未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

光編 すごく恵まれていた

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新暦〇〇三七年三月三日



ひかりまどかひなた萌花ほのかが穏やかなコミュニケーション能力を身に付けてくれていってる一方で、ルイーゼがすごく特異な振る舞いをするのは、<生まれつきの性格>や<生まれつきの形質>も影響しているんだろうが、そもそも彼女の実の母親もかなりぶっ飛んだ人で、しかも彼女の実の母親を養子に迎えた<義理の祖父>も、著名な数学者でありつつ<変わり者>として有名だったらしい。

あくまで、『ルイーゼの母方の祖父母に比べるとまだマシ』『メイトギアのサポートが前提ではあるもののかろうじて一般的な人間社会で暮らしていける』感じだったとのこと。なれば、ルイーゼに元々そういう気性や形質があったのならそうなっても何も不思議はないだろうな。

ただ同時に、彼女も彼女の母親も母方の祖父母も義理の祖父母も、他者に対して攻撃的なタイプじゃなかった上にメイトギアのサポートがあったから、興味のあることに対してはすさまじい集中力を見せつつ攻撃的な気性は見せなかったそうだ。

実はこれも、

『上辺だけはいい人そう』

じゃなく、本当に本質的に穏やかな気性の持ち主だったから、攻撃的な振る舞いを学びようがなかったんだろうな。彼女が育つにあたってもっとも世話をしたであろうメイトギアがそもそも<攻撃的な振る舞い>を一切しなかったわけで。

だから<奇異な振る舞い>はしつつも、

『変わり者として有名な義理の祖父や実の母の下で育ったから当然』

と周囲には認識されていて、ゆえに周囲からも<そもそもそういう人>と見られていたことが幸いしたのかもしれないな。しかも祖父は、ルイーゼの実の母親やルイーゼが入学する際に多額の寄付をしたこともあって、特に丁寧に扱ってもらえたんだという。

つまり、周囲の攻撃的な振る舞いにも、あくまで『比較的』ではありつつそこまできつく曝されなかったというのもあるのかも。

『実の祖父母がホームレスだった』

なんていう境遇にありながらも、その部分以外ではすごく恵まれていたんじゃないかなという印象はある。

『周囲の人間が過剰に攻撃的でなかった』

というのも大きい気がするよ。攻撃的に接してこられると、どうしてもそれに対処しないといけなくなるし、

『相手が攻撃的に迫ってくるんだから自分も』

的に思ってしまいがちなのも人間という生き物だからな。

『周りは優しくしてくれてたのに攻撃的な奴もいた!』

とか言うのもいたとしても、いや、そいつの人生のどれだけをしっかりと確認できたって言うんだよ? 特に人間の親は、外面を取り繕うことには熱心だしな。

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