未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

光編 手本を示して

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こうして、萌花ほのかの<やらかし>は、ひかりの迅速な対処のおかげで最悪の事態には至らずに済んだ。あの若いアクシーズにしても命を落とさずに済んだんだから、俺としては満足だ。

いくら、

『初手で最大の攻撃を加えるのが結局は被害を抑えることもある』

と言ったって、いきなり銃で撃ち殺すというのも、野生に生きる者相手にはさすがに狡い気もするしな。何しろ相手は銃なんか持ってるわけないし。

まあとにかく今回は無事に済んでよかったよ。

「ごめんなさい……」

ひかりに連れられて集落に戻ってきた萌花ほのかは、しょげかえっていた。そんな彼女に対して俺は、こちらも問題ないことが確認された錬慈れんじを抱いて、

「自分がよくないことをしたと分かってるならそれでいい。次からは気を付けるんだぞ」

膝をつき視線を合わせ、落ち着いて言葉を掛けた。すると萌花ほのかはポロポロと涙を流し始めて。

「あなたが無事で本当に良かった……」

ひかりが抱き上げてそっと頭を撫でる。

もしかすると今後また、同じように気になるものを見付けてしまったらそちらに意識が引っ張られて失念してしまうかもしれない。だが、そういう失敗を繰り返し人間は成長していくものだ。

「成長と共に視野狭窄も改まっていくものです。それが致命的な事態を招かぬよう、周囲が見守ることが必要とされています」

エレクシアがそう語ってくれる。

その通りだな。だからこそ人間はロボットを発展させたというのもある。今回のような<エアポケット>はそうそう生じることでもない。あくまで、『こういうこともある』と肝に銘じておく必要があるというだけの話だ。

無事で済んだのなら、<貴重な経験>ということでいいさ。



俺の跡を継いでこの集落のボスの役目を立派に果たしてくれそうなひかりの姿と、我が子を全力で守ろうとする母親としてのひかりの姿を改めて確認できて、俺は満足だ。

何より、自分の子供の失敗を蔑んだり嘲笑ったりしないことにホッとしたよ。

地球人がとにかく他者を蔑んだり嘲笑ったりするのを当たり前のように思っているのは、結局、当人が親や身近な大人から日常的に蔑まれ嘲笑われたりしてきた経験の真似であることも判明してる。幼少期に親や身近な大人がそういう姿を見せてきたからこそそうするのが当たり前だと思ってしまうわけだ。

しかしひかりまどかひなた萌花ほのかに対して蔑んだり嘲笑ったりしないのは、俺がひかりをはじめ子供達に対してそんな姿を見せないように心掛けてきたからだというのが改めて実感できた。

後は、ひかりの姿を見てまどかひなた萌花ほのかが、

『相手を蔑み嘲笑うような振る舞いは当たり前じゃない』

と学び取ってくれればそれでいい。

もちろん、錬慈れんじにも改めて手本を示していかなきゃな。

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