだ。

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