未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

シモーヌ編 冥福を祈る

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そうして山を越え、再び平地の密林を進む。幅三メートル程度くらいまでの<川>で、深さも五十センチ程度までであれば、突破する。

さらに進むと、今度は幅二十メートルくらいの<河>に行き当たった。実際に流れている部分の幅がそれだから、深さも数メートルはあるだろう。だから無理せず再び河沿いを上流に向かって移動する。

その河に行き当たるまでの密林でパパニアンの群れに遭遇。さらにはパルディアと思しき獣人とも遭遇した。やはり、河の近くには獣人が現れやすいということか。

しかし、不定形生物が変化したものが定着するのだとすればもっと様々な種類の獣人がいてもいいと思うんだが、地域により若干の差異はありそうなものの、まったく別種であるとまではいい難いそれだった。実際に現れる生き物は様々なのだとしても、ここの環境に適応して繁殖できる形質を持った者が生き残りやすいということかもしれない。

また、ここまでヒト蜘蛛アラクネの姿は確認できていない。どうやらヒト蜘蛛アラクネ自体、あの地域固有の存在の可能性があるな。どうしても無理のある形態だったことで、定着するのは難しかったのかもしれない。それがたまたま定着できたのがあの地域ということか。

加えて、ヒト蛇ラミアも発見されていない。サーペンティアンであるルコアはかなり安定した構造を獲得できたようだが、みずちのようなヒト蛇ラミアはやはり無理があるんだろう、何よりルコアが生き延びたのは俺達に発見されたからというのも大きいだろうしな。

だがその時、河岸に人間の頭骨らしきものが半分埋もれた形で発見された。

しかも、透明な。

頭の左側上部しかなかったが、その形状を分析したところ、九十パーセント以上の確率で<地球人のもの>であると推測できた。

ここに存在する地球人。そして透明な骨……

十中八九、シモーヌやビアンカや久利生くりうやシオと同じく<再現されたコーネリアス号の乗員>だろう。

「……」

俺達は、助けられなかった<仲間>の遺骨を前に、深く冥福を祈るしかできなかった。何しろその遺骨は、そんなに古いものじゃなかったんだ。精々が数年程度で、長くても十年程度といった傷み方で……

もしそれが正しければ、俺達がこうして穏やかな暮らしをしている陰で、孤独に命を落としたということだ。

これまでにもそうだろうと推測していたことが事実であったのがこれで確定してしまっただろう。

なれば、これからはホビットMk-Ⅱをさらに量産して捜索に充て、可能な限り救出していきたいと思った。



そんなこともありつつ五十四号機は調査を続け、そしてついに炭鉱を発見したということだ。

機体がかなり傷んできていたから、新しくドーベルマンMPMとホビットMk-Ⅱを派遣し、五十四号機には帰還してもらって、しっかりとメンテナンスを受けてもらうことにしたのだった。

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